生きた子牛を神くじで当てる祭りが、「 牛替神事 」 です。
防府天満宮の節分祭のメインを飾るこの行事は、毎年2月3日に開催されており、開運招福を祈る早春の風物詩としても知られています。
防府天満宮に祀られている菅原道真公は丑年生まれ。
亡くなったのも丑の日と伝えられています。
さらに 「 自分の遺骸を牛にのせ、その牛の行くところにとどめよ 」 と遺言を残されるほど、道真公自身も大層牛を可愛がられました。
その後、天満宮の神獣は牛となり、それにちなんで行われるようになったのが、この牛替神事と言われています。
祭り当日は、神くじにより生きた子牛が当たるほか、数千点の豪華景品が授けられます。
見事、子牛を引き当てた幸運な人は、今年の11月に開催される 「 御神幸祭 」 で、牛を引く神牛役を果たします。
子牛は、祭りの当日まで農家に預けて大切に育てられた後、御神幸祭の行列に供奉する大役を務めることになります。
見事に
雌牛、雄牛を引き当てた幸運な人たち
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