日時:2019年5月7日(火)10時~11時30分
場所:小学校3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:28名
奏楽:武田さん
讃美歌:517番 「われに来よ」と主は今、
・本年度最初の「聖書をひもとく集い」が開催されました。
・新たに入学されたお子さんのご父兄の皆さんも加わって、晴れがましく有意義な会となりました。この「
集い」は、決して堅苦しい雰囲気ではないので、初めての方々もリラックスして楽しんでおられるようでし
た。
【讃美歌】
・「集い」では、毎回、最初に、校長先生が選ばれた讃美歌を歌います。
・讃美歌にまつわるエピソードの数々を校長先生が披露して下さるので、興味が尽きることなく、讃美歌への理解が深まれば深まるほど、歌う喜びもまた一層高まります。
・今回は、第1回目ということもあって、讃美歌の基礎知識についてもいくつか学びました。
ー楽譜の左上に作詞者の名前、右上に作曲家の名前が書かれている。
―讃美歌では、旋律(メロディー)はもちろん重要だが、それ以上に歌詞を大切にしている。
・今回の讃美歌517番の作詞者は、盲目の女流歌人Frances Jane(Crosby)Van Alstyne。生涯で8,000以上の詞を作ったと言われていますが、苦難の人生の中で、讃美歌と出会って“回心”し、最も多作な讃美歌作家の一人になりました。
・彼女に限らず、人生の最初に出会った讃美歌が、その人にとっての讃美歌のデファクトになると言います。
・今回の「集い」での重要な学びのポイントの一つは、聖書と讃美歌の関係についてでした。いずれも神様と人間が対話するためのものですが、聖書が、神様から人間へのメッセージであり、(解釈の多少の変更はあったとしても)、時代によらず不変であるのに対し、讃美歌は、人間が神様をその時代や環境に合わせ賛美するものであり、実際に「讃美歌集」も20年に1度ぐらいの頻度で改訂されるのだそうです。
【聖書】
・「集い」の後半は、冨田先生による聖書のお話です。
・冨田先生は毎回、主題やテーマを決めて、言葉通り「聖書をひもとき」ながら、日々の生活や子育てに、キリスト教の教えを活かしていくためのヒントや知恵についてお話しをして下さいます。
・今回は、聖書 マタイ25章:35節~46節で、テーマは「You did it to me」でした。
・「小さな者に対して親切にしたことは、神に対して親切にしたことと同じである」というメッセージが込められており、マザーテレサほか、キリスト教の多くの実践者が重視してきたフレーズです。
・冨田先生は、「聖書」の他にも、プリント教材を使用しながら、学びを深めて下さいます。
・今日は、『この一冊で聖書が分かる』(白取春彦著)の序文のコピーが配布され、聖書の全体像を俯瞰することができました。聖書が始めての方にも分かりやすかったのではないでしょうか。
・最後に先生から、聖書を学ぶ意義として、
①聖書は長い歴史に渡り世界に影響を及ぼしてきたものであること
②子どもたちが学んでいる聖書について理解を深めること
があるのではないでしょうか、と話を結ばれました。
【次回】
・次回の「集い」の開催は、6月4日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。
・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。
・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。