ＮＨＫ『刀一振りに奥儀あり～殺陣師～』

ＮＨＫ『刀一振りに奥儀あり～殺陣師～』

刀一振りに奥儀あり～殺陣師～というＴＶ番組の録画です。
大河ドラマの殺陣師で、殺陣アクション専門集団"若駒"の代表をつとめる、この道４０年のベテラン林邦史朗さんにスポットをあてた番組です。

当時放送していた金曜時代劇「オトコマエ！」なども例に。

日本のチャンバラ、殺陣がどのようにつくられているのか。
迫真の演技と視覚のトリック、カメラとの連携、そしてアクション監督・監修をつとめる殺陣師の役割など。

４５分の中に詰め込みすぎかと思うほどの内容です。
剣や槍を扱う際の体の使い方や、侍の所作の右左の違いなども説明があって、そうした点もおもしろかったですね。

素手や銃撃をあつかったアクション映画がリアル志向に。

カンフーなどは「多少は俳優同士拳足があたるのが当たり前」。銃撃戦はこれでもかと小銃の乱射、爆発の連続というのが普通になりつつ今、伝統芸能的な美しさで行われる”殺陣”というのは、やや迫力にかけるように思われていますが、まだまだ開拓されていない表現があるのではないか？とそんなことを思いながら拝見しました。

残念ながらＤＶＤ化はまだのようです。

（Ｃ）ＮＨＫ　２００８年０３月１８日　午後８時放送