はやし氏の説によると、マリア→マリー→魔女(devil)となるらしい。
上記、動画を所々しか観ていない為、解釈が間違っていたら、すみません。
とにかく、マリアはdevil、ダ・ヴィンチはアンチクライストで、マリアを悪魔的な描き方をしていると、しきりに訴えているのが目につきます。
私は、ダ・ヴィンチが描くマリアが、ちっとも悪魔的に見えません。
とても清らかに、見えます。
私は、ダ・ヴィンチはアンチクライストではないと思います。しかしながら、まるっきりのキリスト教信者にも見えません。
当時の社会的背景により、キリスト教を受け入れざるを得なかったけど、もっともっと深い視野に立ち、奥深い思想を持っていたと感じます。
宇宙の真理を追及しつつ、キリスト教の枠組みに囚われない、宇宙の全てを包み込むような神に対する深い信仰心を根底に感じます。
例えて言うなれば
今、スピリチュアルの世界にて目覚めた方達が、しきりに言われている
「全ては一つ、ワンネス、あるがままに一つを感じて」
その思想に通ずるような信仰心を持っていたと感じるのです。
ダ・ヴィンチは自然を師とし、自然に畏敬の念を持ち、そして自然から神を感じていた。
キリスト教に、がんじがらめになっていた当時の世相や、私腹を肥やし、押し付けがましい態度をとる聖職者に対して、多少は反感を持つ気持ちもあったかもしれませんが、決して無神論者ってイメージはないですね。
マリアやイエスに対しても崇拝の気持ちが、絵から、うかがいとれます。
昔の釈義学者は「マリア」という名がラテン語の「mare(海)」に由来しており、あらゆる川が海に注ぎ込むように、神聖な美質がマリアに注がれると解釈していました。
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