カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第49回。

2014-07-14 | 人間観察
追い出しコンパで
酒を飲んだら
二日酔いになった。

日曜日はまったく起きられない。

どこまでが酒のせいで、
どこまでが病気のせいなのかは不明だが。

酒がすすんだのは
由美子さんが来たからだ。

追い出しコンパは、
気の知れた人が集まったとはいえ
僕には気が重かった。

そこに由美子さんが偶然現れた。

由美子さんと言うのは、
僕の大学の後輩が転職した会社での先輩だった女性だ。

年齢は確か51歳。

土曜日が休みだとは知っていたが、
前を通ったら店内が明るかったからと言って入ってきた。

彼女がいると
それだけで盛り上がる。

本の趣味なども合い、
以前はよく飲んだ。

楽しい女性だ。

だから飲んでしまった。

飲まされたのか、
乗らされたのか、
どちらにしても楽しかった。

こんな営業なら
こんな二日酔いなら
毎日だっていい。

15日は、検査がある。

月曜日は食事をとってはいけないそうだ。

この二日酔いは
月曜になっても
治らないのかもしれない。

自分を守るための犠牲者続出!トカゲになるのは次は誰!これが日本の仕組み

2014-07-12 | 人間観察
児童に包丁「静かにせえ」=小学校教諭を懲戒処分―広島県教委

見出しだけは立派だ。

この見出しには、
『暴力教師の追放』であるかのようなイメージをわかせる。

日本の古い体質と、
マスコミの陰謀に過ぎない。

新聞記事は次の通り。

【広島県教育委員会は11日、
児童らに包丁を向けるなどしたとして、
同県福山市内の公立小学校に勤務する男性教諭(59)を
同日付で停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。

県教委によると、教諭は昨年9月ごろ、
担任を務める特別支援学級の児童6人が調理実習で騒いだ際、
流し台から刃渡り約16センチの包丁を取り出し、
「静かにせえ」と言いながら約3メートル離れた場所から刃先を向けた。

また、今年6月には、
実習で包丁を持って騒いでいた児童の手を持って、
刃先を自分の腹部に向け
「こうやってやるんじゃ。切腹」
と言って自分の腹を切るまねをしたという。

教諭は
「静かになると思って(包丁を)見せた」などと話しており、
今月8日付で提出していた辞職願が11日受理された】

記事だけ見ると、
いかにも教師が悪者になる。

しかし、本質は何も変わっていない。

包丁を持って騒いだ子供は【正義】なのか?

問題を提起したPTAは
騒いだ子供の教育について考えているのか?

これがとかげの尻尾切りでなくて
何だというのか。

最近は
騒ぐ子供の口に
テープを貼るような真似をした教師が槍玉に挙げられた。

これも子供の社会性を育てる教育からはかけ離れている。

悪いことをした子供は
悪いことをしたという自覚もないままに、
自分たちは正しいと思い込んでしまう。

かなり前の話になるが、
小学生の男児が
ハガネのカッターで女子生徒をいじめていた。
しかも授業中に。

教師はカッターを取り上げ、
その男子児童の顔にカッターを当てて
いじめを阻止した。

にもかかわらず、
この教師はクビになった。

カッターで女の子の頬を叩いて脅していた子供は、
【正義】になった。

都議会のセクハラ野次も、
あれだけテレビでも放映されたにもかかわらず、
自民党と公明党は、
「そんな野次は聞かなかった」
「誰も聞いていない」と嘘をつき、
その対策にも反対した。

犯人が特定されると、
罰則なしに、
他の野次も特定することも無く、
幕引きを図る。

兵庫県議の号泣会見に端を発した
政務調査費の疑惑問題も、
野々村を辞職させ幕引きを図った。

他の議員にも、
カラ出張や、切手の購入の換金疑惑が浮上した。

それを追求する気配はまるで無い。

ましてや、
それらの議員の言うままに、
税金を議員に払い続けてきた
都議会のチェックはどうなっているのか?

その責任は重いはずだ。

全てがうやむやに終わる。

これが日本だ。

教師たちのストレスや悩みを解決するための対策は全く無し。

子供の教育よりも、
官僚の責任逃れのためだけの社会。

これが日本の体質なのだろう。

それに対して
怒りさえ感じないのも、
日本国民の体質なのだろう。

もっと怒れ!

僕は国民にそう叫びたい。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第48回。

2014-07-11 | 人間観察
台風だから仕事は止めようか迷った。

本当は、
休む口実がほしいのだ。

しかしランチはあけた。

予想以上に客が来る。

台風だから会社員は外に出ないのだ。

あっという間に満席。

不思議なものだ。

しかし体が続かない。

1時半にはシャッターを下ろし、
横になる。

目が覚めても体がだるい。

しかし少しだけあける。

6時に会社の帰りの人が定食を食べにきた。

それだけだ。

もうやる気が起こらない。

通りを歩く人の姿も無い。

早々にシャッターを閉めた。

明日の朝の病院に備えよう。

15日の検査に備えよう。



安倍首相がまた、
パプアニューギニアに200億円のODAを約束した。

福島事故の後処理にも金を捨て、
県民は無視され続け、
外国にはいい顔をして回る。

怖い政治家だ。

以前にも書いたが、
日本は、
中国にもODAを支出している。

韓国にも。

敵国と言われながらも、
金を送り続ける真意は何か?

箸の持てない安倍は、
日本人で無いからかもしれない。



多くの冤罪を生んだ取調べの可視化が
限定されることに決まった。

大阪地検の証拠改ざん事件をきっかけに、
新しい捜査や公判のあり方を議論してきた
法制審議会の特別部会が9日開かれ、
答申案を全会一致で決定した。

取り調べの録音・録画の義務化が
裁判員裁判の対象事件などに限定された。

その他のものは、
警察と検察が
何をしてもいいということだ。

日本は遅れているし、
国民の意識も遅れている。

これだけ冤罪が起こっているにもかかわらず、
可視化はほんの一部だけ。

何と卑怯な国なんだろう。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第47回。

2014-07-10 | 人間観察
台風が近づいていると言うだけで、
客は減る。

ただでさえ不規則な営業をしているので、
明るい未来は無いが、
雨が降ると、客足はますます遠のく。

しかも、
僕がほとんどカウンターに
出なくなってしまったこともあるのかもしれない。

厨房で明日の準備をしたり、
座って身体を休めていることが多くなったからだ。

水曜日も、
6時の定食の客、
7時過ぎの男性客、
9時半に来た二人連れで夜が終わる。

これでは店じゃない。

仕方が無いのかもしれない。

もう少し、
積極的に笑いを売らねばならないのだが。

こんなときに、
別居中の女房のありがたさがわかる。

ずっと手伝ってくれている。

皮肉なものだ。

土曜日に、
40歳の独身男性が、
東京に転勤するための
追い出し会をやる。

正直気が重い。

集まるのは6人だが、
どこまで出来るか不安でもある。

彼のために、
たくさんの人に集まってほしいと思う反面、
声をかけることをためらってしまう。

15日の検査までは、
なかなか前向きになれない。

我が身に振りかかってきて初めて気がつく。



北野武が離婚を決意したと報道された。

昨日は森進一の不倫、
その前は、浜ちゃんの不倫。

芸能界も忙しい。


それらのニュースの影で
福島被災者には、
国主導のいじめが行われていた。

【福島第1原発事故】裁判外解決手続きは賠償一律半額に
されていた。

「迅速な処理を優先した」
と言う言い訳で、被災者救済置き去りの政策を実施していた。

その主導が、
文科省だ。

文科省は、
原発事故による損害賠償の請求に、
『 原子力損害賠償紛争解決センター 』を作った。

裁判で争う経済力の無い被災者を、
まるで助けるような文言で被災者を騙し、
仲介者として中に入り、
請求書などを作らせる。

時効を作り、
被災者を焦らせ、
被害者の希望とはかけ離れた額を決め、
請求させるが、
判断は東電が勝手に決められるようになっている。

東電救済のためのルールを国が作り、
被災者を騙し続けている。

そしてその判断は、
請求額の一律半額から審査をする。

政府は
原発被災者をとことん馬鹿にしている。

情けない国だ。

センターの実務を担う文部科学省の
「原子力損害賠償紛争和解仲介室」で、
今年3月まで室長を務めた
野山宏氏(裁判官出身、現在は宇都宮地裁所長)が、
毎日新聞の取材に「50%ルール」の存在を認めた。

そのことさえ知らない国民も馬鹿だが、
それを知っても
怒ることさえしない国民は
明日は我が身を感じ取るべきだ。

動けなる前に、
もっと大きな声にしていきたい。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第46回。

2014-07-09 | 人間観察
都議会が重い腰を上げるようなジェスチャーをはじめた。

セクハラ野次の発信者を特定するためだ。

しかし、自民党は乗り気ではない。

「そのような野次は聞こえなかった」
と言う答えが戻ってきたからだとのことだ。

卑怯で卑劣な政党だ。


国会では
自民、公明両党は8日、
与党税制協議会を開き、
生活必需品などの消費税率を低く抑える
軽減税率の導入方法を検討するため、
経済団体や業界団体などへのヒアリングを開始した。

この日午前の会合で、
経団連は税収減などを理由に軽減税率導入への反対を表明した。

儲ける側は、
面倒くさいから反対だと言う主張だ。

消費税が上がり、
各物価が上がり
ライフラインも全てが値上がりし、
給料は3%ほどしか上がらない。

国家公務員と、
国会議員だけが
12%もアップした。

年金で暮らしている人の苦労より、
自分たちの儲けや、
処理が問題なのだ。

自民党も、
「面倒くさいから、軽減税率なんか、
作る必要は無い」と言う立場をとっている。

公明党は
いつも反対をちらつかせ、
最終的には
自民党の言いなりになるのはわかっている。

議員数の削減も、
税金の無駄使いも、
医療費の値上げも、
軽自動車税のアップも、
国家秘密保護法案も、
集団的自衛権も、
全て自民党の言いなりだ。

公明党も卑怯で卑劣な集団だ。

都議会の野次の調査も、
自民と公明の反対で
【セクハラ野次賛成」が決まった。

だんだん日本が危なくなってきている。


原発事故処理も
安倍首相は
「完全にコントロールされている」と世界に胸を張ったが、
これも嘘ばかりだ。

東京電力福島第1原発の安全性について議論する
原子力規制委員会の検討会が7日開かれ、
東電は2号機トレンチ(ケーブルなどの地下管路)にたまった
高濃度汚染水の抜き取り作業が遅れていると報告した。

規制委側からは批判が相次いだ。

東電によると、
2号機と3号機のトレンチには
タービン建屋から流入した汚染水が計約1万1000トンたまっており、
地中に漏れている可能性も指摘されている。

東電は、トレンチと建屋の間の水を凍らせた上で、
トレンチの汚染水を抜き取る計画だった。

凍結作業は4月から始まったが、
2号機トレンチの水温が想定通り下がっていないという。

東電は検討会で、
1分間当たり最大2ミリ程度の速さの水の流れがあり、
凍りにくくなっていると説明した。 

これらは税金でまかなわれている。

しかし、余りにもいい加減だ。

政権も税金を垂れ流しているだけで、
何の解決もされていないどころか、
ますます
放射線の汚染水が垂れ流されていると言うことだ。

この国は一体どうなっているのか?


実は僕の身体もどうなっているのか?

月曜日、
医師に厳しい宣告をされた。

覚悟が要る。

15日に精密検査をする。

結果次第では、
日常生活は無理だと言う。

呼吸に障害が出てきていると言うことで、
どうなることやら。

ただ、意識がある限り、
入院はしない。

このまま生き抜きたいし、
前のめりに死ぬことだけを考えたい。