kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ただいま製作中 それはル・マットリボルバー(その7)

2014年10月23日 | ただいま製作中
今回はちょっと閑話休題。というか、本題。
製作中のイチブンノイチ・リボルバー、ル・マット(A.K.A. レ・マット、ルマー、レマー)リボルバーの紹介です。





歴史的背景やスペックの詳細は専門家にお任せしましょう。
西部劇MONOリスト 蔵臼金助のGUN講座 #4

実はマカロニには登場していないのですが、「クイック&デッド」では北欧人ガンマンが使っています。ただ、作ってみるとデカイ上に凹凸が多く、とても早撃ち大会に向くような銃ではありませんな。

シリンダーの中心部を散弾用バレルが通る特殊なデザインが製作心をそそり、映画的にも絵になりそうなのですが、実際にこの特徴がどういったシチュエーションで使えるのか?



シリンダーの9発を撃ちつくすような混乱した戦場で、ハンマーを切り替えて散弾を撃つというのは、なかなか至難の業のような気がします。
最初に散弾を撃って機先を制した後、通常弾9発で相手を始末した方が現実的かも知れません。


【通常の位置】


【散弾発射時 切り替えが面倒くさそう。】

それにしても以前、イチブンノイチ・フルスクラッチしたホチキスmle1900といい、ル・マットリボルバーといい、ワタシの作る銃は何故かフランス発音の銃が多い。

「英語みたいなまとまりのない下品な言葉を使う連中の銃なんて作れるか!」という訳ではありません。(多分)

ちなみにLe Matで画像検索をするとリボルバーに加えて、タロットの画像が出ます。Le Matとは「The Fool 愚者」なんだそうな。「アホ・チキス機関銃」と同様にワタシにピッタリ。

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