以前にも記述した内容ですが、メインのブログ「モナリザ新たなるタイトルに向けて」があって、こちらはサブで書いています。
こちらは、放置気味で、暫く更新していないにも関わらず、ブログランキングが結構上がっていたのに感謝して、本日久しぶりにブログ投稿しますね。
結局のところ、美術品は、人それぞれの感性や受け止め方で、その価値を変えるのだと思います。
ある人にとって、美しいと感じた絵が、別の人にとって、薄気味悪い絵だと思われたり、観音像をみて、えらく感動し、手を合わせ涙ぐむ人もいれば、「な~んだこんなもの、興味ねぇや~」と素通りする人もいます。
仮に(価格を伏せて)目の前に数十億の価値ある絵画を見せられても、美術品の価値が理解出来ない人にとっては、がらくたみたいなもんですね。
そんな感じで、美術品というものは、観賞者により、その価値を変幻自在に変えてしまいます。
別の言葉で表現するなれば、
芸術作品は、観る人の心に寄り添ったものだと言えるでしょう。
芸術作品は、観る人の心の鏡だとも感じます。
例えば、目の前に、端正込めて描かれた美しい女性をモデルとした見事な写実画があるとします。
普通の感覚の人ならば、純粋に、
まるで写真のようだ。美しい!と感じる
でしょう。
ところが別の感じ方をした人がいて、
その人は、あろうことか「人間が、ここまで精緻な描写が出来るはずがない。何か裏があるはずだ。インチキだ。」と思ったとします。
真の芸術作品は、鏡のようなものだから
純粋に美しいと感じた人は、純粋な美しい心の持ち主なのだと思います。
もしインチキだと感じた人がいたなら、その人の心がインチキなんでしょうね。
真の芸術に触れた時は、感動する心を持ち
感性を磨きたいですね!
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