カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第39回。

2014-06-27 | 人間観察
ついに来たか!

そんな気持ちになる。

流石に立てなくなった。

脚の痛み以上に、
背中と両腕の痛み、
さたに、人工骨の定着がうまくいかなくなってきているようだ。

薬の副作用が激しく、
咳が止まらない、
と、言うより、
呼吸が苦しい。

Y子さんのマンションに飛んで行きたい気分だ。

土曜日は、
庭師が来る予定になっているが、
キャンセルしなくてはならないかもしれない。

何とか、
畑まで行きたい。

今から病院にいく。

119に電話をした。

行き先は
救急車も心得ているようだ。

苦しい一日が始まろうとしている

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第38回。

2014-06-26 | 人間観察
サッカーは、
まったくいいところも無く、
敗退した。

すでにトーンは落ちていたが、
テレビ局は何とか話題を作っては、
予定していた時間帯の視聴率を稼ぐために、
視聴者を巻き込んで
番組を構成し始めた。

4年後に向けて、
日本のサッカーは
何をするべきなのか?

選手は今後、
どうしたらもっと成長することが出来るのか?

そんな内容を、
ツイッターやファックスでかき集め、
役に立たない評論をしている。

そんなことは周りがとやかく言うことではない。

本人たちが、
どうやって精進していくかを考えればいい。

監督でもなければ
サッカーもやったことの無い連中が
知ったかぶりで意見を言うのを聞くのは、
本当に恥ずかしい。

テレビ界もここまで堕ちてしまったのかと
哀れにさえ感じる。


咳が止まらず、
医者に新しい薬を処方された。

トラムセットという薬の副作用だそうだ。

しかし、ステロイドの量を半分にしたので、
他の副作用は少し収まったようだ。


都議会のセクハラ野次は
鈴木議員の謝罪さえ、
自民公明は反対した。

他の野次に関しても、
「調査したが、だれも聞いていない」と結論付けた。

自民公明の卑劣な手腕が際立っただけだ。

マスコミも、
自民に気を使い本気にならない。

調査しても判明は難しい、と
この大きな問題を無視してしまった。

情けない国だ。

こんなときこそ、
民主党が活躍できたはずなのに、
それもしない。

東京都議会でセクハラが起こっているということよりも、
浜ちゃんの不倫や、
布川&つちやの離婚の話のほうが大事なのだろう。


夜、珍しい客が来た。

僕の教え子だった女性だ。

すでに40代半ばになろうとしている。

結婚し、2人の子供がいるそうだが、
離婚を決意したと言う報告だった。

みんなどうしてそれほど
早足で歩かなくてはいけないのだろう。

少し立ち止まって
じっくりと考えることが出来ないのだろうか?

恋愛もセックスも結婚も、
何も考えることなく
嫌になったら止める。

生産性の無い話だ。

都議会と同じじゃないか。

衆議院選挙の
一票の格差もますます広がった。

違憲判決が何度も出され、
民主党が解散するときにも自民党は約束したはずなのだ。

いまだ解決させる気持ちも無い。

このような自民党がある限り、
このような自民党に投票する国民がいる限り、
日本に明日は無い。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第37回。

2014-06-25 | 人間観察
昨夜が忙しかったせいで
疲れきった。

ランチも身体が動かない。

12時ジャストにはじめ、
12時50分には売り切れ表示をした。

すぐに横になって眠った。

6時の夜の開店まで。

4人連れの男性が入ってきた。

近くの会社の所長が、
3人の50代の部下を連れてきた。

日本酒のボトルを入れてくれた。

しかし、所長以外の3人の女々しい話には辟易した。

全員が単身赴任。

「金が無いからキャベツ一つ買って、
1週間は持たせるよ」
「キャベツだけか?」
「米は俺の実家が送ってくるから」
「いくらで暮らしてるんだ」
「食事込みの3万円」
「朝昼晩か?」
「朝は食べないし、昼はコンビニでおにぎり買えば100円さ」
「お茶も飲まないのか?」
「会社に戻ればタダのお茶があるじゃないか。
節約はやれば出来るんだから」

わびしくて悲しくなる。

50歳を過ぎたオヤジが、
こんな生活を自慢しているのだ。

所長もあきれていた。

しかし他の2人も似たようなものだ。

「僕なんか静岡だから、
帰ったら旨い魚を食えるから満足だよ。
皆が食べたこと無いような旨い魚を食えるんだ。
皆にはわからないだろうけど、
獲りたての魚の販売所があって、
1000円もあれば持ちきれないほど買えるんだ」

所長が少し嫌味を言う。

「俺は甘鯛の松笠揚げを食べたときなんか、
感激したよ。静岡でも、甘鯛は取れるのか?」

「甘鯛なんか食べる気にもならないよ。
静岡の旬の秋刀魚なんか、
脂が乗ってすごく美味しいけど、
1本50円だよ。50円。
すごいだろ?」

会話になってない。

所長はあきれていた。

もう、まともなものを、
まともに食べるなんて無くなってしまったのだろうか?

今日のニュースでは、
家庭の主婦が
おかずをコンビニで買うことが話題になっていた。

スーパーでもなく、
デパ地下でもなかった。

近くのコンビニで
出来合いのおかずを1品以上買うと言う。

もう家庭に食卓なんて存在しなくなったようだ。

そこには、
妻としての仕事も、
母親としての責任も、
日本人の文化も無い。

父親の権限もなくなったのだろう。


日本の政治は、
またもや公明党が
自民党の言いなりになった。

集団的自衛権を
認めてしまった。

何と情けない政党だろう。


結いの党は維新との合流が決定的になった。

これも僕は、
分裂のための合流だと断言する。

自民一党時代にストップをかけるには
それも必要なのかもしれないが、
江田憲次と橋下徹とでは
違いが大きすぎる。

江田が正統派の理論派なら、
橋下は独断独立主義者だ。

江田は官僚時代から
エリート畑を歩き、
日本の裏の隅々まで知っているし、
強力な協力者さえいれば
正面突破が出来る人だ。

橋下は残念ながら
と言う出身が、
いつも下から上を眺め、
上をつぶして
自分が上に立とうとする人。

江田は論理を大切にするが、
橋下は手段を選ばない。

たとえ統一選で
勝利しても、
未来は明るいとは言えそうも無い。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第36回。

2014-06-24 | 人間観察
月曜日から忙しかった。

ただ、体調と相談しながら出ないと仕事が出来ないので、
ある程度、入店規制をすることにした。

昼は席数が埋まった段階で
売り切れの表示をする。

夜は、
6人が入店した段階で
表の電気を消す。

もうそれしか方法がない。

常連は仕方ないにしても、
一般の客が入ってくると
今の体調では
大人数に対処する能力はない。

それでも、
女房の誕生日と言うことで、
それなりに人は来る。

最後は
沢蟹と春雨の素揚げをつまみに、
ワインを無料提供した。

それで精一杯だった。


セクハラ野次の犯人はやはり自民党員だった。

自民党の鈴木章浩都議(51)が23日、自らの発言と認め、謝罪した。

しかしそれまでは
「僕じゃありません」とわざわざ主張し、
「そういう人は辞職するべきだ」と話していた。

にもかかわらず、
「辞職はしない」と居直るだけ。

「自民党員であっても処分は必要」と語っていた自民党本部も、
鈴木章浩都議の首を差し出し、
収拾を図りたい考えのようだ。

自民党の卑劣さは
もう誰から見ても明らかなのだが、
この自民党員を擁護し、
被害都議を脅迫するメールやファックスが届いてもいる。

日本の警察やマスコミは、
もっと必死になって
真実を暴くべきだ。

W杯は、ギリシャと引き分けて
周囲の熱は冷めかけてしまった。

連日の大騒ぎが
影を潜めている。

日本人の特性なのか?

覚めることが悪いとは思わないが、
もう少しコツコツと考えることをしないと、
日本はマスコミに踊らされるだけの国民になってしまう。

集団的自衛権も内容を知らずに騒ぐ日本人、
サッカーのルールも知らない人間が、
W杯になると
俄かファンになってしまう。

性差別も、
話題になると注目もするが、
何が悪いのかも考えないまま騒ぐだけなら、
半年もしないうちに、
同じことが繰り返される。

それが日本なのかもしれないが・・・・。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第35回。

2014-06-23 | 人間観察
2年ほど前、
時々珈琲を飲みに言っていた喫茶店がある。

フランチャイズの喫茶店だ。

そのときアルバイトをしていた女の子から
電話があった。

思いがけない電話で、
最初は誰かわからなかった。

日曜日の女房との食事のあとに、
時々行っていた。

機転の利く賢い女の子だと思っていた。

何の理由で電話番号を教えたのかは覚えていない。

「7月でアルバイトをやめることになりました。
就職が内定したので、勉強しなくてはならないことが出てきたので。
しばらくお見えにならないので心配してました。
ただ、やめる前にお礼が言いたかったので」

何の例かわからないのだが、
彼女にとって、
何か力になれたのかもしれない。

比較的近くの人だったので、
一社駅で待ち合わせた。

そして、僕の好きなワインをプレゼントしてくれた。

そして思い出した。

オーストラリア人の客が
何を言ってるのかわからず、
おろおろしていた時に
声をかけて通訳をしてやった。

「あのときは、本当に助かりました。
ほかの人も、マスターも見て見ぬ振りをして
泣きたくなっちゃいました。
あれを機会に英語の勉強を本気でやりました。
お客さんのおかげです。
ありがとうございました。
就職も、英字新聞の編集につくことが出来そうです」

うれしいニュースだった。

ほんの1時間くらいだったが
彼女の笑顔が素敵だった。


小保方氏の検証実験参加が濃厚になった。

STAP細胞が存在するかどうかを調べる検証実験について、
理化学研究所の野依良治理事長は19日、
理研の小保方晴子ユニットリーダーが参加するかどうかを尋ねられ、
「小保方さんがやらないと、決着がつかない」と述べた。

関係者の間でも
若山教授に対する不信感が生まれてきていると聞く。

どちらが正しいか
決着が楽しみだ。

セクハラ野次事件では、
自民党が各議員に、
「質問に答えないように」と通達を出していることがわかった。

卑怯極まりない自民党に、
マスコミは本気で解決しようとするのかどうかも見ものだ。

諸外国の新聞には、
わかっているだけでも13紙がこの問題を取り上げた。

恥ずかしい日本、
恥ずかしい日本人、
恥ずかしい議員、
その恥ずかしい議員に投票した
恥ずかしい都民。

きっと、
誰一人として
自分を責めることなどしないのかもしれない。

それこそが
恥ずかしい人間であるのだが・・・。