~ゆるゆると自分に甘い生活~

ざっくり生きててあわわな毎日。でも残りの人生シッカリ楽しむ。

父の闘病・10。

2014-12-18 14:59:25 | 父の闘病・母の事
随分経ってしまった。


10月に2度目の退院を果たし自宅で過ごしているうちに足の筋力が落ちてしまった。
終始車椅子を利用しての最初の外来診察から4日後、激痛に耐えられず3度目の入院となった。
11月4日の事。
フェントステープは10ミリになった。

それから今日まで。
苦しみが続いている。

ほとんど毎日発熱している。
痛みは無い日でも熱があるとツライようだ。

自分だけの力ではもう何も出来ない。
ハッキリと声も出せないから言葉は通じない。
食事も、寝返りも、もちろんトイレも、もう何も1人では出来ない。
意識も記憶もほぼシッカリとあるから、そんな自分が情けないらしい。
悔しくて寂しくて、涙を浮かべる事がとても多い。

少しずつ自分の状況が分かってきているんじゃないかと思う。
病名は分からずとも、以前のような日常には戻れないと察しているように思う。
「頑張るぞ」の台詞がめっきり減った。

12月3日。
また激痛に襲われた。
座薬を2本打った。でも治まらない。
歯をくいしばって頑張っていた。
フェントステープを12ミリにした。
痛みが治まった。

翌日また痛みが来た。
ガマン強い父が顔を歪ませて必死に痛みと闘っていた。
座薬1本では抑えられないから再び2本。
しかし結局フェントステープを更に2ミリ追加する事になった。

今は14ミリを貼っている。

昨日、また痛みがあって座薬を挿した。
今日あたり、テープがまた増えているかもしれない。。。

「お正月は帰らなくても良いな」って言った。
帰っても負担になるだけだ、と言う。

毎日毎日、身体も心も闘い続けているんだと思う。
眠る時間が増えてきたのがある意味救いになっている。




コメント
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