カネッシーの「道路を見ていればご飯何杯でも」なブログ - kanessy's blog -

一般国道大好き人間のkanessy(カネッシー)が広島から怪電波を飛ばしまくる道路ブログ。

全国一律の手法の限界

2012年10月20日 19時45分29秒 | (Road)その他の路線
 こんばんは。
 長時間昼寝をして、眠れるかどうかわからないkanessy(カネッシー)です。(^_^;)

□中国地方路線バス8割が赤字(2012010.17)
 中国地方で路線バスを運行する民間29社のうち、82・7%の24社が2012年3月期決算で赤字だったことが16日、分かった。赤字の割合は全国平均に比べて約10ポイント高い。人口減が続く中山間地域の路線が多いためだ。バス会社は県や市町村の補助金を頼みにするが、自治体も財政難。今後の路線維持に難しい対応を迫られそうだ。
 中国運輸局によると、広島11▽山口5▽岡山8▽島根3▽鳥取2―の計29社が、それぞれ30台以上を保有し路線バスを運行する。
 12年3月期決算で黒字は5社だけで、今月末でのバス事業廃止を発表した井笠鉄道(笠岡市)を含め24社が赤字だった。
 赤字を穴埋めする国や自治体の補助金が減れば、バス会社の経営が行き詰まる可能性がある。広島県中央部が拠点の事業者は「『地方の地方』の路線は補助金なしで維持できない。人口が減り、マイカーが普及した現状で自立は難しい」と話す。
 広島県によると、県内の民間路線数は約1600。うち約1200路線が赤字という。県は複数の市町を通る路線など約120路線に補助金を交付。11年度は計4億8千万円だった。市町も単独で約500路線に補助金を出している。
 湯崎英彦知事は16日の記者会見で「必要なものはしっかり支援する」と強調する一方、「経営面も含め、路線を維持する努力も求められる」と指摘する。
 福山市立大の高村義晴准教授(交通学)は「補助金で赤字を穴埋めするやり方は続かない。住民がNPO法人などをつくり運行を引き継ぐ仕組みも含め、各地域で議論する必要がある」と指摘する。


 バス事業は、人件費と車両の維持費を考えると、事業として儲かる仕組みではないと思います。
 車両更新の先送りやダウンサイジング、人件費圧縮を続けていると思いますが、それで維持されている状況というのはムリをしている状態です。
 以前、私1人しか乗っていない空港リムジンバスに乗ったことがありますが、これって商売として成り立っているんだろうかと心配になりました。
 ドライバーからは「いや~、まだPR不足の面がありまして」と明るい表情でしたが、半年後、予想どおり撤退しました。
 でもこれって、事業として考えれば当り前の話です。
 もし、今後、補助金を注入するかわりに経営に口出されるようになると、事業そのものをやめちゃう可能性もあってもおかしくはありません。
 「路線バスの運行」という全国一律の手法では無理があると思います。

人気ブログランキングへblogram投票ボタンブログランキング・にほんブログ村へ広島ブログ

--------------------------------------------------------------------------

Kanessy's blog
広島県内からぐだぐだと発信するkanessy(カネッシー)の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
Website:Rock'n Road[http://www4.ocn.ne.jp/~kanessy/]
(c) 2005-2011 Kanessy All Rights Reserved.
--------------------------------------------------------------------------

アクセス解析


最新の画像もっと見る

コメントを投稿