まずは、何でこんな画像抑えたのか忘れちゃったところから。


多分、パーツの段差とかヒケとか直すのタイヘンダッタってことをアピールしたかったんだと思われ。ww

LASRE部分のスクラッチもほぼ終了。
スジ彫りも終わって一段落の図。
で、
お次の問題は垂直尾翼です。

キットのままだと、尾翼の接着面にすごいスキマが出来ちゃいますので、コレを埋めたいのですが・・・
困るのがSR-71の垂直尾翼が内側に倒れているコト。
そのまま接着して、只スキマを埋めるだけでは、垂直尾翼内側の塗装がうまく出来なくなりそうなのです。(エアブラシでの吹き付け角度がうまく取れなかったり、塗料がいろいろに反射して表面がザラザラになるアレとかね。w)
いつもなら、それでもナントカナルダロ!って感じでエイヤで先に進んじゃうんですが、たまには少し考えます。

まず、垂直尾翼パーツを実機のオールフライングで可動するラインでいったん切り離して・・・・


根元のほうだけ接着して、スキマをポリパテで埋めるようにしました。
こうすることでほぼ障害物の無い状態で垂直尾翼の内側と機体の上面を塗装することが出来ました。

キットのピトー管はプラが柔らかくフニャフニャで、機体の上側と一体成型。当然のように作業中にへし折ったので、真鍮線を芯にして、機首にスムーズにつながる形状をポリパテでなんちゃって再現。
ピトー管にポリパテ使うとか我ながら馬鹿じゃないのかと・・・w
ここまで出来て、さぁ、塗装に向けて各パーツのサフかけだ!
と、他の細かい部品をチェックしてたらまた問題発生。
なんかね、インテークコーンの長さが左右で2mmくらい差があるのw

機体側の接着部も、片側がひどくずれていたので、悪い部分をカット。コーンは長いほうの座面を削り落とすことで、左右の寸法を合わせました。
さらに、画像を抑え忘れたのですが、このキット、プラの材質がとても柔らかく、作業中に鋭利な部位が知らず知らず丸まってくるのです。
このインテークコーンなんかひどいもので、尖ってるハズの先端がペッタンコ。
仕方が無いので、3mmの丸プラ棒をドリルレースで尖らせて、先端部分に移植して鋭利なコーンになるようにしました。
もちろん機体の角部分も数箇所、プラ板を貼ってエッジの復元・補強。
サフかけ・傷直しループを経て、いよいよ塗装開始です。

少し白を混ぜたフラットブラックを前面に吹き付けて、エナメルのブラウンとジャーマングレーを混ぜたスミでウォッシング。パステル数色で更にSR-71独特の汚れを表現しようと悪戦苦闘。
うまく出来た気がしないが、気持ちがいっぱいいっぱいになったので、やめるw
機体のNASA仕様デカールはロケッティアさんのところのを使用。
LASREポッドの各種ロゴやマーキングはMDプリンタで自作。



うわーい。完成でーす。
この後一応、飾り台も作って、2012のSHSに持って行きましたー。
BMのみなさまありがとうございましたー。
おしまい。