
当時はワタシもオフロードとかオフ車とかではなく
トレールと呼んでいました。

250cc 単気筒 軽い車体に 重量車と同じサイズのタイヤをはいて、逞しそうです。

実際119キロの車体ならば 十分扱えます。
パワーは最高速以外は十分です。
ワタシはエルシノア250を永く所有していましたので、パワフルさはよくわかっています。

東京時代は近県へのツーリング、札幌移動時にもエルシノアはもちろん連れてきて、初めての
北の大地を走り回りました。
石狩浜にジープなどのオフロードコースがあり、よく練習に出かけていまして
うっかり2メートルほどの落差を落ちて下敷きになったこともあります。
若かったし力もありましたので、自分で起き上がり、エンジンもかけて
砂の壁をよじ登り 楽しい思いでです。

トレールバイクの不思議なことは、オンロードでもオフロー
ドでも同じように走れるということで
これは初めて体験したときには、ちょっとした感動でした。
CB360Tではきびいしいガレ場や砂場も普通に踏み込めるところがいいですし、
オンロードももちろん普通にもワイルドにも走れます。
連続高速走行は震動や乗車姿勢からさすがにしんどいですので、ほとんど80キロでも高速走行に
なります。
DT250は友人にオーナーもいなくて乗ったことも触れたこともありません。

もともと地味なだけの学生時代のワタシは 図書館と学生会館食堂の間の芝生にRT360ときどき駐輪してて、
どんなカッコイイ人がのっているのだろう思いつつ、当時の甘~いカップコーヒーの自販機でコーヒーのみながら
眺めていた記憶にあります。

オレンジの美しいDT250のタンク

シンプルで逞しい2サイクル単気筒の美しいエンジンと放熱冷却を担うエンジンフィンのデザインはみとれてしまいます。
クランクケースの丸みもたまりませんね。

逞しい足回りとキャラメルタイヤは定番中の定番です。

ヤマハトレール。いい響きです。
トレール車をファーストバイクにするのも大いに”あり”ですね。