石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

負け試合

2009-04-12 22:47:17 | Weblog
今日は長男ヨシ 野球の大事な試合があった。

いつもの練習グランドは朝から花見の客で大賑わい
今年は良いお天気が続いて 美しい桜を長いあいだ楽しむことができた。
この日曜日が花見も桜もピークだろうね

でも、ゴミの散乱には辟易する。
自動販売機の後ろに ペットボトルやゴミが隠すように
大量に捨てられていて眉をひそめてしまう。
桜の花を愛でる繊細な感性をもつ日本人のはずなのに
公共の場所をゴミで汚すなんて悲しい。

今日の試合は上に進む大事な試合だった。
この1週間、ヨシをはじめチームのメンバーは
「勝ちたい・・勝ちたい・・絶対勝つぞ!」と
バッティングや素振りや練習に励み
「絶対勝ち進もう!」と鼓舞していた。

でも、2点差で勝っていた試合なのに
最終回ツーアウト、ヨシが出した2つのフォアボールから
ミスが続いて追いつかれて同点、
結局 抽選で負けてしまった。

野球の試合というものは・・・
というよりスポーツには 勝利の女神が必ず存在するね!
運の流れがこっちに向いたり あっちに行ったり
ほんとに気まぐれで。
この女神に揺さぶられないためにも日頃の練習が大切なんだけど。

帰りの車のなか、ミスをしたひとりのメンバーが
ずーっと泣きっぱなし
みんな暗くて元気なくて私まで悲しくなってしまった。

帰宅して「お母さん、朝仏壇にお願いしていったら
  勝てていたかもしれなかったなあ。
  ほんとに悔しくて残念や、がっくりや、勝ちたかった」
それから「あのミスがなかったら・・あそこでフォアボール出さなかったら・・」
と続ける。

ヨシほど、その試合に重きをおいていない私は
「終わったことを悔やんでも駄目。
 反省はしても 済んだことをクヨクヨ思うより次ガンバロウ」
あまり励ましにも慰めにもならない無難な声かけ。

自分ひとりではどうにもならないもどかしさや
「運」や「流れ」というものを身をもって
学んでいる最中なんだと思う。

勝負をしたら必ず勝ちと負けがある。
人生だって勝ったり負けたり。
勝ち続けることはあり得ないし
負けたときにどうやって気分を取り戻し
這い上がっていくかを考えるほうが大事なこともある。

誰だって勝ち続けることを目標に努力してるけど
高校野球をはじめ、負けることがほとんど。
その悔しさ、その残念な心、反省、もどかしさ、悲しさ。
心の幅の広がりは「勝ち組」に負けてはいない

勝ったり負けたり
泣いたり笑ったり
そんな繰り返しで心の幅を広げ
その想い出が人生の宝になってくれるよう
応援隊も頑張るぞ



コメント (4)
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欲情の作法

2009-04-12 21:49:10 | Weblog
渡辺淳一「欲情の作法」読む。



どぎついタイトルで中身もどぎつい。

恋愛の名手渡辺淳一氏の恋愛実践講座ということで
ほんとに懇切丁寧に女性の口説き方が説かれている。

男性と女性の根本的な違いを精子と卵子にさかのぼり
説明されていて興味深いし
丁寧な口説き方のステップは 渡辺氏が今まで試行錯誤で
実践されてきたことなんだろうなあと
楽しく読んだ。

ホテルへの連れ込み方やベッドでの作法まで
書かれていてビックリもするけど
成る程・・成る程・・と印象に残ったことは
以下2点

一人の女性を追うべからず
たくさんの女性を追え・・・
これは笑えるけど、真理かもしれないと感じた。

とにかくマメに 何兎も追うのが男子の真髄
あちこちに目移りして一人の女性への
集中度を低くすることにメリットが出てくるそう。
軽く気さくにマメにマメに・・
何兎も追う理由が延々と延べらているが
男性的な視点で面白い。

次に、女性の心を解きほぐすポイントとして
「明るく褒める」
それも「心を入れずに褒める」ことが大事だと(笑)
あれこれ考えずに、それが本当にそうかどうかなど
考えずに、とにかく言葉に出して何でも褒める。

こんなこと書けるの、渡辺淳一さんくらいだろう。
普通、人にはどこでも褒めるところがあるから
探し出して褒めよう!とか書くでしょう。

何でもいいから深く考えずに女性を褒めてやれ!なんて
さすがのプレイボーイは違うと思った。

軽い褒め言葉は 日本人には根付いていないが
男女の潤滑油、深く考えず心を込めずにまず言う!
それが恋の勝利者第一歩だそうだ。

これを読んで、思い出した。
私の知り合いの年上男性は とにかく出会うと褒めてくれる。
軽く。すっごく軽く「綺麗な~」「可愛いな~」「旦那さんが憎らしいなあ~」
歯の浮くようなことを軽口で言うのだけど
そのキャラクターとも合っていて
ちっとも嫌な感じがしない
嫌な気はせず、むしろお世辞と思っていても嬉しいし
褒め言葉が挨拶代わりになってて
出会うと元気になってハッピーな気分になる。
その人に好感をもつ。

あるとき、何かの会でご一緒させていただいたとき
ずっと年配のぽっちゃりメガネさん(決して美人の部類に入らないけど
性格のさっぱりした素敵なひと)に
「綺麗だね~」「美人やね~」と褒めていた。
もちろん、そのメガネさんも「またまた~」と
言いながら 途端にニッコリ・キラキラと輝いて
ほんとに可愛らしい。

そんな場面を見ても、お茶目な男のひとだなあと
思わせてしまうところが このひとの凄いとこなんだけど。

やはり男性は 挨拶代わりに女性を褒めてほしい

渡辺淳一さんは 絶対まわりの女性に好かれてると思う

女にモテたい男性は ご一読を

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