~ 鳴かず飛ばず ~

喜怒哀楽の日々を綴る

放射性ヨウ素と放射性セシウムのはなし

2011-03-24 16:45:54 | うんちく・小ネタ

●半減期

放射性ヨウ素‐131       8.06日

放射性ヨウ素‐133      20.8時間

放射性セシウム‐137    30年

放射性セシウム‐134     2年

 - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ -

●放射性ヨウ素‐131の場合は

8日たつと最初のヨウ素の量が2分の1になるとともに、放射線の量も2分の1になります。さらに8日たつと、その2分の1、すなわち最初の量の4分の1になります。この半分になる時間、すなわち8日を半減期といいます。半減期ごとに量が2分の1になるので、長時間たつと量は2分の1ずつ少なくなり、限りなくゼロに近づきます。

 - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ - ∞ -

●人体の影響は

ヨウ素は甲状腺に集まり甲状腺がんを誘発します。

但し、40歳以上には人体に影響を及ぼすことはないとのことです。

セシウムはヨウ素よりも生物の体内に取り込みやすく長期間にわたって放射線を出します。

放射線は細胞どころか遺伝子を傷つけ、がんを誘発します。

体内に取り込むと内部から放射線を出すので人体に強い影響を及ぼします。これを体内(内部)被曝と呼びます。

体内に蓄積するかということなのですが、放射性ヨウ素は半減期が8日と短いです。

セシウム137の半減期は30年で、長いと感じるかもしれませんが、もし、セシウムを体内に摂取してしまっても排泄行為により体内に残る日数は100~200日だそうです。

半減していくとの事なので長い期間摂取しない限り人体への影響は問題ないと思われます。


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