10月最初の日曜は朝から自分の時間がもてた。
お天気も良く、短くても走りに行こうときめて
W3かトレーシーか少し迷ったが、
体調でトレーシーで一般道路を走ることにした。
メンテもしたので、調子もみたかった。
リアボックスにヘルメットを入れているし、
いつものバックでいいので、楽にスタートできる。
と、おもいきや、車体が重い。空気圧が落ちている。
だいぶ前から重かったのは空気圧のせいだったと気づき、
足踏み式エアポンプで規定圧にする。
奈良方面をめざすことにして、大阪城を時計回りにまわって国道8号線に入り
東大阪市石切から 阪奈道路で生駒山を越えるコースを選んだ。
高速道路の第二阪奈はトンネルで生駒山を抜けるが
一般道は山を越えるしかない。
登りのコースを試すいい機会だ。

阪奈国道が近づいてくる。
正面の山を越えてゆく。
阪奈道路にはいった。
日曜日でもあり、峠走りのバイクがどんどんとやってくる。

トレーシーは快調に上り車線を駆け上がることができました。

中腹の待避場所で停めて、東大阪市を眼下にみる。
上りからのスタートも問題なく、峠を登り切り、奈良県側にはいった。
生駒市で阪奈道路から側道に出て、近鉄東生駒駅を目指した。
手前のセルフssで給油とトイレ休憩。
ここで休憩して W3でお世話になっているBMWプロショップのモトホリックさんを訪ねてトレーシーのメンテナンスの
相談と初診をうけようと思い、メールを入れました。

開店時間よりも早く着いたので、おとなりの中華の中屋さんでランチタイムにすることに。

わかめラーメンの醤油味を選びました。

ストレート麺とコクのある醤油味がよくあってて、とても美味しく、お腹にもやさしい感じです。
日曜日でもランチメニューがあり、なかなか賑わっています。
食後はバイクを置いて近鉄東生駒駅のマックへ食後のコーヒーをいただきました。
ショップへ戻り、トレーシー現状整理してお話しして、初診をしてもらって
3500回転のトルクの谷と変速タイミングの対処メンテの方針をきめて
もらいました。
その他、数カ所確認をしてもらって、帰路ににつきました。
普段走りならば大きな問題点は少なそうなので、こころも気持ちも軽く、
帰りの阪奈道路も快走できました。
往路復路とも縦溝グルービングがあるのですが、なんとこの10インチ
タイヤはまったく苦にしません。さすが小さくてもライジアルタイヤです。
減りが早いなあと思うバトラックスですが、このときばかりは助かります。
帰路の大阪市内では速そうなスクーターに並ばれ、グランプリモードに。
出足はインジェクションのスポーツモデルにかないませんが
中間からは水冷2STのパワー爆発。ロケット加速に入ります。
鋭い出足で遠ざかりかけたスクーターにどんどん迫り、気付いて
さらにアクセルに力をこめて加速するスポーツモデルを
上りのバイパスで抜き去ります。2stエンジンの1.7kgのトルクは
4サイクルエンジンでは出せない密度の濃い加速を実現します。
次の信号停止でおばさんが運転するピンクナンバーのオンボロ125ccの
TRACYのロゴをしげしげと眺めています。
彼らが生まれるずっと前に発売されている車両です。当然知らないはずです。
停滞もありますが、オートマということもあり、苦にならず、あっというまに
上本町の自宅へ。

よく走ってくれました。降りても変な疲れがなく、実はメーターのカウルが腹部、
胸部への風をカバーしてくれていると気付きました。

トレーシーはシート形状が良いのと、前後ドラムブレーキの効きのよさ、そしてなによりも125ccを忘れさせてくれる
パワフルなエンジンで、100キロ強の航続距離だけ注意すれば、十分にツーリングを楽しめるとわかりました。

”よおし、これなら行けるな”、とトレーシーがたくましく思える一日でした。