やまのうえから

不便な山の中で、自画自賛の「桜の園・桃源郷・花屋敷」を夢見て・・・

ため息も、春の息吹です。

2012年01月23日 07時28分54秒 | 我家の庭
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昨日は、午前中、義父のお見舞いに行き、
午後からは、少し薄日もさして、暖かくなったので、外に出て、家の近くのフキノトウを見に行きました。

そしたらね、いつも早く出ている谷の、雪解けの場所で、数個を見つけました。
春の息吹… フキノトウが、少しだけ、採れました。↓



↑このフキノトウは、軽く茹でて、水にさらしてアクを抜をしました。今夜、フキ味噌を作って、食べるつもりです。
春の息吹、ゴチになりまぁ~す^^♪




ついでに…
ここ数日の暖かさで、庭の雪が、かなり融けたので、長靴をはいて、庭の端っこまで行って見ました。

庭の小道は、まだ雪のある所もあるけど、こんなふうに、消えている所もあります。↓



で、↑この辺りまでは、とってもゴキゲンで、歩いていた私です。

それが… それが…

この先まで、登って…


「ぎゃぁ~~~~~ ぁ~ぁ…  や、やられたぁ~~~~~ ぁぁぁ… 」(呆然)

雪の融けた桜の木の辺りには、本来ならば、都忘れの葉っぱが、緑々しているはずなのですが、
茶色の地面がむき出しになって、鹿の足跡が、いっぱいです。↓





分かるかしら? ビッシリと都忘れが育っているはずの所が、こんなふうに全ての株が、株の根元まで、食べられていました。↓





あぁぁ… ぁぁ…  また、やられちゃったよ… グスン。。。

辺り一面、鹿の足跡と、鹿のフンだらけです。↓





しかも、やっと根付いて、大きく育ち始めたサザンカなども、食いちぎられています。↓(アジャァ~)






雪を蹴散らして、雪の中の都忘れも、根こそぎ食べている所もあります。↓





「ワァァ~~~~ン」 もう、泣きだしたい気持ちですぅぅぅ。。。。 


気を取り戻し、足跡を、山の上の方向に、少したどってみました。
少し行って…
雪の重みで、垂れ下がった網を、食いちぎって、大きな穴を開けて、通り道にしている所を見つけました。↓



家の裏山を全部網で囲ったのですが、きっと、囲ってある所々で、こんなふうに、網を食いちぎり、穴を開けて、通り道にしているのだと思います。
この場所を見つけたのは、もう午後の4時頃でしたが、とりあえず、大慌てで、
夕暮れまでかかって、応急処置をし、この通り道は、塞ぎました。

私は、フキノトウを採って、「春の息吹」なんて言って、喜んでいたけど、
きっと、鹿達にとっては、我が家の庭の都忘れが、春の息吹なのでしょうね。

やまのうえの春は、おばちゃんのため息で始まり、前途多難、困ったものですぅ… (ハァ~)



・・・・・どうでもいい、余分の話・・・・・・

人の話なんて、こんなものです。 (昨日の、話しの、続きです。)


義父(夫の父)は、いつもの糖尿病が悪化して、血糖値が悪くなっての入院でした。

お酒も、煙草も、大好き人間の義父です。
88歳を過ぎても、放っていれば、一日1升ぐらいは、軽く飲み干すほどの酒好き、
インシュリンをしながら、大ビンのウイスキーだって、3日持たないと、夫の実家のお嫁さんは、ボヤキます。

そんな酒好きの義父なので、糖尿病では、身が持たず、年に何回か、入退院を繰り返しています。
・・・・・・・

今回の、義父の入院は、義母から聞きました。
2日前に、義母(夫の母)のお見舞いに行ったら、義母が言いました。
義父は、血を吐いて入院したらしい。
そして、今回は、「家に帰りたい。」と、言わないほど悪いらしい… と。

そうなんです、義母も、義父とは違う病院に、週2回の透析を兼ねて、入院しています。

義父の入院を聞いた時、いつものお酒の飲み過ぎではないと、思いました。
義父が入院するのは、日常茶飯事なので、近年は、夫の実家から連絡などはありませんが、
でも、別の病気の時は、実家のお嫁さんが、黙っているはずはありません。
今回は、何も連絡が無かったので、「変だなぁ~?」とは、思ったけど、
やっぱり心配なので、義父のお見舞いに行かなければ…と、思いました。

・・・・・・
エレベーターを降りた時、病院の受付で聞いた4Fの部屋は、いつも父が入院する、6人部屋だと気付きました。
そこで、私は、なんとなく、全てを悟りました。たぶん、夫も…(笑)
そして、「いつもの部屋だね。」って、言いながら廊下を歩きました。
・・・・・・・

病室に着いて、ベットの上で、うたた寝をしていた、義父を起こして、病状を聞きました。

先日、ショートステイに行った事、
その日の夕方頃に、昼食に出た、ぜんざいを、全部おう吐した事、
ショートステイをしている施設には、義父の内孫(同居)が、勤めていて、その時、病院に搬送してくれた事、
かいつまんで、義父は、話してくれました。

それは、私が、義母から聞いた話とは、内容が、ずいぶん違っていました。
お見舞いに行くのを嫌がっていた夫は、「それみろ!」と、言わんばかり…

まぁね、人の話なんて、こんなもんだよね、分かっていたはずだけど、
私って、この歳になっても、まだまだ修行が足りませんねぇ。 アハハハ…
・・・・・・

義父の為に買って行った、下着を病室の棚に片付け、手袋をはめてやり、巡回の看護師さんのお話も聞ききました。
ほいでもって…
明日からは、リハビリ室にて、運動もする予約がしてある事も、看護師さんに確かめ、義父さんに、話しました。

私がお義父さんに説明している側で、夫は、「おい! もう帰るぞ!」と、子供のように、何度も言います。
その言葉を、無視して、話していたら…
今度は、お義父さんが、言いました。
「俺も、お前達と一緒に、今から家に帰って、酒や煙草を呑みたいよ。もう家に帰りたい…」ってね。
アハハハ… 
まったくね、この親にして、この子ありだよ。 困ったものです。

「じゃぁね、お義父さん、また来るからねぇ~ ちゃんと、ご飯を食べて、薬も飲んで、だいじにしてねぇ…」って言ったら、
お義父さん曰く、「ご飯じゃないよ、おかゆだよ… おかずも出るけど…」ってね。(笑)
・・・・・・・

そんな、こんなで、義父のお見舞いをしました。
一応、嫌がる夫を連れて、一緒にお見舞いに行ったので、これで、後ろ指さされ夫婦を、少しだけ脱却したかな? 
アハハハ…

今日も、しょうも無いお話を、最後まで、読んで下さって、ありがとうございました。

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