かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

北朝鮮戦に思った事

2005年02月15日 | サッカー
2月9日に有ったW杯最終予選北朝鮮戦は、ロスタイムの大黒の劇的な決勝ゴールで日本が勝利を収めた。その北朝鮮戦の際に起きていた事に対する疑問。

北朝鮮戦当日の埼玉スタジアムは、物々しい警備体制が敷かれていた。警察官は約2000名、更に警備員まで多数動員していた。これは日韓共催W杯の際に札幌で行われたイングランド-アルゼンチン戦を上回る人数である。フォークランド紛争以来の因縁の対決と同規模の警備を敷く程、両国のサポーターは一触即発の雰囲気だっただろうか?かねぴ~に言わせれば、これほど日本人(サポーター)を馬鹿にした対応はないと思った。日本人サポーターの中にフーリガンが居るとでも言いたいのか?それとも試合の場で反北朝鮮行動に出る組織でも有るとの情報が有ったのだろうか?それこそ○国人と一緒にするなと言いたい所だ。「大山鳴動して鼠一匹」としか言いようが無い。

さらに細田官房長官が試合の数日前の記者会見で「スポーツという政治と離れた世界の話だ。観戦に出掛ける人も、冷静に対応しサッカーを楽しむことをお願いしたい」と異例の呼び掛けをした。彼はサッカーの歴史について全く知らないのだろうか?今までサッカーと政治は切っても切れない関係であった。イングランド-アルゼンチンのフォークランド紛争後の因縁の対決、第2回イタリアW杯でのムッソリーニ政権の介入、記憶に新しいアジア杯決勝戦での日本-中国戦での中国人サポーターによる心無いブーイングや横断幕。中米ではホンジュラスとエルサルバドルがW杯予選の勝敗を巡って国境紛争に発展した例も有る。拉致問題・核開発疑惑・テポドン発射事件などを起こして経済制裁まで検討されている北朝鮮との試合で、政治抜きで考える日本人サポーターなど居るのだろうか?今回のテレビ朝日の中継の視聴率47.2%も政治的な対立抜きには有り得ない数字だと思われる。

今回の試合を担当したテレビ○日にもうんざりした。報○ステーションで毎日毎日北朝鮮代表の動向ばかり放送しているかと思えば、北朝鮮代表の在日朝鮮人2選手にばかりインタビューを行い、それぞれの家族の観戦風景にまで密着取材を行っていた。日本代表の動向など放送無しの日まで有った。一体これはどこの国のテレビ局なのだろうか?試合後に放映していた在日朝鮮人と日本人の夫婦の一家が試合を応援している様子や、在日朝鮮人と日本人が仲良く応援する料理店の様子など、テレビ局側が「こんな映像が撮りたいです」というコンセプトでネタを探して作ったような番組にも呆れ果てた。挙句の果てには○道ステーションで試合終了後のピッチ上にパイプ椅子を並べて、宮本・大黒両選手を招いてのインタビューである。試合後の選手は必ずシャワーを浴びて汗を流している。まだ最終予選の1試合目が終わったばかりなのに、大事な日本代表の選手に風邪を引かせたらどうするつもりなのか?つくづくテレビ○日などにサッカー中継は任せておく訳には行かないと思わざるを得ない。

かねぴ~はテレビ観戦していただけでも、これだけの怒りを感じる点が有った。ただ、隣で見ていた母曰く「あんたの怒りは試合展開の不満に対する怒りでしょ?」とのこと。う~ん、厳しいコメント。(^_^;)