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本日24日(土)から始まったキム・ギドク映画祭では、日本初公開となる「ワイルド・アニマル」(1997年度作品)「リアル・フィクション」(2000年度作品)の2本や劇場初公開となる「悪い女~青い門」を上映するなど、注目のプログラムとなっている。
「リアル・フィクション」(2000年度作品)は昨年の暮れの韓国大ヒット作品「美女はつらいの」(日本コミツク漫画原作)で出演した男優チュ・ジンモがこの作品で出演している事もこの映画の話題の一つであり要チェック、実験的な作品であるがキム・ギドク監督の一面が見れる作品となっている。
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「ワイルド・アニマル」(1997年度作品)上映前の舞台挨拶では、昔を懐かしみタイムオーバーとなるぐらいに、コメントに熱が入っていた。
本映画祭のオープニング作品となった「ワイルド・アニマル」(1997年度作品)の上映前に監督の舞台挨拶があり、この作品の撮影舞台となったパリでの思い出を語り当時を振り返った。「当時どうしても撮影したい場所があり、パリの警察に撤去を求められ・・あまりに悔しく壁をこぶしで数回叩いて{パリは芸術の街ではないのか!}と抗議し訴えたところ根負けした警察官に、30分だけ時間を与えられ短い間で5カットぐらい速攻で撮影しました」と語り観客の興味を誘った。
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開幕パーティは盛大の行われ コメントのほかアリランの歌まで披露した。
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崔監督は韓国語で直接立ち話^^。
この映画祭のオープニングパーティも劇場ビルの1階のカフェバーで開かれ キム・ギドク監督自ら駆けつけパーティを盛りあげ、会場内には、崔洋一監督、作家の柳美里さん、ギドク監督の大ファンでもある俳優の西島秀俊さん達も駆けつけ親交を深めるなど会場を賑わした。
昨年公開された「弓」の時もキム・ギドク監督を韓カンで取り上げたが、キム・ギドク作品を一度も触れた事のない人は、今回の映画祭でぜひ^^。キム・ギドク監督作品を観ずに韓国映画は、語れないのではないだろうか?
監督自身も母国韓国では孤立し、あまり大衆には認められていない現実もあるが、しかしながら韓国映画界の中では、近年最多の海外で数々の映画賞を受賞している監督なのである。
この監督の海外での映画受賞作も含め資金提供し支援をしているのが、日本のビデオソフト販売会社でもある業界大手のハピネット・ピクチャーズなのである。(この監督の作風では日本でもビジネス的には難しいにも関わらず・・)
この事実は、日本人として胸を張れる誇らしいことだと思う。
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囲み取材では、ギドク自ら今や{帽子がトレードマーク}になっているナゾ?も含め熱く語った。(この件は次回に・・)
今回の映画祭でキム・ギドクを確かめに・・
ぜひ!劇場へ^^。
2/24日~3/16日まで
会期中、ゲストによるトークショーを多数予定。
詳細はhttp://zettailove.exblog.jp/i2
http://zettai-love.com/index.html
ご紹介頂いたスーパー・ギドク・マンダラのサイトを
覗きましたら随分沢山の作品があるのですね。
私が見たのは 悪い男 春夏秋冬そして春 サマリア
それにうつせみです。
<人間の奥に潜む本能を照らし出す鋭い感覚>
怖いほどこの作風を貫くキム監督作品はその暴力的画像を時として正視出来ないほどですがやはり強く
訴えるものがあり引かれます。
低予算かつ短時間の製作スタイルがこれだけの作品を
産むのでしょうが採算が取れていない事は観客の少なさでも分かります。ですが見にきている人々は明らかに映画好きって感じの人ばかりですね。
ユーロスペースが文化村近辺に引越したのは知りませんでした。 ぜひ見に行きたいと思います。
<人間の奥に潜む本能を照らし出す鋭い感覚>
怖いほどこの製作スタイルを貫く作風は その暴力的画像を正視できない事が時としてありますが
強く訴えるものがあり惹かれます。
ユーロスペースが文化村近辺に引越したのは知りませんでした。 ぜひ見に行きたいと思います。
ハピネットもそうですが、今後ギドク監督と日本との交流は、ますます深まっていくと思いますね。