関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2015年度 第2回 聖書をひもとく集い

2015-05-18 10:26:12 | 聖書をひもとく集い

日時:2015年5月12日(火)
場所:小学校3階会議室
奏楽:田中さん
テーマ:「祈りについて」
参加者:22名

賛美歌:讃美歌 260番 『千歳の岩』

『千歳の岩』について、校長先生のお話です。「~をしないと救われません」という宗教の教えがありますが、キリスト教では「するから救われるのではなく、何もしなくても救われる(キリストの復活により、罪はなくなった)」という教えで、この賛美歌ではその教えが歌われているそうです。

『千歳の岩』は、同じ詞に4拍子と3拍子の2つのメロディがあります。4拍子のメロディは、主にイギリスで、3拍子はアメリカで歌われ、また『讃美歌21』には、3拍子の歌が載せられています。集いでも4拍子、3拍子両方を賛美しましたが、同じ詞でも曲が変わるとかなり雰囲気が変わりました。賛美歌では、時代や編集により、詞と曲の組み合わせが違う事もあるようです。


次に、冨田先生が、旧約聖書『サムエル記上 サムエルの誕生』を通じて、
「祈りについて」をお話下さいました。サムエル記には、2人の妻を持つ夫エルカナと、ペニーナとハンナという2人の妻が登場します。ハンナはずっと子どもを欲しがっていました。子どもを授かるというのは、神から好意を得ている事とされていたからです。もう1人の妻ペニーナには子どもがおり、ハンナは辛い思いをしましたが、ハンナは夫エルカナやペニーナを抗議するのではなく、ひたすら神に祈りました。ようやく神に祈りは通じ、サムエルという子どもを授かりました。ハンナは神に感謝し、サムエルを神に委ね、後にサムエルは預言者になります。聖書には、祈りについて書かれた箇所が多くありますが、冨田先生は、他にも例をあげ、「神様は、あきらめない祈りを評価して下さっている」という事を教えて下さいました。

最後に、冨田先生は、”You Raise Me Up”という歌をYouTubeで見せて下さいました。この曲は皆様も1度は耳にした事があるのではないでしょうか?とても素晴らしい曲で、心洗われました。機会がありましたら、是非ご覧下さい。


次回は、6月9日(火)10時より、会議室にて開催します。ご参加お待ちしております。

2015年度 担当役員 渡辺 千佳子


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