第23回 伊藤整文学賞受賞作品「なずな」: 堀江敏幸 著。
弟夫婦の子“なずな”という名の生後間もない赤ちゃんを預かり育てる大役を、
周りの人たちの助けを借りながら全うしていく中年“菱山さん”。
全てを委ねてくる小さな命を愛しみ、守り、育て、
どんなに自分の自由を捧げる事になったとしても、
それが犠牲だなんて思う筈もない。
愛情は理屈抜きで生まれてくる。
わが娘たちが赤ちゃんだった頃の表情が蘇ってきて懐かしい。
ストーリーはかなりスロー。
一気に読み進めないと飽きる。
描写がとても優しく、ホンノリと温かく、なにより愛情が溢れているので、心の底から癒される。
弟夫婦の子“なずな”という名の生後間もない赤ちゃんを預かり育てる大役を、
周りの人たちの助けを借りながら全うしていく中年“菱山さん”。
全てを委ねてくる小さな命を愛しみ、守り、育て、
どんなに自分の自由を捧げる事になったとしても、
それが犠牲だなんて思う筈もない。
愛情は理屈抜きで生まれてくる。
わが娘たちが赤ちゃんだった頃の表情が蘇ってきて懐かしい。
ストーリーはかなりスロー。
一気に読み進めないと飽きる。
描写がとても優しく、ホンノリと温かく、なにより愛情が溢れているので、心の底から癒される。