柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

すごい発明 でも違う意味で気になる

2019年08月08日 | 気になるモノ
テレビですごい発明をやってた。
それは「バブル90」という物で、大阪にある「DG TAKANO」のとい会社が作ってます。

どういう物かというと、水道の蛇口に取り付けると、水道水が90%節約出来るという物
普通の蛇口からと同時に水を出して実際にやって見せていたが、本当に10%くらいしか出てなかった。
しかし勢いや見た目は普通と変わらない感じで、皿についた汚れは、むしろ節水型の方が良く落ちていた
すごいわ

今はレストランなどの企業向けしかなく価格も3万いくらだけど、家庭用をもっと安く3000円くらいで出来ないかと言っていた。

これ、家庭用が出来たら、3000円だったら皆買うよなぁ。
水道代1割でいいんだもん。。(基本料金部分は除いてですが)
私も欲しい
ただ、うちは水が出てくるところが特殊な形だから難しいんだろうな。

で、タイトルに書いたけど何が気になるかというと、これが普及した場合のその後。
何でかというと、水道代が単純に1割になる(基本料金部分を除く)という事は、水を供給している側からすると、 バルブ取り付けたところのみに対してですが 収益が9割減になる(基本料金部分を除く)という事ですよね。
すると、これじゃ経営出来なくなるので、結局料金を値上げせざるを得ません。
となると、料金節約のためにバルブ付けても元の木阿弥なんじゃと思う訳で。。。
水道事業者同士の合併で少しはどうにか出来るかもだけど。。。

ただ、水資源の節約には確実になりますので、渇水期にはいいですね。

あと影響は、水使ってる企業がどういう形で水を得ているかにもよりますね。
もし、もともと地下水をくみ上げているなら初めから水道代には影響しないですが、もともと〇〇水道事業から水を買ってる企業がこれを付けたら、供給側は影響大ですよね。

昨今話題にもなってるし、「未来世紀ジパング」でも「水道クライシス」というのをやってましたが、今ある水道管のほとんどは40年以上前の物です。
なので取り換えないと破裂して大変なのですが、取り換えは莫大なお金がかかるんですねぇ。
番組中では1kmの工事で1億5000万円なんてやってましたが、実際そのくらいかかります。
(ちなみに下水は水道より深い場合が多く、するともっとお金がかかります)
そんな訳で、自治体にもよりますが、日本全国を平均的に見ると、今の古い水道管を全部取り換えるのに、今のペースだと約130年かかるとも番組中で言ってましたね。
まぁ、お金のある自治体(水道事業)はもっと早いペースだろうし、貧乏なところは200年とかかかるかもですが(そんなところがあるかは知りませんけど)

で、↑を解決するためには料金の値上げという事になるのですが、水はライフラインですので各自治体
は、なんとかあまり値上げしなくて済むようにに、だましだましやってるところがあったりします。
しかし、この水道事業については政府が民営化を認めたので、今後どうなっていくのか。。。

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