かたなのきれあじ!!!

本年度もひとつよろしくどうぞ★

TheTimeIsRipeforInvestment53「塩漬け」

2008-03-17 19:13:05 | ご隠居のフォルダ
毎度のごとくすっかり御無沙汰となってしまいましたまいどどうも、御隠居です。
 忙しく、筆の遠のいている間に、名も知らぬ方、いや「業者」さまから非常に意味のわかりやすい(振込み)詐欺用URL付コメントを頂ました。まことにありがたいことです。全く心配ないかとは思われますが、使い道の無いほどにたんまりと資産をお持ちの方以外は、万が一にもお金を無駄にしないよう、一応注意だけさせてくださいまし。

 
 さて、今までにないほどマーケットは大荒れであります。件のサブプライムローンの影響がここまでのものだとは、去年度には予想も付かなかったことです。米ドルは95、6年以来・実に12,3年振りの90円台に突入です。

 このような中で、実際の投資家の皆さんも投資銘柄が、本日のテーマであります「塩漬け」となっている方も多いのではないでしょうか。ご存知、塩漬けとは、「ダメージが大きすぎて決済するにできない状態」のことです。損失が余りに多額な為決済しようにもできない=今は諦めるくらいしか手はない、ことになります。


 我々の投資世界においても、塩漬けは身近に存在します。
 例えば、不倫その他準ずる行為の末期などが挙げられるでしょう。
 頭では何とかしなければと思っているのだが、結局どうしてももう終わりにしましょうの一言が言えず、誘いが断れずにずるずる続いてしまいまた精神的に重い日々が続く―というような状況です。これを別名”自爆的ピクルス状態”といいます(言います、と断言しましたが造語であります)。


 では、塩漬けに対する効果的な手立てとはなんなのでしょうか?
 答えは、そんなものは無い、です。逆説的ですが、どうしようもない状態を塩漬けと呼ぶのであり、何とかできるのであればそれは違うのです。

 従いまして、塩漬け防止には「予防」という手段しかないことになります。(若しくは事後的に現況よりもマーケットが上向きになるのを「我慢して待つ」という手もあります。しかしながら、投資世界では波のように好調・不調をある程度周期的に繰り返すことが一般的ですが、先の例のような実世界における塩漬け状態は時間の経過で好転(嫁から奪って結婚、その後も幸せに暮らす等)することは余りないため、ここでは割愛します。)

 そして、その予防策として、最も有効なのはもう皆さんはご存知であります。


迅速・機械的な損切り

 リストラされた。即損切り!
 
 出世コースから外れた。即損切り!

 夕食にタイムセール惣菜しかでない。即損切り!

 わき毛ボーボー。即損切り!

 加齢臭。即損切り!


 情けなど必要ありません。機械の様に事務的に遂行してください。
 また必要であれば買い直せばいいだけの話なのですから。


 若干の塩漬けを抱えているご隠居でありました。