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自分を守るための犠牲者続出!トカゲになるのは次は誰!これが日本の仕組み

2014-07-12 | 人間観察
児童に包丁「静かにせえ」=小学校教諭を懲戒処分―広島県教委

見出しだけは立派だ。

この見出しには、
『暴力教師の追放』であるかのようなイメージをわかせる。

日本の古い体質と、
マスコミの陰謀に過ぎない。

新聞記事は次の通り。

【広島県教育委員会は11日、
児童らに包丁を向けるなどしたとして、
同県福山市内の公立小学校に勤務する男性教諭(59)を
同日付で停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。

県教委によると、教諭は昨年9月ごろ、
担任を務める特別支援学級の児童6人が調理実習で騒いだ際、
流し台から刃渡り約16センチの包丁を取り出し、
「静かにせえ」と言いながら約3メートル離れた場所から刃先を向けた。

また、今年6月には、
実習で包丁を持って騒いでいた児童の手を持って、
刃先を自分の腹部に向け
「こうやってやるんじゃ。切腹」
と言って自分の腹を切るまねをしたという。

教諭は
「静かになると思って(包丁を)見せた」などと話しており、
今月8日付で提出していた辞職願が11日受理された】

記事だけ見ると、
いかにも教師が悪者になる。

しかし、本質は何も変わっていない。

包丁を持って騒いだ子供は【正義】なのか?

問題を提起したPTAは
騒いだ子供の教育について考えているのか?

これがとかげの尻尾切りでなくて
何だというのか。

最近は
騒ぐ子供の口に
テープを貼るような真似をした教師が槍玉に挙げられた。

これも子供の社会性を育てる教育からはかけ離れている。

悪いことをした子供は
悪いことをしたという自覚もないままに、
自分たちは正しいと思い込んでしまう。

かなり前の話になるが、
小学生の男児が
ハガネのカッターで女子生徒をいじめていた。
しかも授業中に。

教師はカッターを取り上げ、
その男子児童の顔にカッターを当てて
いじめを阻止した。

にもかかわらず、
この教師はクビになった。

カッターで女の子の頬を叩いて脅していた子供は、
【正義】になった。

都議会のセクハラ野次も、
あれだけテレビでも放映されたにもかかわらず、
自民党と公明党は、
「そんな野次は聞かなかった」
「誰も聞いていない」と嘘をつき、
その対策にも反対した。

犯人が特定されると、
罰則なしに、
他の野次も特定することも無く、
幕引きを図る。

兵庫県議の号泣会見に端を発した
政務調査費の疑惑問題も、
野々村を辞職させ幕引きを図った。

他の議員にも、
カラ出張や、切手の購入の換金疑惑が浮上した。

それを追求する気配はまるで無い。

ましてや、
それらの議員の言うままに、
税金を議員に払い続けてきた
都議会のチェックはどうなっているのか?

その責任は重いはずだ。

全てがうやむやに終わる。

これが日本だ。

教師たちのストレスや悩みを解決するための対策は全く無し。

子供の教育よりも、
官僚の責任逃れのためだけの社会。

これが日本の体質なのだろう。

それに対して
怒りさえ感じないのも、
日本国民の体質なのだろう。

もっと怒れ!

僕は国民にそう叫びたい。