関西大弾圧救援会 garekitaiho1113@gmail.com

「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

なんと! 被告を退廷させ、有罪言い渡し (オキュパイ大飯)

2013年07月18日 09時48分01秒 | 「オキュパイ大飯」弾圧(9.20逮捕)
<懲役2年、執行猶予4年の有罪判決  7月17日 福井地裁>

2012年6月30日から7月2日にかけ、
関西電力・大飯原発ゲート前で36時間にわたる
「再稼働やめろ」の抗議行動(オキュパイ)を戦ったことへの報復弾圧として、
Kさんが逮捕されたのが昨年9月20日でした。

その判決公判が7月17日にあり、
Kさんに「懲役2年、執行猶予4年、未決算入50日」の不当判決がくだされました。

[注]未決算入とは
→判決が出る前に勾留されていた日数のうち、刑の執行分に算入する日数。
この件でいうと、2年から50日を引いた日数が実際の懲役に服する期間となります。

この不当な判決に対して、Kさんは、
その日のうちに控訴手続きをおこないました。
控訴審(2審)は、名古屋高裁金沢支部でひらかれることになります。




★Kさんから メッセージ★

オキュパイ大飯弾圧被告のK(川崎)です。
いつもお世話になっています。

7月17日、福井地裁での判決公判の「報告を書け」との要請に
まじめにお答えするべきなのですが、ドヒャーン。またしても大失敗。
判決言い渡しの前に「退廷命令」を受けて退場したため、
判決は一言も聞けなかったんです。すんませーん。

私は保釈になって以降は、裁判の時は
毎回同じTシャツ(「再稼働反対」とプリント)を着て
裁判に臨んでいます。
5月7日と5月24日の裁判では
裁判長の一番近い場所(被告席・証人席)で、
そのTシャツを着ていて何も言われていなかったのです。

ところが今回は、
裁判所の建物に入る所に職員や公安警察が大量に配置され、
このTシャツに言いがかりをつけてきたのです。
5月24日以降、7月17日までの間に
裁判所管理規定や法律の変更があったんですかねぇ? 
私は傍聴人ではなく被告人ですからそのまま入ったのですが、
いやー職員の言いがかりはほんとしつこかったですわー。

さらに今回は、傍聴人を入れる前に開廷し、例の儀式を行ったのですが、
傍聴人を入れずにやったのは裁判長が「エッヘーン」と自己満足する為
だったんですかねぇ? 
傍聴人を入れたら、誰も起立・礼などしないですからね。
当然、私も起立しませんでしたが。

公判は、冒頭から私が着ているTシャツのことで、騒然。
裁判長は、私に「そのTシャツの上に何かを羽織るか、
文字を隠すか、裏返して着るように」と一方的に命令してきました。
当然にも、このような理不尽な命令に従ういわれはなく拒否。
最後は私に「退廷命令」。

被告本人不在の法廷で、裁判長は勝手に判決を読み上げたそうです。
私は、直接、判決を聞いておりません!

後で聞いたら、判決は「有罪。懲役2年、執行猶予4年」でした。
これが、現在の裁判なのでしょうか?
全く納得できません。
当然にも即日控訴しました。

尚、裁判長の言い分では、
2012年6.30~7.02のゲート前36時間「オキュパイ大飯」は再稼働に
全く影響を与えなかったから、
検察が起訴した罪(傷害、暴行、脅迫、器物損壊)は
原発の問題とは関係ない!?のだそうです。

皆さん、これからやる原発再稼働反対の運動では
具体的・物理的に彼らの計画に一寸でも変更を強制できないと
現象的な些細な問題だけで裁判がおこなわれてしまいますよ。
私も「では次に反対運動=実力闘争の時には、
自主規制しないでキチンと実体的な打撃を強制しよう」
と決意したのでした。

7月17日

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<救援会から お願い>
これから長く続く裁判に、たくさんの費用がかかります。
仲間達を救援するため、引き続きカンパのご協力をお願いいたします。

▼カンパ振込先▼
 郵便振替「00910-1-145152」
 加入者名「関西大弾圧救援会」

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