kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

デニス・ホッパー死す

2010年08月09日 | パンフレット
古い話題ですが、デニス・ホッパーが亡くなりましたね。

かってデニス・ホッパーが来日した当時、京都でもデニス・ホッパー映画祭とか、写真展があり、結構、足を運びましたよ。



で、本人の舞台挨拶(たぶん、観終わった後に人を殺すか、自殺したくなるような映画「リバース・エッジ」だったと思う・・・)の時に「イージーライダー」のパンフにサインをもらいました。ちゃんと「Kyoto 89」って書き添えてくれています。(写真では分かりにくいけど)

でも、当時、真っ先に後悔したのが、「やっぱり「ストレート・トゥ・ヘル」のパンフにしときゃ良かった。」ってこと・・・。

R.I.P D.H.

トラの出る映画(その4)

2010年01月16日 | パンフレット
トラことタイガー戦車が出る映画、その4です。

このシリーズもいよいよ架橋・・・佳境。

まずは「戦略大作戦」。


タイガー3台で大銀行を死守していました。
ちなみにタイガーの戦車長はカール・オットー・アルバーティ。アントン・ディフェリングと並んで、60年代戦争映画のドイツ軍役を代表する役者さんで、「大脱走」や「空軍大戦略」「バルジ大作戦」などにも出ていました。 (確か、マカロニにも出ているはず。)

中表紙もタイガーです。


イングロリアス・バスターズ」に使われたラロ・シフリンの曲、「タイガータンク」とはこの戦車のことです。
映画としてもよく出来ていて、ファンも多いのですが、ワタシは同じ監督でも「荒鷲の要塞」の方が好きなのです。

で、最後、「将軍たちの夜」。


《表紙》

《裏表紙》
パンフレットのデザインとか色使いが、とても60年代とは思えない位、カッコよすぎます。

で、タイガー戦車。

おお、素晴らしい出来!劇中ではワルシャワ蜂起に出動し、非力なレジスタンス相手に火炎放射器ともども、悪虐の限りを尽くします。

映画そのものも、ものすごく面白いので、ぜひ、ドイツ人俳優でリメイクしてほしいところです。

トラの出る映画(その3)

2010年01月15日 | パンフレット
トラの出る映画その3はソ連の大作映画、「ヨーロッパの解放」シリーズです。







タイガーはロシアの大地に、ドイツの平野に、ベルリンの廃墟に大量登場ですが、扱いは完全にストームトゥルーパーかザク。


《燃えてます》


《擱座しています》(赤丸は筆者)

「アカのトラ退治」ってヤツですね。(こらこら)

トラの出る映画(その2)

2010年01月12日 | パンフレット
映画の「トラ」シリーズ。カンのいい人は予想していたでしょうが、今回はドイツのタイガー戦車の出る映画です。

まず、「バルジ大作戦」。





タイガーと言っても口だけなんで、登場するのはスペイン陸軍のアメリカ製M47。
内容的には見劣りする部分もあるけど、勢ぞろいするタイガーに、タイ・ハーディンの特殊部隊、そしてパンツァーリードとディテールは忘れがたいですな。

お次は、時代が一気に飛んで、「プライベート・ライアン」。




本物そっくりのタイガー×2台(と20ミリ対空機関砲)は衝撃的でした。鋼鉄の塊が自分を殺しに来るという恐怖が実感できます。ただし、最高級の映画に対して、パンフレット的には全然面白味のない出来。

「ヒトラー最期の12日間」には、1シーンだけ出てきましたね。残念ながらT34とのドンパチは無し。人間ドラマなので、パンフレットにもタイガーの写真は無し。



このシリーズ、もちろんまだ続きます。

トラの出る映画

2010年01月09日 | パンフレット

前回の「爆走!トラック76」に引き続き、寅年ということで、トラの出る映画のパンフレットです。

動物のトラで最近の作品といえば、「トゥー・ブラザース」なんでしょうが、そこはワタシのブログですから・・・





《地獄の黙示録》
最初の公開と特別完全版公開

なぜ、トラかって?ほら、途中でフォレスト・タッカーがジャングルで追いかけられたでしょ。
動物のトラとなると他にも「猛獣大脱走」とか「ジュマンジ」もありましたね。

お次は


《007は二度死ぬ》

丹波哲郎の役名がタイガー田中でした。

姫路城に居を構える日本の情報機関のボスというのは有名な話。


爆走トラック'76

2010年01月06日 | パンフレット



今年はトラ年ってことで、それにちなんだパンフレットを。

普通なら、ここで「トラトラトラ」なんですが、持ってませんので、勢いよく「爆走トラック'76」です。

「これで寅なら、何でもありじゃん!」って?
その通りです。(笑)

ちなみに、今年の目標はこれにちなんで「爆走!」です。(もちろん、ウソ)

ゲバラ!

2008年12月26日 | パンフレット

ゲバラ!
ここ最近、ワタシの趣味が読まれているのか、複数の行きつけのバーで話題になるのが、来月公開の「チェ・ゲバラ2部作」。なかなか楽しみで、久しぶりに前売り券なんか買いましたよ。

さて、このパンフレットは1969年、リチャード・フライシャー監督作品の「ゲバラ!」です。

ゲバラ役はオマー・シャリフ。ベニチオ・デル・トロより似ているかも知れないね。
ゲバラ!

ちなみにカストロ役はジャック・パランスでした。

追悼:ロイ・シャイダー

2008年02月14日 | パンフレット
ロイ・シャイダーが亡くなりました。

ロイ・シャイダーなんて、もやは誰も覚えていないだろうと思ったら、記事は結構大きな扱い。さすが「ジョーズ」は偉大だ。

という訳で、パンフ・コレクションからロイ・シャイダーが表紙に出ているものを集めました。ここにあげた他にも「ジョーズ」とか「ブルーサンダー」とか「2010年」とかもあるのですが、彼が出ていないものは割愛です。本来なら、「オール・ザット・ジャズ」が出てこなくてはなりませんが、ワタシの趣味じゃないので。


まず、最初は「フレンチ・コネクション」。「アメリカン・ギャングスター」でも引用された名ラストシーンが表紙で、左端でショットガンを構えているのが彼ですね。(裏表紙はショットガンを撃ちまくるロイ・シャイダー)


お次は「対決」。ここでの彼の役は駐西ドイツ米軍(もはや死語)の士官。派手なドンパチを期待した割に映画の内容はショボかったです・・・。


次に「デスポイント 非情の罠」。なつかしのヘラルドベストアクションシリーズの1本で、珍しくロイ・シャイダーの髪の毛がふさふさ。2in1のパンフレットで、反対側は「第27囚人戦車隊」。


で、最後はロイ・シャイダーが一番カッコいい表紙の「重犯罪捜査班 ザ・セブンアップス」。映画自体は「フレンチ・コネクション」のスピンオフみたいでしたね。

で、フリードキン版の「恐怖の報酬」も持っているんだけど、いくら探しても見つからない。どこにやったんだろう・・・?

映画パンフ:スパイ大作戦 薔薇の秘密指令

2006年06月24日 | パンフレット
「MI:III」の公開が間近だけど、今の若い人は「スパイ大作戦」なんて知らんのだろうなあ・・・。

劇場版「スパイ大作戦」といっても、正確には本国のテレビシリーズの前後編を日本では劇場公開したもの。だから劇場版「Xファイル」などとは事情が異なります。

最初のTVシリーズは、個人的にはフェルプス君より第1シーズンのブリングス君の方が良かった。何といっても殺人も辞さずという「毒には毒をもって制す」というスタンスに迫力があった。そうでなきゃ、IMFに依頼する必要性が無いよね。

ところでこのパンフ、最終ページには1970年度東宝スターカレンダーの広告が掲載されている。

表紙:中山 麻理
1月:司 葉子
2月:松本 めぐみ
   柏木 由紀子
3月:星 由里子
4月:団 令子
5月:酒井 和歌子
6月:浜 美枝
7月:岡田 可愛
   藤 あきみ
8月:高橋 紀子
9月:大空 真弓
10月:内藤 洋子
11月:池内 淳子
12月:新珠 三千代

なんだそうです。


映画パンフ:警視の告白

2006年06月18日 | パンフレット
70年代、イタリア警察ものの代表作の1つ。(かな?)

監督はダミアノ・ダミアーニ、主演はフランコ・ネロとマーチン・バルサム。
世相もあるけど、この頃の作品は陰鬱さと爽快感の無さが一つの魅力だった。

「イタリアの太陽は暗かった。一市民としての誇りを賭けた告白がさらに兇悪な事件を生み、巨大な暗黒の壁マフィアは嘲笑する。」ってコピーも、「モスクワ映画祭グランプリ」という栄冠も1つの時代を感じる。

ちなみにこのパンフ、古本屋で購入したけど、挟まっていたチラシによれば、併映はナチ・ドキュメンタリー「野獣たちのバラード ありふれたファシズム」。上映は広島スカラ座でした。