goo blog サービス終了のお知らせ 

やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

西荻風景探偵団1

2012-07-02 | ランドスケープ
kirakira2!! 1000回目の投稿です


この前の土曜日,JLFの風景探偵団「西荻窪編」に参加してきました.

ちょうど40回目の企画だったそうで,それにふさわしい濃い内容の街でした.

西荻窪は行ったこともなかったのですが,ここで生まれ育ったFUKUさんが水先案内人となり,さらにディープな調査を元に解説してくれるFURUさんもいて,初めての街であっても色々なことに気づかせてくれるのです.

こんな風に知らない街を歩きながら,子供時代からの住人ならではの街の変遷や,歴史的な位置づけなどを勉強し,今を生きている町内の方達にも少しだけふれあい,あっという間に親近感を覚えていきます.

更に「西荻窪は吉祥寺や荻窪とは全く違う」というご意見多数.

やまめとしては両方よく知らないので何とも言えませんが,機会があったらうろついてみたいなぁと思います.

西荻窪の印象は,一言で言えば,街全体がアンティーク.とは,FURUさんの言.

そう,骨董品店が多いのですが,駅から結構離れてもぽつんぽつんと,商売になるのかならないのかよくわからない家具や道具類やこだわりの小物類のお店が現れてくるのです.

いちいち立ち寄ってじっくり眺めたい!!

そんな欲求と戦いながら,時々ふらりとお店に入ったり,出てきてくれた骨董品やさんのおばさんとお話ししたり・・・

家もマンションだけでなく,相当の年代物のアパートがあったり,大邸宅があったりと建築物にも「味」があります.

ここは,第二次大戦の大空襲の中,まったく焼けずに残ったんだそうです.

近くに中島飛行機があり,そちらが標的になってしまったからなのではないかと・・・.
青線街というものも駅のそばにあったとのこと.


古くからの街の構成要素は悠々自適に存在し,新しいものも併せのむような街並みでした.

住んでみたら生活もしやすそう・・・

今回もいい経験したなぁ~と,満足な一日でした.


駅のそば,いきなりこんなレトロな歯医者さん.


新鮮野菜だけでなく,おいしそうなトウモロコシ,サツマイモ,ゆで卵・・・・
あぁ・・買って食べたい・・・
yellow18symbol6


八百屋さんのマスコット犬.


談話室,って喫茶店のことなのでしょうか.
常連さんがいそうなお店です.



モロッコ製品の雑貨屋さん.色とりどりのカゴが名物.



昭和初期からあるらしい超レトロなアパート.
水先案内人FUKUさんが昔住んでいたとのこと.未だに住民の方が変わらず住んでいるので,静かにパチリ
camera



中はずーーーっと続く.細長い廊下を隔てて部屋が並んでいます.






駅近くの手ぬぐいと食器の作品や骨董品を扱うお店.



手ぬぐいの型と手ぬぐい.

型は切り紙のようでした
kirakira2


続きは明日・・・

国立街歩き

2012-04-12 | ランドスケープ
国立の街をぶらりと歩いていると,店内にたくさんの人がうごめいているケーキ屋さんがありました.

地元では,クロワッサンとマカロンが有名なお店だそうです.
やまめも早速クロワッサンを・・・と思ったのですが,品切れだったので,中にアマンドクリームが入ったクロワッサンとスライスしたパウンドケーキをお土産に買いました.



間口の狭い,雑貨屋さんや古道具屋さんが並ぶところもあります.



店先にはとても個性的なネコ.

こんな感じの毛のない種類のネコっていますよね・・・たしか.



一橋大学の構内へ.



建物がどれも古くて石とレンガづくりの重厚感がたまりません.

こんなところで勉強してみたいものです.



学校の裏には静かな通りに面して,帽子屋さんのアトリエが.

カンテラのような看板がたまりませんheart



この帽子やさんの窓辺に毛皮の帽子がある・・と思って近づいていったらネコでしたaliensymbol5



up耳が前に倒れているスコティッシュフィールドの‘きなこ’cat2です.

国立には大型店舗が少なくて,ひとつひとつの小さなお店がしっかり商いをしている感じがあり,活気を感じます.

住みやすそうだなぁ~と思い,やまめの好きな小説家が昔この町のいいところを描いていたのを思い出しました.

お花屋さんも間口が小さいけれどかわいくて,ふらっと立ち寄りたくなるオープンな感じです.



駅に向かう途中見かけたネコ看板.



大学通りにはイチョウも多く,実は秋の紅葉も見事だとか.

地元の人には秋の散策をお勧めされました.

見事に整枝された彫刻のようなイチョウdown



最後に.

コインパーキングの出口に何気なく植えられていた矮性サルスベリ.

初めて見ましたyellow25kirakira


いくつか品種があるらしいのですが,1~1.5メートルくらいの樹高で,ブッシュ状・・・・

全然サルスベリっぽくないのですが,樹木医の先生に教えてもらいました.

花が咲いているところを見てみたいものです.





国立の桜

2012-04-11 | ランドスケープ
日曜日にJLFの風景探偵団,国立の桜sakuraを見る会に参加してきました.

学生時代,毎日通り過ぎた駅なのですが,ほぼ一度も降りたことがなく,当時から学生の街,ということで,頭のいい人がたくさん住んでいるとか(短絡的aliensymbol6),明るくて住みやすいイメージで,しかも好きな小説家が住んでいたのでミーハーな気持ちもちょっと.

とにかく一度は歩いてみたいなと思っていた街でした.

南武線の谷保駅集合で谷保天満宮で旅の安全(?)を祈願してから国立駅に向かってGO

途中,脇道に入ったり,一橋大学構内をぶらぶらしたりしながらかなりの距離を歩きましたね.

メインは大学通りの桜並木.

そぞろ歩きの人が本当にたくさんいました.



まるで滑走路のように広い道,桜が植えられている場所も歩道と同じくらい,いえ,それ以上広いかも知れません.

やはり立川に基地があった関係で・・・?と思ったら,やはりそうだったらしいのですが,何よりびっくりしたのは昔このあたりを開発した会社が軽井沢にも別荘地を分譲した際に,お客さんをセスナに乗せてこの道路(当時は滑走路)を使って送迎したんだとかyellow25symbol5symbol5

日本も昔はすごかった・・・・

ところで,この大学通りには桜見物の名所になっている歩道橋があります.

くるくる登坂をあがると歩道橋の上にたどり着くのですが,ここも人でいっぱい.

しかし頑張って桜の写真を撮りました.

前日新宿御苑で学んだことを活かして・・・(つもり)





道の両側,見事に満開になっています.



歩道橋の上はひどい混雑.強度は大丈夫なのかと少し不安になりました.



down桜の根が傷まないように,小学生が描いたポスターを立て,根元には菜の花やムラサキハナナが植えられています.

ある男性が昔からコツコツ一人でやってきた活動が,今では市民も参加して桜守の会が出来ているそうです.

その人に偶然会うことも出来ましたkirakira2

小学生のポスターは,ゴミを捨てたり,立ち入ったりする人を確実に減らしているようです.

こういう人に偶然会えたと言うことも「縁」ですね.



down桜が軒先まで揃って伸びているおうち.影もきっと家の中に映っていることでしょう.

花の時はお得感半端ないですが,葉っぱになるとちょっと鬱陶しいかも・・・



down一橋大学構内のしだれ桜.

ピンポイントの花房に夕日が当たって,そこだけ灯りが点っているように輝いていました.





桜のあかり,です.