kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

デス・レース

2008年12月01日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:11月30日
映画館:バルト11
パンフレット:A4版600円

ポール・W・S・アンダーソン監督といえば、巨大メカ、デス!(←予告編からすぐパクる。)イベント・ホライゾン号に、「ザ・ソルジャー」の実走装甲車、「バイオ・ハザード」の装甲地下鉄と「3」のコンボイ、「AVP」の巨大雪上車と、いつもメカメカ大好きな空気が伝わってきますデス!

無差別殺人レースが楽しかった「デスレース2000年」と比べ、例えば、殺人レースのノリノリ実況中継とか必然性の低いお色気シーンといった「R・コーマン的ないかがわしい」部分がスッパリ、カットされているのは、時代とはいえ、ちょっと拍子抜けデス!

その分、メカメカ、そしてメカ、廃工場に改造車デス!もう、メカしか描写したくないという監督の熱い思いが伝わってくるデス!

舞台が刑務所人工島といっても「20世紀少年」や「フェイス/オフ」などではなく、やっぱり「ニューヨーク1997」なんデス!さらに「マッド・マックス2」やマカロニ・アクションものの「カー・バイオレンス」や「マッド・ライダー」、さらにはボードゲームの「カー・ウォーズ」を彷彿とさせるあたり、「この監督の映画って、本当にいいなあ。」と童心(?)の帰らせれくれるのデス!

この監督に宮崎駿の「雑記帳」とか小林源文のコミックとかソ連映画「ヨーロッパの解放」シリーズのリメイクを撮らせたら、さぞかし面白い映画になりそうなんだけどな・・・デス!

ところで、改造車の重武装は50年以上前の重機関銃が主流デス!悪い虫がまたまたうずき出したデス!

題名:デスレース
原題:DEATH RACE
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム、ジョアン・アレン

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