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8月のクリスマス/山崎まさよし

2005-10-21 14:39:23 | 映画
□innolife 「日本版『8月のクリスマス』韓国上映
11月3日開幕する「第2回CJアジアインディ映画祭」の期間中上映されるようです。
観てきました。
オリジナルの世界を大切にしているように感じました。
ヒロインの職業を交通取締官→小学校の臨時教員と変えたくらいで、同じエピソードもたくさん出てきます。
富山県高岡市をはじめロケ地が素晴らしい。(参照:kossyさんのロケ地巡り
高岡、魚津、氷見、金沢のオール北陸。旅行したくなったわぁ。
桜坂があって上っていくと右手に階段があって階段を上りきると例の秘密の場所なのですが、眺めがとてもいい。
遊園地のシーンも観覧車から見る景色はとても良かった。観覧車とメリーゴーランドが映るシーンとかアングルが綺麗。

<公開時コピー>「君は神様がくれた最高のプレゼントでした。」
<あらすじ> 父から引き継いだ、古ぼけた小さな写真館を営む寿俊。
彼はのんびりした時間の流れを感じながら、訪れる人々の幸せな時間を写真に刻み付ける仕事を楽しんでいた。
周囲には隠していたが、寿俊の身体は病に侵され残された時間はわずか。
そんな運命すら静かに受け止めて、彼は独りで消えてゆこうと決心していた。
そんなある日、近くの小学校で臨時教員をしている由紀子が写真館を訪れる。
いつしか二人は互いに惹かれ合うようになるけれど、寿俊は残された時間の短さを知るからこそ、本当の気持ちを伝えることができない。
一方、由紀子は寿俊への想いを募らせて。。。

山崎まさよし ・・・・・鈴木寿俊
関めぐみ ・・・・・・・・高橋由紀子
井川比佐志 ・・・・・寿俊の父
西田尚美 ・・・・・・・寿俊の妹
大倉孝二 ・・・・・・・寿俊の友人:亮二
戸田菜穂 ・・・・・・・寿俊の元恋人
大寶智子
草村礼子
野口雅弘
諏訪太朗
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆☆☆★★

関めぐみさん。
CM「爽健美茶」もよく覚えていなければ、フジ「がんばっていきまっしょい」はじめ映画「恋は五・七・五」も見ていません。
雰囲気が鶴田真由さんっぽく、満面の笑みはりょうさんに雰囲気が似ていました。
彼女だけ演技がぎこちなく見えました。
由紀子は寿俊を「おじさん」と呼びます。20代からすれば30代は「おじさん」なのですねぇ。
もっと年の差は離れていないけれど「LovingYou」でダレがヒョクを「おじさん」と呼んでいたのを思い出しました。
寿俊は良かれと思っても、何も知らされないまま手紙を残して逝かれてしまった由紀子には残酷なラストではなかったか?
手紙のあと寿俊の想いのような山まさの歌が流れ、Xmasに由紀子が写真館を訪れるシーンを見てホッと出来ました。

町並みといい日常の描かれ方といい昭和っぽい雰囲気を感じました。
携帯電話が出てこないのが、また良かったりして。
ああいう伸びやかな情景に囲まれた日々、優しい時間が流れていました。
オリジナルを見たのは数年前なのでボンヤリと覚えているだけですが、
大家族の写真撮影の後の、老婆が一人用の写真を撮り直しにやってくるシーンにはやはりジーンときます。
老婆役の草村礼子さん(「ShallWeDance」のたまこ先生が印象深い♪)がまた良くて。
お葬式に使う写真です。後に寿俊も自分用に撮るわけですが何ともいえない気持ちになります。
多くを説明しない演出も変わらないようで、それでも多くが伝わってくるのです。
寿俊の周囲に対する想いも、家族や友人たちが寿俊に寄せる想いも。
寄った勢いで親友に「俺、死ぬんだ」って冗談めかして告白したり、喧嘩になり警察で「俺が何をしたっていうんだ!」と気持ちが溢れ出たり、一緒に暮らしている父親に聞こえないように声を殺して泣くシーンとかもたまりませんでした。
自分がいなくなった後のことを思い、仕事やリモコンの手順を書き残したり由紀子に手紙を宛てたり、独り淡々と準備をするわけです。
死を間近にそれだけ穏やかに日々を過ごせるのか、私は自信がありませんがそうありたいと思います。
劇場では涙を拭う観客もいましたが私は泣きませんでした。 今こうして書いている時の方がアレコレ思い出して泣きそうです。

2005年10月21日(金)シネスイッチ銀座
公開したとき舞台挨拶もあったらしく、ポスターには監督、山崎まさよしさん、関めぐみさんのサインがありました。
インタビュー記事の展示や、ロケ地などのフォトギャラリーも素敵でした。
シネスイッチ銀座は金曜がレディースデーで¥900、さすがに女性客が9割くらいでした。


□エンタメポスト 8月のクリスマス 写真付切手

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8月のクリスマス
山崎まさよし 8月のクリスマスSPサイト
現在公開中「四月の雪」ホ・ジノ監督の初監督映画「八月のクリスマス」(ハン・ソッキュ主演)のリメイクである「8月のクリスマス」。
ようやく今日見てきます。感想はまた後日。
好きな映画の一つなだけにリメイクが気になっていたし、楽しみでもあります。
山崎まさよしさんの歌がまたいいのです。
映画音楽も手がけています。
ふと街角で流れていたり、ラジオで耳にするとキューンとします。
映画「月とキャベツ」とか「セロリ」は知っていたのですが、初めて山まさを見たのは数年前、Mステの「One more time,One more chanece」でした。
その時は“いつでも~探しているよ~”のサビのしつこさと山まさの鬼気迫る歌いっぷりにひいたのですが、「僕はここにいる」で好きになりました。
演技しているのを見たのもその主演ドラマ「奇跡の人」(二面性のある役で面白かった)が初めて。
そこからアルバムを聴いたりライブも行ったりもしました。
グッとハマるまではしないものの、その活動は気になります。

8月のクリスマス (作詞・作曲 山崎将義) 
 ありふれた出来事が こんなにも愛しくなっている
 わずかな時間でも ただ君のそばにいたかった
 あの夏を偲ぶように 粉雪が舞い降りる
 鳴り止まぬ鐘のように 君と過ごした日々を優しく包んでほしい
 僕の記憶もいつか 遠い空に還ってゆくのだろうか
 過去からの便りのように 粉雪は舞い降りて
 ガラス越し 冬の朝  心に秘めた想い 君に届けてほしい
 どれくらいの涙が残ってるだろう
 今は静かに目を閉じるだけで。。。
 思い出を語るように 粉雪が舞い降りる
 悲しみに暮れぬように 微笑を絶やさぬように
 日はめぐり振り返れば
 確かに君がいたあの夏の日に
 確かに僕のいた8月の空の下

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6 コメント

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ありがとうございます (kossy)
2005-10-22 16:27:48
ご紹介までしていただき、ありがとうございます。

自分がもし不治の病を宣告されたら・・・

などと自分の生き方も考えさせられました。

まだ全国的な公開はされてないのかなぁ・・・

多くの人に観てもらいたいです。俺の拙ブログとともに。

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コメントありがとう☆ (か こ)
2005-10-23 13:03:57
kossyさん

こちらこそトラックバックもありがとうございました。

ロケ地めぐり、いいですよねぇ。

滑った所は大丈夫でしたか?

公開箇所が少ないのが残念です。

「四月の雪」の半分でもまわしてほしいくらい。。。

kossyさんも言うように、私も生き方を考えさせられました。

kossyさんは映画をたくさん見ていて、ブログも毎回楽しみにしています。
返信する
ロケ地をめぐっています (JIP)
2005-11-06 01:56:20
JIPと申します。

地元なので特にこの映画に感動しました。

毎日生活している場所がスクリーンに綺麗に映し出されるのって凄いことです。

そんなロケ地をひたすら追求してあちこち回っています。
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コメントありがとう☆ (か こ)
2005-11-07 16:39:36
JIPさん

初めまして、JIPさん。

ロケ地は地元だったのですね。特に思い入れが深くなったことでしょう。

映画の良さが引き立つように美しかったです。

JIPさんのロケ地めぐりも拝見しました。人物を入れていないところが映画のシーンを思い浮かべることが出来て良いと思いました。
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はじめまして (きときと)
2005-11-08 23:31:48
わたしも地元ですよ。

もう5年ぐらいまさやんのファンなので、めっちゃ感動しています。写真館にも行ってきました。公開初日に映画館でたまたま出待ちをしてて本人に会えました。

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コメントありがとう☆ (か こ)
2005-11-09 13:25:16
きときとさん

きときとさんも地元なのですね。

あの写真館は撮影後もあのままの雰囲気なのでしょうか。

私は山崎まさよしさんの歌を聴くばかりでライブは一度しか行ったことがありません。

久々に役者山まさにも会えてとても楽しめました。
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