かたなのきれあじ!!!

本年度もひとつよろしくどうぞ★

TheTimeIsRipeforInvestment44「ステークホルダー」

2007-03-01 18:25:52 | ご隠居のフォルダ
再び御無沙汰してしまいましたすいません毎度どうも、御隠居です。
 言い訳になってしまい恐縮ですが、ひたすら外を歩き回る日々にて、先月はほぼ休みなしという状態でした。どこが隠居だよというつっこみはなしでお願いします。

 さて、本日は「ステークホルダー」であります。これは「企業の利害関係者」のことを指します。単純な金銭がらみの利害関係者(顧客・株主)だけでなく、企業活動を行ううえで関わる全ての関係者を含みます。
 これからの企業は、このステークホルダーを大切にしてともに成長していかなければならないという時代と言われております。すなわち、「儲かりゃあいいや」というミクロなスタンスではやっていけないぜというわけです。


 そこで、私たち投資家の世界にステークホルダーという考え方が関係あるのか、ということですが、おおいにあります。
 彼女ができると、周りの人間そっちのけで愛する彼女が最優先、時間も金もつぎ込みまくりという人間が周囲を見渡すと思い当たるのではないでしょうか?このようなカテゴリの方はおよそ相場の世界ではほぼ下流に位置する存在のため(この類の人物で大成している人がいたら一報ください)、理由の一つに過ぎませんが、「ステークホルダーという観点の欠如ということがあげられます。
 例えば友人と「○月×日に約束」があったような場合においても、愛する彼女から「会えない?」というと、即座にドタキャンするようなトンデモ人間がいたとします。このトンデモ君は、その友人の誘いたい思いを放棄させていることになります。二度と、ということはないでしょうが「ドタキャンリスク」が高いために、大切な局面ではお呼ばれしないでしょう。(私にもトンデモで有名なお友達がおりますが、そうさせて頂いております。)

 このようなことが、ステークホルダーをおろそかにすればするほど積もり積もっていきますので、愛する株主に「売り浴びせられ(=放られ)」たときにはもう悲惨です。次のよりよい投資の為の、異業種交流会いわゆる合コンには呼ばれない、物件仲介希望いわゆる紹介の話が舞い込んだとしても候補者にあげられない、といったデメリットのために、より一層いい投資が困難となり、しかし幸運にも再び投資対象が現れたときにはより熱中していくという、下流デフレスパイラルに陥っていくことが多いです。


 なお、今回の話は主に男性投資家を想定しております。理由としては、女性投資家の間では仮にそうなったとしても許される土壌があること、男性投資家は原則としてステークホルダーを大事にするということなどがあげられます。