只今調理中!だよーん。

プラモ大好きなおっさんののんびり製作記録と極々たまにドゥカティ900ss遊び。

スペースシャトル&747SCA その5

2018-08-29 07:43:37 | スペースシャトル&747SCA
だらだら制作記録も終わりが近づきました。

そもそも所属サークル展示会のお題に合わせ、軽い気持ちで素組完成を目指したはずだったのに、
気が付けばいろんな追加工作が入り、気の抜けない状態に。
とは言え作業自体は楽しく進んだので、私にしては短期間でオービターとSCAはなんとなく先が見えてきました。

この時2016年12月くらいだったでしょうか、楽勝でSHSにも間に合いそうなペースで作業が進み上機嫌だった私、イタズラ心がムクムクと沸き上がります。
以前ネットで目にして「やられた!」と思った作品を思い出し、残りの4か月でそれを実現できないかと考え始めたのが
シャトルを747に乗せたり降ろしたりするMate-Demate Device(Google検索リンク)の制作です。

このMate-Demate Device(MDD)は2種類あって、
一つはエドワーズのアームストロングリサーチセンターとケネディ宇宙センターの2か所に常設された、固定型の大きなもの。
もう一つがモバイルMDDと呼ばれるより簡素なもので、ケネディ・エドワーズ以外にシャトルが着陸した際に、そこで組み立てて運用するもの。
このモバイルMDDは結局モバイルとして運用されることはなく、ケネディ宇宙センターにほど近いバンデンバーグ空軍基地でシャトルの定期点検などを行う際に利用されていたようです。

ネットでそんな資料を眺めながら、一か月くらい固定型とモバイル型のどっちにしようかとか作り方など脳内シミュレーションしながら悶々と考えました。
そしてモバイルMDDのほうがシャトルに施したディテイールも見えるしきっと楽しい作品になるに違いないと思い、残り時間でホントに間に合うのか迷うところもありましたが制作に着手。
制作方法では初めての3Dモデリングに挑戦してみることにしました。

使用したモデリングソフトはライノセラス。
実は数年前に副業でどうかと知人から勧めがあり購入。
チュートリアルブックで勉強程度にモデリングしたりしたものの、結局副業に結びつかず高価なPC内在庫になってましたがここでようやく出番がw



MDDは寸法さえ抑えられれば、同じ形状のトラスの繰り返しと鏡像の塊で、デジタルモデリングにピッタリのアイテム。
それでも不慣れなデジタル作業で、データ完成まで1か月ほどかかりました。

プリント出力はDMM.makeに依頼。待つこと5日ほどだったでしょうか。
はじめての3Dプリントです。^^



テキトーに洗浄して塗装。組める部分は組んでから棟上げします。


棟上げに先立ち、ベース上にモデリングソフトから測定した位置に基礎のパーツ4個を接着。
自分でニセ神主になって祝詞を上げたらいよいよ棟上げ。
階段・タラップ・シャトルの吊り上げハンガーをくっつけたら出来上がりです(^^)


こうして出来てみると多少オーバースケールでも、手摺りはあったほうが良かったかなと反省。
気が向いたときにでも追加してあげようかな。

次回は完成画像並べます。ではでは。