普通の日記～ノーモアゲーム君～

昨日はライブでした。
ちょっと気恥ずかしいけど、僕の母も見に来てくれました。
僕はドラムペダルと一緒に一年以上使っていた眼鏡を踏み砕いてしまいました。
まぁでも皆さんきっと楽しんでくれたことと思います。


結局ゲーム君は来ませんでした。
折角ステージにロックマン３，４，５を用意してライブやったのにも関わらず、彼は来ませんでした。
しかし、実は来ないことは事前に分かっていたのです。
「誘いは嬉しいんだけど、次の日中間テストなんだよね。次はいつ持ってこれる？」という旨のメールを前日に受け取ったのです。
次なんてないことに早く気づいて貰いたいですね。
悪いのはきっと自分ひとりで勝手に盛り上がって勝手に負けた気になってる僕なのでしょうが、もういい。
酔狂が過ぎたんですね。
誰とでも話せば分かるなんて事はありえないなんてことは分かっているのです。



さて、今日は新しい眼鏡を買うべく街へと出ました。
眼鏡屋で色々と物色していると少し困った事態が起きてしまいました。
最近多少ぶっとんだ髪型にしてしまったため、派手な眼鏡が似合う似合う！
これまではなかったことです。
試しにどう見てもドン小西みたいな眼鏡をかけてみてもなんか様になってしまっている。
とまどってしまい何人かにメールで助けを請うと偶然母と姉が駅の近くにいたので直に店まで来てもらい選ぶのを手伝って貰いました。
結局選んだものはそこまでぶっとんだデザインではないけれど、花のワンポイントが入った太めのフレームと黒と黄色のコントラストが印象的な眼鏡でした。けっこう気に入ってます。

眼鏡を買った後三人で服屋を見たり肉屋に行ったり（今日は２９の日！）して、以前バイトしていた店でスープカレーを食べて帰りました。

眼鏡を選んでいるとき、服を試着しているとき、高級肉の値段にびびっているとき、汗だくになりスープカレーを食べているとき、僕は気づいたのです。
小さな幸せに満たされている自分に気づいたのです。
退屈を嫌い、生きていることを実感することにどこまでも貪欲な自分が小さな幸せに満たされていることに気づいたのです。

世界は僕に優しかった。
活動できるギリギリの低温まで心を冷やしてシャープにしてくれる人もいれば、凍えきって死んでしまわないよう温もりをくれる人までいてくれる。
感謝してもしきれないような気持ち、盲目的に小さな幸せに満たされている、そんな日も素敵ですね。


新しい眼鏡は僕によく合い、前より世界が鮮明に見えます。
「見たくないものを見なくてすむじゃない」と言うけれど、僕は眼鏡をかけてでも全て見たいと思いました。