kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

プラモ戦車大作戦

2013年07月31日 | 雑談ほか
人生を変えたとは言わないまでも、その後の人生の進路を方向づけてしまった本というものがある。

1冊は学研の「世界のなぞ世界のふしぎ」。
書物によって新しい知識を得るという喜びは小学校3年生か4年生に読んだこの本から始まったのだと思う。(入手済み)
1冊は「スターウォーズ」と「未知との遭遇」公開直後に出されたSF映画と映画全般に関する文庫サイズの児童百科。映画好きとなった端緒だが、タイトルが思い出せないので今のところ探しようがない。
1冊が芳賀書房の「THE WESTERN 西部劇大全集」。これは時代も新しく高校生の頃に入手した。言うまでもなくマカロニ・ウエスタンにハマるきっかけとなった一冊。「荒野の用心棒」が記載されたページ以降、約1/4だけ手垢で汚れている。

さて、今回入手できたのはそれら人生の進路本の1冊「プラモ戦車大作戦」。ミリタリープラモの作り方百科で、当時タミヤのタイガーⅡによって陸物方面に走り出した少年の心をワクワクさせてくれた。おかげで今も軍事・戦史好きなのだから、文字通り「三つ子の弾欲しい百まで」だ。(もちろん、当時の独派少年の必携本であったジャガーバックスの「ドイツ兵器大図鑑」「ドイツ機甲軍団」が実家の書庫に保存されている。)




《この「ダダダ」をよく覚えている。》

この本、長年探していたが、文庫サイズの児童百科シリーズはなかなか古本屋に出ないうえ、小学生の頃のことなので出版社もタイトルも覚えていない。ネットで何度か検索するがキーワードが不適切なのか、ありふれているためか、なかなか見つからない。そこで自分が手にしたであろう、小学校5・6年の年、1980年・81年をキーワードにしてみたら、これが見事に的中。おお、見覚えのある表紙でAmazonに在庫アリ!間髪いれずに発注した。

長年手にしたかった一冊。うれしいなあ。そうそう、このくだり覚えているぞ。SMSのように短い本文から当時の興奮が甦ってくる。しかし、見覚えのないページも多い。小林源文のイラストなどなかったハズだ。さらに明確に覚えているページもない。奥付を見ると第四刷。ワタシが持っていたのはおそらく第一刷から第三刷のいずれかだったのだ。半分くらいは同じ内容のようだが、まだまだ古本探しの旅は終わらんのである。

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