青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

一畑寺に参拝する(7)

2015-09-15 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

15日の一宮市内は、引き続き、晴れの良い天気でした。

私(寺西)は、午前は現場作業、午後は、市役所と青色申告会に寄ったのち、お店で縫製作業でした。

一宮市青色申告会ホールでは、「マイナンバー講習会」が開催されました。

本日も午後、「島根県人会」に入っている、と言われる男性の方(昨日とは違う方)から、激励のお電話をいただきました。

ありがとうございます。

前回の続きになります。

写真は、下生閣(あさんかく)の南側に新設されていた、「一畑薬師動物愛護霊園」の出入口です。

「ペットは家族の一員」という時代になったことを、愛護霊園の建物を見て思いました。

建物の中をのぞいてみますと、建物の中には、「納骨堂」(合同祭壇)がありました。

お話をうかがったところ、「霊座室」という、遺骨を預かる施設があり、「個別霊座」と「合祀壇」があるそうです。

個別霊座は、お参りの時、事務所で鍵を渡されて、亡きペットの遺骨にお参りできるそうです。

驚いたのは、展望谷という場所に、「動物万霊塔」という塔があり、宍道湖・大山・三瓶山が一望できるそうです。

一望できるということは、松江・玉湯・宍道・斐川・平田・出雲の町も望める、ということになりますね。

一畑寺は、通称で「一畑薬師」とも言います。

以前にも書きましたが、薬師は、薬師如来(像)様が本尊であることを現しています。

日本に仏教が伝来して、最も初期に信仰された仏様は、「薬師如来(やくしにょらい)」と言われています。

病気平癒、心身健康を守ってくださる、現世利益(げんぜりやく※)の仏様として、信仰が広がりました。

※信仰した結果、この世で、欲望が達せられること。

仏教発祥地インドでは、サンスクリット語になりますが、「バーイシャジヤグル」と言います。

※「東洋美術史」を単位で取っていた方はご存知かと思います。試験で必ず出ますね。私も取っていました。

「バーイジャジヤ」は、医療・医薬に関係する単語で、「グル」は、指導者・導師に関係する単語です。

2つの単語を合わせて、日本語にしますと、「医療の指導者」・「医薬の導師」などになります。

薬師如来像をご覧になりますと、右手に「施無畏(むせい)※1」の印、左手には「与願(よがん)※2」の印を結んで、「薬壷※3」を持っていらっしゃいます。

※1.右手の5指を揃えて伸ばし、手のヒラを前に向けて、肩の辺りに上げるポーズです。

※2.左手の5指を揃えて伸ばし、手のヒラを前に向けて、腰の辺りに下げるポーズです。

※3.薬壷を持たない薬師如来像もあります。

薬壷の中には、

(1)体の病気
(2)心の病
(3)社会の病

全てを治せるという、妙薬なる「薬」が入っている、と伝えられています。

薬と書いていますが、薬は「教え」にあたり、お釈迦様が説かれた、仏教思想全体をさしている、と言われています。

薬師如来はお釈迦様と一体であり、お釈迦様の、「衆生救済(しゅじょうきゅうさい※)」の働きを表したものが、薬師如来と考えられてもいます。

※生命のあるもの全てを救済する。

薬師如来像を拝むことによって、仏教思想を信仰して、ご利益をいただくことになります。

次回に続きます。

ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする