我家の庭には、いろんな種類のトカゲが生息しており、その卵もいたるところで見られます。生まれたばかりの2~3cmのこどものトカゲから15~20cmのおとなのトカゲに至るまで、さまざまの大きさのトカゲがいます。
ある時庭を歩いていて、トカゲを踏んでしまい、しっぽが切れてトカゲは逃げてしまった。後に残ったしっぽがピクピクと動くので、びっくりした。
” トカゲのしっぽ切り ”
自分の体の一部を犠牲にして逃げるための作戦で、これを 『 自切 』 と呼ぶ。トカゲは意識して自分のしっぽを切っているのではなく、しっぽにあたえられた刺激が脊髄に伝わると、意識しなくても筋肉がちぢみ、しっぽが勝手に切れてしまう。しっぽが切れると、切り口の筋肉がちぢみ出血を防ぐ。切れた所からは、まもなく新しいしっぽが再生するが、たいてい前にあったしっぽよりは小さく、時にはいびつな形をしている。また 新しいしっぽの骨には 『 自切 』 のための工夫が、なされていないので捕まえてもしっぽは切れない。つまり ” トカゲのしっぽ切り ” は一度きりだけのもの。
『 自切 』 はトカゲだけでなく、ヤモリ (尾) 、カニ (ハサミ) 、バッタ (後ろ足) などにもみられる。
【質問】 へびの”しっぽ”は、どの辺りから”しっぽ”ですか?
【回答】 胴体の最後尾に『尻の穴』があり、それより後方が”しっぽ”です。
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