やっと原稿を書き上げた。
久しぶりに満足感を体感した。
この原稿が4月ごろ、陽の目を見る。
そのときまで元気でいられるかさえ
自分にはわからない。
31日、彰子先生から電話があった。
彰子先生と出会ったのはちょうど一年前。
この亀山で繋がった。
「今一人?」
「うん」
「奥さんと一緒じゃない?」
「一人だよ」
「今亀山駅に着いたの。
除夜の鐘を一緒に撞きたい。
一年前と同じように」
そうだった。
僕は彼女に助けられ、
そのまま慈恩寺の鐘撞きに行った。
忍山神社で年越し蕎麦を食べ、
のぼの神社で日本武尊の古墳に行った。
津のヨットハーバーで日の出を見た。
そんな一年前に戻れるかもしれない。
そんな気がした。
ただ、足の具合が良くなくて、
亀山城跡までタクシーで来てもらった。
やっとのことでたどり着いた僕は
タクシーから降りた彰子先生を抱きしめた。
新しい一年は
今年のやり直しかもしれない。
それならば嬉しい。
僕にとっては後悔の残る一年だった。
家で彰子先生を抱いた。
そして今から慈恩寺に向かう。
今年こそ、すばらしい一年になりますように。
久しぶりに満足感を体感した。
この原稿が4月ごろ、陽の目を見る。
そのときまで元気でいられるかさえ
自分にはわからない。
31日、彰子先生から電話があった。
彰子先生と出会ったのはちょうど一年前。
この亀山で繋がった。
「今一人?」
「うん」
「奥さんと一緒じゃない?」
「一人だよ」
「今亀山駅に着いたの。
除夜の鐘を一緒に撞きたい。
一年前と同じように」
そうだった。
僕は彼女に助けられ、
そのまま慈恩寺の鐘撞きに行った。
忍山神社で年越し蕎麦を食べ、
のぼの神社で日本武尊の古墳に行った。
津のヨットハーバーで日の出を見た。
そんな一年前に戻れるかもしれない。
そんな気がした。
ただ、足の具合が良くなくて、
亀山城跡までタクシーで来てもらった。
やっとのことでたどり着いた僕は
タクシーから降りた彰子先生を抱きしめた。
新しい一年は
今年のやり直しかもしれない。
それならば嬉しい。
僕にとっては後悔の残る一年だった。
家で彰子先生を抱いた。
そして今から慈恩寺に向かう。
今年こそ、すばらしい一年になりますように。