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只今調理中!だよーん。

プラモ大好きなおっさんののんびり製作記録と極々たまにドゥカティ900ss遊び。

IXS ENTERPRISE

2022-02-13 08:44:03 | 模型イロイロ
今となってはほとんど飛行機しか作らない私ですが、模型趣味が決定的になったきっかけは海外SFTVの宇宙船。
スタートレック/スターウォーズのスターシップ群、ウルトラセブン登場の航空機・ビークルだったりします。
特にU.S.S.エンタープライズ号・ウルトラホーク1号・イーグル・トランスポーターは格別でした。

モデラーとしての根っこがソコなので、NASAから超高速宇宙船の想像モデルとして、このIXS ENTERPRISEが発表されたときはとても心が躍り、
発表された数々の画像からスクラッチしたいとも考えました。
頭に血が上ったのも束の間で、その後数年、この事が浮かんでは消えて・・しばらくしてからきっと誰かが模型化しているに違いないと、ネット検索したら手ごろなペーパークラフトがヒット!
2000円くらいでダウンロードしました。

ペーパークラフトなんてウン十年前にお袋が持てあましたサグラダファミリアを作って以来で、とっても新鮮で楽しく作業が進みます。




このキットで大変だったのは特徴的な2つのリング。
キットの仕様では扇状に4等分されたリングを作ってから各々結合してリングにする仕様で、
どんなに気を付けて作ったつもりでも、個々の歪みや誤差が吸収しきれず、まともなリングが出来上がらない所でした。


どんなに頑張ってもガッタガタなのが出来上がるので、諦めて設計変更です。
表面のプリントはそのままに、その長さからリングの径を算出し、断面にリング状の桁を新設。
桁の周りに表面を巻き付けるように組み立て手順を変えました。


リングの作り直しはちょっと辛かったですが、なんとか完成です!



ペーパークラフトはプラモ以上に失敗に厳しいというか、後からごまかしがきかないですね。
キレイに緻密に作れる人はスゴイですわ。ホント。

えーーっと。2018年4月末ころの完成品でしたー

【追記】
スタンドはスチレンボードで簡単に作った物ですが、AMT製TOS版エンタープライズ号のキットに付属していたスタンドのオマージュです。w
言っても伝わらないかもしれませんが・・・(^^;

ハセガワ 1/72 アブロ・ランカスター カナダ防空軍レスキュー

2021-09-15 19:45:02 | 模型イロイロ
私は基本的に手が遅いので、一つ一つの完成までずいぶん間が空いたりします。
それでも前回のバルカンのように手を付けてから完成するまで数年かかるような場合は、
モチベ低下の寄り道で素組完成を目指した物など有ったりするわけで。
そんなネタが有るにもかかわらずこのブログ更新を長期間さぼった罪滅ぼしに、これからしばらくその間・・2017年頃から・・
ここに上げていなかったネタをチビチビ垂れ流そうかと思います。

まずはハセガワ1/72のアブロ・ランカスター カナダ防空軍レスキュー(多分2017年秋頃の完成)
素組なので特筆するところは無いっす。安定のハセガワクオリティー。良いキット。オススメ!




お手軽に今日はオシマイ!

さて次回はカスタムが進んでしまった900ssネタにでもしようかな・・



P-42

2016-12-06 16:49:20 | 模型イロイロ
先月中にUPしようと思ってたのに師走になっちゃいました。

前回予告の少し前に完成したロシア(旧ソ)の記録機P-42です。
軽量化のため不要な装備は全て取り外され、殆ど無塗装の機体に空気抵抗軽減のためリベットラインをパテでスムージングしてあるのが超Cool。

使用キットはズベズダ1/72。デカールにロケッティアデカールの「Challengers Ultimate」を使用。ここのデカールは薄くて密着性も良く、ホント素晴らしいです。オヌヌメ。

おもむろにテールコーンを切り飛ばして、無くなった部分をエポパテで造作



大掛かりな工作はこれくらい。
残りは不要なルーバー・ベントラルフィンの穴を埋め均し・垂直尾翼の先端切り飛ばし・前脚の泥よけ除去・ピトー管3箇所新造で改修工作は終了。

いよいよ塗装。
塗り始めてから主翼表面にかなり目立つヒケが有る事に気付く。老眼でサフ段階までで見えていなくて泣く。
塗りながら補修・スジ彫りするなどww


塗り分けに思いのほか手間取ってやっとの想いで基本塗装終了w


さてここからが問題。
実機のスムージング処理の痕跡の再現です。
基本塗装から適当に汚して終わりたいところですが、コレが無いとP-42に見えない。そして困ったことに有名なわりに資料に乏しい機体で、機体の上面・下面ほぼ全域に渡り正確にどうなっているのかが解らない。

そこでネットで拾ったクロスセクション画や他のモデラーさんの作品画像を参考に、
「こんな感じじゃないか?」と不明な部分については好みと憶測で塗ることに。

手法としては地道にエナメルのダークグレーで描き込んでいくことにしましたが
垂直尾翼一組やっただけでイヤになるし。ww


10日くらいチマチマチマチマ描きこみしてようやく先が見えるところまで行った図
(この画像の後、エンジンのブルーメタの色が気に入らず塗りなおし。)



デカール貼ってピトー管着けて完成です!整備タラップとスホーイの人のフィギュアは神様からの賜りもの!
おかげさまで思ったより良く出来たと自分では満足しています。^^






【重要w】
ズベズダのキットの材質はなんかちょっと柔らかくて他と違う感じ。
特にキャノピー(クリアパーツ)には傷が付きやすく注意が必要です。
なにより困ったことにコンパウンドが使えません。
コンパウンドかけると白濁して使い物にならなくなります。
クリアをかけると透明度はある程度戻せますが、完全には戻りません。
クリアがけ中にホコリを噛んでシンナーで2度洗ったら割れました。
私の場合、幸い塩ビ絞りを覚悟したところで神様が救いの手を差し伸べてくれましたが、
皆様におかれましては十分ご注意ください。



なお今回の制作にあたっては
神様より使用キットの選定から、間違って購入したキットの救済、コンパウンド厳禁とご神託があったにも関わらずうっかりコンパウンドをかけて損壊したキャノピーパーツの供給、そして神様の制作した整備櫓とフィギュアを賜るなど・・
神様の
バックアップがなければ完成することはありませんでした。この場にて厚く御礼申し上げます。

また随分間が開きましたが

2016-10-12 20:23:28 | 模型イロイロ
どもご無沙汰です。
ビクターが完成して、静岡ホビーショー合同展に参加してからもう5か月ですものね。

ビクターの画像は未だ撮影しなおしてなかったりしますが、プラモは作ってましたよ。
しかも意外と3機も完成してたりして。

とりあえず今回はブログのリハビリで一気に作った2機の画像を置いときますのでご笑納くださいww

まずはマクロスのバルキリーVT-1 NASA仕様。
以前作ったマルヨンNASAに使ったデカールの余りでお遊びです。


でもってNASA成分を更に補充したくなってタミヤ 1/72 F4D スカイレイをカッティングエッジのデカールでNASAエイムズ所属機に。


こんな具合でまたしてもテキトーな撮影でごめんね。

もう一つの完成品は旧ソの記録機P-42なんですが、これは制作過程の画像がいくつかあるので次回のネタにとっときます。

じゃまた。


SHSに持ってった「違う物」

2014-07-16 19:55:10 | 模型イロイロ

本題の前に、どうやら今のこのブログ、OCNのサービスが11月に終了とかで引越しせねばならんようです。引越し先はまだ確定してないけど、多分9月頃にはお知らせできるかと思います。

さて本題・・・ビクターが今年のSHSにも間に合わないので、2月頃からBM!の10周年記念企画展示の参加を目指したというお話。

テーマは10周年にちなんだ「10」。10が関連してたらなんでもいいよという緩い企画。

そして作品タイトルは「ハイパーX 目指せマッハ10!」です。

ネタはX-43。愛称はハイパーXですと。この愛称のダサさがいい。w

加速用のペガサスロケットの先端に小さなスクラムジェットエンジンを抱えたX-43がちょこんとくっついています。

実機は単にマッハ10を目指したわけではなく、スクラムジェットエンジンでマッハ10くらいの極超音速で実際に飛ばしたらエンジンがどうなるかデータを収集するために作られた試験機です。2004年にマッハ9.68ですっ飛んで帰らぬ人になりました。

その他実機についての詳細が知りたい方は勝手にググりやがれください。

つまりタイトルは自分が作りたいものをなんとか企画テーマにこじつけてゲフンゲフンなワケですね。

じゃ、作りましょか。あ、スケールは1/72ね。

資料はネットでかき集めました。

かなり信頼できそうな外観図もあったのでソレを元に材料を切った貼ったしました。

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ペガサスロケットの機体は直径18mmのABSパイプ。ロケットのノズルは使えそうなジャンクなどが見当たらなかったので0.5mmプラ板のヒートプレス。先端のX-43やペガサスロケットの翼の部分はプラ板。要所の繋ぎ形状はパテ類です。

機体の形状が単純なのでもっと簡単に出来るかと思ったら意外と手こずったのが、ペガサスロケットの表面にある薄い段差・・当初無視してABSパイプそのままでオシマイにしようと思いましたが、欲を出してプラペーパーを巻いて再現しようとしたのが間違いでした。

サフかけて磨いてたら接着剤が流れていない部分があとから気泡のようにプカプカと浮いてきて、その対処に結構時間がかかりました。

着陸脚とかが無い機体なので、展示スタンドは必須。

いかにもなスタンドを適当に作ろうかと思いましたが、資料画像に写る、実機の組み立て作業台をソレっぽく作ることにしました。

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さらに欲を出して木製のベースを作成。そして塗装へ!

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で、SHSの2日前の深夜に、完成を目前にしてX‐43の先端をポッキリ破損するとか滝汗もののトラブルが有りましたが、勢いでなんとかギリギリクリア。ww

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死ぬほど焦ったポッキリ修正画像と喜びの完成記念画像は一昨年のSR-71 LASREとのツーショット www

あーまだこの記事伸びるからね。 ちょとメシ食ってくるし!

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はい、ご馳走様でした。以下完成画像でゴザイマスーwww

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ベースはSHS後、オイルステインとニスで仕上げましたのよ。

一作品をゼロから終了までって、記事書くほうも読むほうも長くってイヤんなっちゃうね。w

じゃまたー!