~ 鳴かず飛ばず ~

喜怒哀楽の日々を綴る

牛替神事

2011-02-06 15:12:47 | うんちく・小ネタ

Photo           

生きた子牛を神くじで当てる祭りが、「 牛替神事 」 です。

               

防府天満宮の節分祭のメインを飾るこの行事は、毎年2月3日に開催されており、開運招福を祈る早春の風物詩としても知られています。

防府天満宮に祀られている菅原道真公は丑年生まれ。

亡くなったのも丑の日と伝えられています。

さらに 「 自分の遺骸を牛にのせ、その牛の行くところにとどめよ 」 と遺言を残されるほど、道真公自身も大層牛を可愛がられました。

Img_0055aaa                                                                        

                                                                               その後、天満宮の神獣は牛となり、それにちなんで行われるようになったのが、この牛替神事と言われています。                                                            

祭り当日は、神くじにより生きた子牛が当たるほか、数千点の豪華景品が授けられます。

見事、子牛を引き当てた幸運な人は、今年の11月に開催される 「 御神幸祭 」 で、牛を引く神牛役を果たします。

子牛は、祭りの当日まで農家に預けて大切に育てられた後、御神幸祭の行列に供奉する大役を務めることになります。

268953_c4501

                                  

                                 

                                  

見事に

雌牛、雄牛を引き当てた幸運な人たち


最新の画像もっと見る

コメントを投稿