かたなのきれあじ!!!

本年度もひとつよろしくどうぞ★

TheTimeIsRipeforInvestment42「効率的市場仮説②」

2007-01-27 01:13:53 | ご隠居のフォルダ
 近年稀に見る位怒涛の如く多忙なまいどどうも、ご隠居です。
 今年は昨年の上昇基調を受けて円安の流れが続くであろうと予測しております。

 さて、本日はもうおなじみか効率的市場仮説です。ズレはないよね、という仮説でした。このような深い話は、一回ではとてもカバーしきれないので複数回に渡って述べていこうかと思います。


 さてこの仮説ですが、もっとも基本的なスタンスとしては「今あるその評価がもっとも適正である」ということになります。
 すなわち、巷でよく耳にする
誰も本当の自分をわかってくれない」という悩みなどは、この仮説の前に意味をなさないわけです。「わかってもらえない自分=マーケットでの適正な自分の評価」ということですから、わかってもらえないのは自らの不徳の致すところ、という結論になります。

 物事に上手くいかずに悩むことは万人に納得するところかと思いますが、そのとき合理的投資家である我々は論理的に要因を探さねばなりません。確かに周囲が分かってくれないという責任の所在は外にあるという考え方は自分にとっては楽かもしれませんが、極めて非生産的です。そこに自分のせいかもしれないという要因の可能性があります。幸い効率的市場仮説という立場に立てば、情報は全て反映するという前提に立っていますので、仮に自らに障害要因があってそれを改善した場合には即座に評価が改善されるということになります。


 私とつきあいのあるプロフェッショナルなファンドマネージャー格の言葉を借りれば、
「相手がどんな評価基準を持っていようとも、誰にもいいと思ってもらえてスタート地点に立つということである」です。
 今の評価が自分の全て、それに対して自分でギャップを感じるのならば自分のプレゼン能力に問題があるかもしれない。


 このようなトライ&エラーを繰り返して最も効率的な道を差がす努力をあなたはしているでしょうか??


 世の中には上がいるものです。はい。

TheTimeIsRipeforInvestment41「NPV②」

2007-01-16 03:35:59 | ご隠居のフォルダ
 ヘッジしているはずがプラスの方へ大きく転がって嬉しいやら悲しいやらまいどどうも、ご隠居です。

 さて、前回NPVという手法によって、現在~将来一連のキャッシュフロー(コストや利益)を現在の価値に置き換えて、それがプラスかマイナスかでアクションを起こすかどうかが決められる、という話をしました。
 これによって、資金的にA案とB案どっちか一つしか選べないぜというときも合理的に判断できるということですね。
 余談ですが、就職活動のポイントなどもこれで説明できると私は考えます。会社側は「金をかけて育てる」というコストを払うが、それを上回る「収益を生む」のかどうか、それがプラスならば採用、マイナスならばぽいということではないでしょうか。

 本日はまず、割引率の話からしたいと思います。以前にどこかでお話したかと思いますが、復習です。5%の金利がつくとすれば今100万円の一年後の価値は105万円。それでは一年後の100万円の価値は、100万円/1.05=95.2万円です。
 この場合の「1.05」の「0.05」の部分が割引率です。これを詳しく説明すると果てしないことになりますが、覚えて頂きたいのは
割引率大→現在価値小
割引率小→現在価値大(※大とは増えるという意味ではありません。数字の減少率が小さくなるということです。あるいは上の場合と比べて大)
 割引率は分母に来るのだからある意味当たり前っちゃ当たり前ですね。

リスク(不確実性)が高いほど割引率大
 これも直感的にご理解いただけると思います。
99%の確率で毎月10万円もらえるくじと、50%の確率で毎月10万円もらえるくじでは「今あなたが購入に払ってもよい金額」は違いますよね。前者の方が高いはずですが、これはリスクが少ないからです。リスクが少ないというのは割引率が小さいわけですから現在の金額が多めにですということです。

 この二つは納得してしまうとなんてことない話ですが、知っておくと本当に便利ですので記憶に留めておくことをお勧めします。


 さて、この話をきいて「へ~すげ~そんなことできるんだ」と思った方は、要注意です。
 もうおなじみの、一部のヘッジファンド系女性投資家はNPVなど脳内に生まれつきインストール済みだからです。「あの人間に三時間時間を割くのは現在価値になおして3万円の損だから辞めよう」などと意識上に上ることがあるということはないでしょうが、無意識下において高速に計算されているのです。

 最も素人にも分かりやすいのが、「玉の輿ハンター」というファンドです。「玉」と認定される男性銘柄は多くの場合「高額所得者」であり、現在価値は非常に高額なものになります。既に成功しているわけですから、「大変にリスクは少ない」→「割引率は少ない」ということになります。投資家は原則、取らなくてよいリスクは取りません。低リスクなのに、リターンは極めて高い、この夢のような案件を合理的に行動する聡明な投資家たちが見逃すはずはありません。ゆえに競争の原理が働き、結果オークションの原理によって、取得コストは極めて高くつきます。そのことを十分に理解しているハンターたちは、同業他社に負けぬよう日々参考文献を読み、粉飾決算の技術を磨き上げます。この努力は目を見張るものがあります。

 もう少し頭が回り、時間的にも余裕のあるのは「ポケモンハンター」というファンドです。この人種は、青田買いを主要な戦略とします。現在時点ではまだ高額所得者ではないために、(成功するのかどうか)リスクがありますので割引率が上記例よりは大き目になります。結果、現在価値は上記例よりは低めにでるので、取得コストも低くて済みます。また、リスクをとっている分もしかしたら予想より大きく化けるかもしれないリターンの可能性があるのも魅力です。
 「上記よりは」としつこく言ったのは、このような投資家さんが狙うのは「今は違うけど将来は『ほぼ』成功する」といういわゆる「上流階級ポケモン」狙いが基本スタンスだからです。従って、コクーンなどは投資の範疇外であります。ただ防御力アップのコマンド「硬くなる」というひとつしか使えないようなポケモンはファンドは見向きもしません。


 因みにトリビアですが、このような最も聡明な人種が溢れているのが、某T損保会社です。このような聡明さを裏打ちしているのか、自らの価値も大層なものだということです。果敢な男性投資家の方は是非、挑戦という名の餌食コースに応募されてはいかがでしょうか。

TheTimeIsRipeforInvestment40「NPV」

2007-01-07 01:56:16 | ご隠居のフォルダ
毎日ご覧になってくださっている方々さぼっておって申し訳ありませんまいどどうも、ご隠居です。最近はてんてこまいな日々ですが、続けて行きたいと思います。本日は(もうお忘れのことかと思いますが)昨年度のディスカウントファクターの続きという側面もあります。

 さて、以下の言葉を読んで間違いを探して下さい。

「おれさー、あの子のこと好きになっちまったわ。」
「なんで?」
「さぁおれにもわかんねーんだけど。でもダメだ。おれはこれからあの子をゲットするために全てをかけるお」
「そうかい。がんばれー」

 いかがでしょうか。それでは、もう一つ。

「部長、新しいプロジェクトの提案です!」
「お、企画書あんのか」
「はい!これです!」
「どれ…『低単価で即酔っ払うことが可能な超特濃ビール!!研究開発室が開発に成功!!』。へー」
「聞いてみたら、急げば一ヶ月で商品化できるそうです!」
「よっしゃ、そんじゃやってみっか!」


 このような会社に入ってみたいようなそうでないような。
というのは置いといて、下から種明かししますが、企業というのは営利団体です。何を相手に何をしようが、詰まるところ利益が出ないと意味がありません。すなわちもうお分かりだと思いますが、上記の例には儲かりますというストーリーが抜け落ちています。
 具体的には、プロジェクト全期間の収益-投資額(コスト)=プラスのリターンであることを示します。
 ものすごい乱暴に説明すると、
「毎年1万円必ず生むという不思議なにわとりがいます!所有者は7万5千円なら売ってもいいといっています!寿命はあと10年らしいです!2万5千円儲かります!このにわとり、買いましょう!」ということになります。
 ここまでならば、算数レベルの話なのですが、現在価値という概念を知っている私たちはもう一段階進みます。5%と割引率を仮に設定して現在価値に割り戻すと、この「にわとり購入プロジェクト」を「価格」で表すことができます。これをNPV(ネットプレゼントヴァリュー・正味現在価値)といいます。このプロジェクトのNPVは-3735円となります。すなわち、このにわとりを買うとそれだけ3735円損するのでやめましょうということになります。
 実務においてはもう少し複雑ですが、概ねこのように企業はプロジェクトを選択するかしないか決定しています。


 とすれば冒頭の会話も採算性には目をつぶっているということが分かります。われわれは合理的に行動する投資家であって、中学生ではありません。投資対象にたいしての取得コストと、仮に取得できた後のリターン、更に言えばリターンがどれだけの期間得られるか(=破綻も考慮に入れる→これを投資用語ではEXITあるいは出口戦略といいます)を合理的に推定して、NPVがプラスであるかどうかを判断します。仮にマイナスなのであれば、どんなに心でよいと思おうが泣きながら撤退するのが合理的判断なのです。
 このような判定は、推定に基づくために度々言っているように対象銘柄のデューデリが大事になり予想の精度を高めることになるのです。


 次回も、続きます。

新年のごあいさつ

2007-01-02 18:39:06 | ご隠居のフォルダ
 明けましておめでとうございます、まいどどうもご隠居です。

 2007年となりました。皆様どのようなお正月をお過ごしでしょうか。

 本年も、応援してくださる方がいる間は(PVがゼロにならぬ限り)のんびり続けて行くしだいでございます。

 引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。

TheTimeIsRipeforInvestment39「ディスカウントファクター」

2006-12-20 23:06:09 | ご隠居のフォルダ
 気づいたらもう今年もあとわずかでございますまいどどうも、ご隠居です。

 さて、本日はディスカウントファクターなるものを取り上げます。以前にファイナンスの大原則、「現在価値に割り戻す」というのをやったのを覚えているでしょうか。今日の百万円と、来年の百万円では価値が違いますというあれです。

 来年の価値=今の価値×(1+r)
又は
 今の価値=来年の価値/(1+r)

で表されますが、この場合のをディスカウントファクターといいます。

 二つのプロジェクトのうちどちらかを選択しなければならないとき、どれだけの金が出るかというキャッシュフローを現在価値に割り戻して、現在の価値が高い方が投資効率性のよいプロジェクトだということになるわけです。
 ここで重要なのが、このrには、金利の他にリスク(不確実性)が反映されます。

 すなわち、リスクが高い→rが大きくなる→現在価値はとても小さくなる。逆にリスクが低い→rが小さくなる→現在価値は余り変わらない ということになります。


 というと何だか小難しそう、と思われるかもしれませんが、「人によっては」無意識のうちに
将来キャッシュフローの推定をし、
ディスカウントファクター決定することで
当該人物現在価値を即座に算出しています。

 ということで詳細は次回にいたします。

TheTimeIsRipeforInvestment38「ホワイトナイト」

2006-12-18 01:58:10 | ご隠居のフォルダ
 テンプレを替えてみましたまいどどうも、ご隠居です。

 本日もまたTOBに関連する用語、「ホワイトナイト」です。直訳すれば白馬の騎士、ですが負け犬系の方が「いつか、、、」と宝くじに当たるより低い確率で遭遇を夢見ているあれではありません。あれは王子です。どっちみち叶わないので相違ありませんが。


 買収しようとする者、それを阻止しようとする者との間にあって、どちらに味方するかで大きく状況が変わってしまうキャスティングボードを握っている第三者のことをいいます。

 イメージでいうと、激しい戦いを繰り広げてあわやピンチだ、と思っているセーラームーンのところにバラをぶん投げて登場するタキシード仮面みたいなものです。
 何故か本編では衛さんはセーラームーンを無条件に助けますが、例えばこのとき敵側が「お高く買いますんで、その株売ってくれませんかねぇ」といって彼が「承知した」といえば、うさぎさんは敵に吸収合併されることになりタキシード仮面は敵にとっての「ホワイトナイト」ということになります。
 いずれにしても、自分が付いた方が有利となるのでかなりおいしいポジションであることは間違いありません。頻繁に少女マンガの例をEDの広告張られるご隠居が使用するとそこはかとなく寒気を感じますのでこの辺で終わらせていただきますが、実際にTOBの実例を見たときにホワイトナイトとして現れた企業に注目してみるのもおもしろいかもしれません。
 


 参考までに、フジテレビVSライブドアの場合でいいますと、ホワイトナイトは
「聞いたといえば聞いちゃったんですよねぇ~」でおなじみの村上タキシード仮面です。

TheTimeIsRipeforInvestment37「最強のビジネスモデル②」

2006-12-14 02:07:57 | ご隠居のフォルダ
 人生で初めて関西に行ってまいりましたまいどどうも、ご隠居です。その間に相場は反転し、非常に明るい見通しになり、大分幸せでございます。日本にとってどうなのかはわかりませんがw。

 さて、本日は前回見たのよりもさらに最強のビジネスモデルをご紹介いたしましょう。

 早速ですがそれは、宝くじです。
 前回の競馬は25%だったテラ銭が、、(参考パチンコ5~10%)
今回の宝くじは、、、、

52%超

 もう最強です。文句のいいようがありません。
「♪ド○~ムジャンボ 宝くじ」
=「100円で48円になるくじやりませんか
というわけです。
 52%とは、○億円、と歌っていますが、それは夢を見て宝くじを買った総額のうちの半分をまず自分の利益としてしっかりいただいて、その後に○億円を払い戻すわけです。

 非常にすぐれたビジネスモデルの理由のひとつに、「コストが非常に少なくてすむ」ということが挙げられます。

 とはいえ、
「絶対あたるはずなんて思ってるわけじゃないけど~、もし万が一ってこともあるし~、むしろこんくらい(例:300円×10枚)なら払ってもいいかな~」
という意見もあるでしょう。正直私もそう思うところがあります。3000円で3億の可能性を買っているんだ、経済効率的には損ではない、と。
 
 (少なくないと思いますが)そう思わせるところがキング・オブ・最強たる所以なのですが、ここで思い出してもらいたいのが、「行動ファイナンス」という言葉です。とまれまず、以下のどちらかを選択してください、といいます。

『A、Bという箱があります。どちらも100円で一回引ける1000枚のくじが入っています。
Aは一枚が100万円貰える当たり、残り999枚が1000円払う、というくじが入っています。
Bは一枚が100万円支払い、残り999枚は1001円貰える当たり、というくじが入っています。
 あなたはどちらのくじを選びますか?(選択は強制)』






 さてどちらを選択しましたか?一般的な人は、Aを選びます。
 因みに期待値をとってみると、Bの方が若干高いです。合理的な行動を取るのであるならばBを選択するのが賢明な手段といえます。
 A、Bのどっちかなと考えたときに概ね以下のようなことを(無意識に)考えたのではないでしょうか。
「1000円くらいならなくなってもいいか。それでもしかしたら100万円あたるかもしれないんだし。」
「Bはほとんど1001円もらえるけど、万が一100万払うようなことになったら大変だしやだな。」

 このように、合理的な選択肢とは異なってしまう肢を選んでしまうのは、選択者の心理が多分に影響するからです。 
 ここを非常にうまくつくことによって、非合理的な方を選択させてくるのが最強であるということ。発売初日から列ができ、雑誌記事やインチキ広告が多発することからもその効果は言うまでもありません。



 こんな旨いビジネスですが、もちろん「富くじの禁止」ということで国の専売特許となっております。うらやましいですね。

TheTimeIsRipeforInvestment37「最強のビジネスモデル」

2006-12-10 18:10:51 | ご隠居のフォルダ
 反発の波をうまくとらえられましたまいどどうも、ご隠居です。
 室内に入ると暑い、出ると寒いという季節ですがマイルームは一貫して寒いです。

 さて、失格となったディープインパクトが日本に戻ってきて再び熱狂させたのは記憶に新しいと思います。
 そうです、本日の「最強ビジネスモデル」とは、競馬。お好きな方もおられると思いますが、どれだけすごいかをご紹介します。


 今まで再三、「リスクなくしてリターンなし」と言いまくって参りましたが、さすが最強です、「リスクなくしてボロ儲け」というのが競馬です。


 「賭け事するなら胴元が一番」
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。まさにその通りです。


 競馬の胴元は、国です。それではこのビジネスモデルの最強たる所以とは何でしょうか。



 ”テラ銭25%
 「ディープインパクトは圧倒的人気でオッズ1.3倍」などと言いますが、この倍率が如何に決まるかというと、
「馬券販売額トータルから、まず25%差っぴいて残りを馬券を買った数に応じて決める」のです。すなわち、、全部で1億円だったとしたらその時点でJ○Aは2500万円の利益が確定します。どの馬が勝とうが負けようが関係ありません。リスクはありません。すばらしいです。

 ちなみに胴元に25%抜かれることが確定している時点で、あなたが馬券を買ったとしたら期待値は(掛け金×0.75)となります。一万円賭けたとしたら、確率的には7500円となるということです。期待値が掛け金以上でないものに投資するというのは経済界においては非合理的となり誰も行わない、というのが経済学の流れですが現実はそうではないというのは競馬場のあの客を見ればよくわかります。
 確かに、「夢やロマンを買っている」というポジティブシンキング意見もあります。減ると分かっていようがいいんだその減少分に見合った満足が得られる、というのであればそれはある意味個人にとって幸せなことでありとやかく言えることではありません。疾走に特化した競走馬の姿は確かに美しいと私も思います。



 絶対に儲かるこのビジネスモデル、可能ならば是非やりたいところですが、法律によって国の専売特許となっています。すばらしいですね。J○Aは倒産リスクは極小のようですw
 

TheTimeIsRipeforInvestment36「黄金の傘」

2006-12-08 23:19:45 | ご隠居のフォルダ
 まいどどうも、ご隠居です。開幕します。
※以下全てフィクションです。実在の団体氏名その他とは一切関係ありません。

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道○寺母「司さんは道○寺家の跡取りとして然るべき家柄と相応の経済力のある女性と一緒になる定めなのです。」
つ○し「…。」
つ○し母「あ、あ、そうだわ、お茶でもお持ちいたしますから。ウフフフフ」
執事A、アタッシュケースを机の上に乗せ、開く。
つ○し(…なにこの大金)
道○寺母「3000万あります。失礼かとは存じますがお宅様も何かと苦しい状況かとお見受け致しましたのであえてご用意させて頂きました。これで司さんには二度と近づかないで頂きたいのです。」
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 これが、ゴールデンパラシュートです。筆頭株主から手を引きなさい、その代わりたっぷりと金額は払いますのでね、という方法です。もともとはTOB(敵対的買収)において、買収される側がする側に対して(マイナスのインセンティブを働かせるため)防衛策として使うのが一般的ですが、逆に買収側がコストが安く済むと思えば逆の手として使うこともあります。
 
~もともと(本来)のパターン~
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道○寺母「司さんは道○寺家の跡取りとして然るべき家柄と相応の経済力のある女性と一緒になる定めなのです。」
つ○し「あらそう。それならそれでもいいけど、私たち別れるときはその意思表示をした方が3000万払うってことになってるの。それでいいならどうぞ」
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TheTimeIsRipeforInvestment35「インデックス」

2006-12-07 00:17:18 | ご隠居のフォルダ
証券系や先物系は理解できるとして何故にEDの広告が?まいどどうも、ご隠居です。
 家は呼吸するとはよくいったもので、余りの部屋の寒さに毎日目覚めは早朝でございます。


 さて本日は「インデックス」。簡単です。
「市場の概ねの変化を表す指標」のことで、ニュースなどでよく耳にする日経平均株価やTOPIX、アメリカではNYダウやS&P500などがその代表です。

 インデックスをみることによって、「大体そのマーケットが上り調子かその逆か」ということが分かります。
 例えば、女性投資家のマーケットインデックスを見るとすれば
・そもそもの高い能力が発揮されうる時代になってきた
・特殊メイクばりに進化してきた道具の充実
・経済力の上昇
云々。。
といった要因から、全体的にマーケットのレベルが上がっている(成長している)ということがあげられるでしょう。

 男性投資家マーケットインデックスは横並びか若干の下落傾向にあると思われます。

 
 インデックス投資というものがありますが、これは先に述べたようなインデックスに投資することをいいます。このメリットとして、「会社ひとつひとつのリスク」をヘッジできるということがあります。
 損切りやPFで説明の通り、一社に投資していた場合はその会社の業績の影響をモロに被ることになります。フラれたらおしまい、というわけです。その為にポートフォリオを、という説明だったと思いますが、インデックス投資はその延長にあります。1社より2社、2社より3社、、、、こうして市場の主要銘柄全体に投資範囲を広げたのがインデックス投資というわけです。
 その数はかなり多くなりますから、1社が倒産したらどうしようなどと考える必要は無視していいほど小さくなるわけです。この為、コストを低く抑えられるということがあげられます(分析不要のため)。


 日経平均株価が…と毎日報じられるのは日本のマーケットの動向を示すからということです。因みに、人それぞれだとは思うのですが、多くのコーポレートファイナンスの先生方はこの「インデックス投資が最も効率的だ」と仰られます。
 その道のプロの方々が、非常に安全な投資方法(その分リターンは低く抑えられる)が最も効率的だと言うことからも、相場で勝つことの難しさが分かると思います。
 そう思うと昨今の本屋で加速度的に増加している「○時間でわかる!○ヶ月で○千万!!」本、あの著者達は稀代の天才に違いないのです。。