
お久しぶりです。
それでは今回は仕上げ作業を行っていこうかと思います。
↓塗りあがりました(マスキングテープをはがした時の写真は撮り忘れました…)

それでは細かい部分の仕上げに入っていきます。
まずは前面のブラックフェイスを描いてしまいます。この時、縁の部分にカッターナイフで筋を引いておくと万一はみ出しても修正がしやすいです。(修正は乾燥してから、余分な塗料を削る要領で行いましょう)
↓ブラックフェイスも描けました(少しはみ出してますね…)

つづいて前面の渡り板を紺色に塗りなおします。
↓加工前

↓加工後

ではいよいよ最終工程、屋上機器の準備にかかります。
まずは結構厄介なクーラーを始末してしまいます。というのも今回ベースにしたグリーン車はクーラーが欠品だったのでどこかから調達してくる必要があったのです。(ちなみに実車のクーラーはグリーン車のものとは結構形が違っているので製作したほうがリアルになるかもしれません)
今回用意したのは……何の目的で購入したものか全く覚えていない謎のクーラーです……。
(もし何系のものかわかった方がいらっしゃいましたらコメントで教えていただきたいです)
↓用意したクーラー(右)と加工後のクーラー(左)

では手順を書いていきます。(上から見ることの多い模型ではクーラーは結構重要なので丁寧に!)
まずは残す部分をマスキングをしてから不要なモールドを削除します。続いて長すぎる部分をカットします。最後にダブルデッカーの屋根が平らなためにクーラーをそのまま載せると屋根との間に隙間ができてしまうのでそれを埋めます。
↓モールド削除前のマスキングの様子

↓モールド削除完了

↓カット前のマスキング

↓完成

また運転台に近いほうのクーラーではクーラーの後ろの部分(モールドを削除した部分)には埋め込まれた特徴的な無線アンテナが付きますのでその加工もしましょう。(ただし穴が塗料で埋まってしまうと格好が悪いのでこの加工はグレーを塗装後に行うとよいと思います)
↓穴あけ完了

↓塗装終了

↓アンテナが刺さりました(KAT○の無線アンテナを後ろから貼っただけのお気軽工作です)

このほかに静電アンテナや車端部の換気装置(詳細は不明なので車種のラジオアンテナで代用)信号煙管やスカート(排障器)などを明るいグレーに塗っておきましょう。
また今回は追加の工作として前面にTNカプラーを取り付けましたので簡単に説明します。一応グリーン車の床にTNカプラー用の爪はあるのですが、前面を追加した分だけ連結器が奥まってしまいますのでそのままでは使えません。そこで写真のようにTNカプラーを加工し取り付けました。
↓まずカプラーの爪の中央に穴を開け、次に穴より前の部分を切り落とします

↓また、床板側は後ろ側のピンを削除します

(なおこの加工はかなり目分量でやった大雑把なものなのであまり参考にはならないかもしれません……)
それではいよいよ完成です!
↓全体

↓側面の様子

↓ヘッドライト点灯中の様子

↓テールライト点灯中の様子

↓運転台付近の屋根の様子

長かったですがついにこの時を迎えることができました。計画から約4年・工作開始から15日目のことでした。
ちなみに台車やスカートは仮のものです。財政と時間に余裕ができたらもう少し近い形状のものに変えたいと思っています。
終わりに
振り返ってみれば製作時間も短くだいぶん荒が目立ってしまったような気もしますが、今はとりあえず長年憧れていた車両を形にすることができて本当に良かったと思っています。ちなみに私は本格的な切り継ぎ加工や複雑な帯の塗り分けは初挑戦だったのですが、とりあえず満足できるレベルのものができてちょっと安心しました。また今回は間に合いませんでしたが、常磐線の415系列には他にも珍車が存在していますので少しづつ作っていこうかと思っています。
さて、以前103系の記事の際も書きましたが、私は一人でも多くの方が模型製作を通して、ものを作る楽しさに気付いていただければ、またこの記事がそのきっかけになればと思っています。
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それでは今回は仕上げ作業を行っていこうかと思います。
↓塗りあがりました(マスキングテープをはがした時の写真は撮り忘れました…)

それでは細かい部分の仕上げに入っていきます。
まずは前面のブラックフェイスを描いてしまいます。この時、縁の部分にカッターナイフで筋を引いておくと万一はみ出しても修正がしやすいです。(修正は乾燥してから、余分な塗料を削る要領で行いましょう)
↓ブラックフェイスも描けました(少しはみ出してますね…)

つづいて前面の渡り板を紺色に塗りなおします。
↓加工前

↓加工後

ではいよいよ最終工程、屋上機器の準備にかかります。
まずは結構厄介なクーラーを始末してしまいます。というのも今回ベースにしたグリーン車はクーラーが欠品だったのでどこかから調達してくる必要があったのです。(ちなみに実車のクーラーはグリーン車のものとは結構形が違っているので製作したほうがリアルになるかもしれません)
今回用意したのは……何の目的で購入したものか全く覚えていない謎のクーラーです……。
(もし何系のものかわかった方がいらっしゃいましたらコメントで教えていただきたいです)
↓用意したクーラー(右)と加工後のクーラー(左)

では手順を書いていきます。(上から見ることの多い模型ではクーラーは結構重要なので丁寧に!)
まずは残す部分をマスキングをしてから不要なモールドを削除します。続いて長すぎる部分をカットします。最後にダブルデッカーの屋根が平らなためにクーラーをそのまま載せると屋根との間に隙間ができてしまうのでそれを埋めます。
↓モールド削除前のマスキングの様子

↓モールド削除完了

↓カット前のマスキング

↓完成

また運転台に近いほうのクーラーではクーラーの後ろの部分(モールドを削除した部分)には埋め込まれた特徴的な無線アンテナが付きますのでその加工もしましょう。(ただし穴が塗料で埋まってしまうと格好が悪いのでこの加工はグレーを塗装後に行うとよいと思います)
↓穴あけ完了

↓塗装終了

↓アンテナが刺さりました(KAT○の無線アンテナを後ろから貼っただけのお気軽工作です)

このほかに静電アンテナや車端部の換気装置(詳細は不明なので車種のラジオアンテナで代用)信号煙管やスカート(排障器)などを明るいグレーに塗っておきましょう。
また今回は追加の工作として前面にTNカプラーを取り付けましたので簡単に説明します。一応グリーン車の床にTNカプラー用の爪はあるのですが、前面を追加した分だけ連結器が奥まってしまいますのでそのままでは使えません。そこで写真のようにTNカプラーを加工し取り付けました。
↓まずカプラーの爪の中央に穴を開け、次に穴より前の部分を切り落とします

↓また、床板側は後ろ側のピンを削除します

(なおこの加工はかなり目分量でやった大雑把なものなのであまり参考にはならないかもしれません……)
それではいよいよ完成です!
↓全体

↓側面の様子

↓ヘッドライト点灯中の様子

↓テールライト点灯中の様子

↓運転台付近の屋根の様子

長かったですがついにこの時を迎えることができました。計画から約4年・工作開始から15日目のことでした。
ちなみに台車やスカートは仮のものです。財政と時間に余裕ができたらもう少し近い形状のものに変えたいと思っています。
終わりに
振り返ってみれば製作時間も短くだいぶん荒が目立ってしまったような気もしますが、今はとりあえず長年憧れていた車両を形にすることができて本当に良かったと思っています。ちなみに私は本格的な切り継ぎ加工や複雑な帯の塗り分けは初挑戦だったのですが、とりあえず満足できるレベルのものができてちょっと安心しました。また今回は間に合いませんでしたが、常磐線の415系列には他にも珍車が存在していますので少しづつ作っていこうかと思っています。
さて、以前103系の記事の際も書きましたが、私は一人でも多くの方が模型製作を通して、ものを作る楽しさに気付いていただければ、またこの記事がそのきっかけになればと思っています。


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