関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2015年度 第6回 聖書をひもとく集い

2015-11-24 15:11:52 | 聖書をひもとく集い
日時:2015年11月10日(火)
場所:小学校3階会議室
奏楽:武藤さん


テーマ:「神は愛だ」
参加者:22名
賛美歌:讃美歌   714番 『わたしのように』

 『わたしのように』は、普段私たちが持っている讃美歌や讃美歌21には掲載されておらず、聖歌にのっています。賛美歌は、日本基督教団、バプテスト、国教団、カトリックのものなどいろいろありますが、その場にふさわしい賛美歌であれば、どの賛美歌集から歌ってもよいそうです。『わたしのように』は、収穫感謝の賛美にとてもよく、11月20日(金)の収穫感謝礼拝では、児童もこの歌を賛美するそうです。
校長先生は、この賛美歌の作詞をしたメアリー・ドッジが書いた『銀のスケート』という本を紹介して下さいました。オランダのハンスという男の子が堤防のそばを通りかかると、水がチョロチョロ流れていました。ハンスは水を手で止めて大人の人が来るのをずっと待っていました。その行為が堤防の決壊を守ったそうです。このお話しは、以前国語の教科書にも掲載されていた事があるそうです。

続いて、「神は愛だ」について冨田先生のお話しです。新約聖書「ルカによる福音書15章11節~24節 ほうとう息子のたとえ」を読みました。ここに出てくる父は神、そして2人の息子は人間のたとえだそうです。この話を通し、「神は愛だ」という事について3つお話し下さいました。
1つ目は、神は人間に自由意志を与えてくれたという事。創世記に書かれているアダムとエバがへびにそそのかされて禁じられていた木の実を食べたという話も、人間が自由意志を持っているという事です。
2つ目は、神は人間を悪い選択から救ってくれたという事。
3つ目は、神は寛大だという事です。ほうとう息子の「あなたの子と呼ばれる資格はない」という謙遜な態度に対し、父は服(栄誉のしるし)・指輪(権威のしるし)・履物(子どもであるというしるし)を与え、ほうとう息子が「子どもである」、すなわち「愛」であるという保証をしたのです。

次回は、12月8日(火)10時より、会議室にて開催します。ささやかなクリスマス会も開く予定です。ご参加お待ちしております。

2015年度 担当役員 渡辺 千佳子

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