kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

リーピング

2007年05月28日 | 洋画(普通、まあまあ、及第点)
日時:5月26日
映画館:バルト11
パンフレット:A4変形版600円。

最初、全然観に行くつもりはなかったんだけど、予告編には燦然と輝く「Dark Castle Entertainment」のロゴが!

豪華な配役、ハッタリの効いた展開、悪趣味な特殊効果で、「TATARI」だの「ゴーストシップ」だの「13ゴースト」だの「ゴチカ」だのを名作を連発しているあの会社じゃないか!これは、何が何でも観に行かなくては。

おまけにテーマが10の災い。おお、「第7の予言」以来だ。(←劇場で観てるんだよね、これも。)

お話は、ルイジアナで起きた「血の河」事件を調査に来た超常現象の研究家、ヒラリー・スワンクが体験する恐るべき十の災いというもの。

元々、十の災いそのものが旧約聖書がネタなので、「あぶ」とか「蛙」とかどうやっても画面的に派手にはならない。おまけに、監督が無茶苦茶面白かった「ライフ・イズ・コメディ」を撮る一方で、「プレデター2」や「ロスト・イン・スペース」など駄作も多い、浮き沈みの激しいスティーブン・ホプキンス。

う~ん、中盤まで盛り上がりに欠ける展開だ。一応、スワンクの昔話やほとんどカメオ出演のスティーブン・レイなどスパイスは効かせているんだけどね。

ラストではジョエル・シルバーらしい派手なクライマックスが用意されているが、これまでの「Dark Castle Entertainment」の映画を観ていると、だいたいオチは読めてしまう。災いをなすと思われていた少女が実は善人で、味方と思っていた人が悪の張本人という展開は、もう見飽きちゃったな。

まあ、それでもまた新作が出たら、懲りずに観に行くんだと思う。(笑)

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