男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

借りは返すぜ!加地亮。

2005年08月26日 04時20分15秒 | FC東京の加地
名古屋戦ドロー。

私は見てないのであまり感想を言えません。
ですが、色々なサイトでのコメントを読んでいる限り、あまり好ましくない内容だったみたいで、見てないながらもテンション下がり気味です。
携帯速報観戦だったんですが、速報では東京イケイケな感じが伝わってきたんですが、どうやらそうでもなかったようで。

でも、次の試合がもう明日!
こんな過密日程の中ネガってる時間なんてない!ということで、いつも通りのプラス思考で行きましょう!

悪い時は悪いもの。
今までは「内容は良かったのに勝てなかった」んです。
今回のは「内容が悪かったのに負けなかった」んですから、進歩してると思いませんか!?

特に、試合終盤に失点をし、いつもならそのまま守られ終了・・・というのが常だったのに、東京にしては珍しく終了間際に追いつくという意地を見せてくれたではありませんか!
ナイスガッツ、東京!

そして、その同点ゴールが実に素晴らしい。

サッカーにおける名言として「シュートとはゴールへのパス」という言葉があります。
前節、浦和のポンテに決められたあの芸術的なソフトミドルがその言葉を見事に形容しており、その名言が再燃しています。

しかし、この日味スタにて新説登場。
後半43分。
名古屋グランパス不動の守護神楢崎が「ゴールへのパス」ではなく「トス」を披露。
この楢崎の捨て身のプレーで、東京はなんとかドローに終われました。
いや、この得点はラッキーというより、最後まで闘志と意地を見せてくれた今野のプレーがあったこそだと、心から今野を讃えたい。



全く試合見てないので、名古屋戦についてはこの辺にしときます。
それより、今重要なのは明日に控えられたジュビロ戦でしょう!



磐田戦。
思えば長すぎた死のロード「悪魔の11戦勝ちなし」の最後の白星となったのがジュビロ戦だ!
思えばあのころは首位で、且つジュビロに5年ぶりの勝利ということもあり、ほんとにこのまま優勝してしまうんではないかと本気で期待してました。
それくらいの勢いがありました。

しかし、現実はそれから6連敗。
その後、引き分け挟むも11戦勝ちなし・・・。

ヒュ~・・・。(風音)


しかし裏を返せば、良かった時の東京の最後のメモリーがジュビロなのです。
始まりはジュビロ。
そう、つまりもう一度ジュビロと対戦すれば、あの頃の強い東京を思い出せるかもしれない!
そんな淡い期待のもと、書いてます。


さて見所ですが、もう1年以上前の話と言うこともあり忘れかけている方もいるかもしれませんが、ジュビロ対東京には外せない注目すべき対決があります。
それは「石川vs山本」です。

山本とは、言うまでもなくアテネ五輪の監督であり、

「人間力」

「世界基準」

「アテネ経由ドイツ行き」
といういくつもの名言風な言葉を残しながら、全てが口だけで終わったあの迷監督である。



思えばあのアテネ五輪。
「なんで森崎なんだよ!」と叫んだイタリア戦。
あの山本の血迷った采配は、まさに伝説
ジョーカー・ジョーカーと囃し立て、3-1という超逆境の中でも使わないなんて。
だったら始めからナオ呼ぶなと言いたかったです。
始めから構想外だったとしか思えない。

そして、極めつけはガーナ戦。
すでに日本は予選敗退が決定していたため、前日、山本は確かに「明日はA代表への最初のアピールの場」と、今まで出場機会のなかった選手を起用すると明言した。
確かに言った。

そしてガーナ戦。
石川がその言葉に応え、今までのうっぷんを晴らすかのような働き。
キレキレの動きを見せる石川。
鋭いドリブルと、パスでいくつもの決定機を演出した。
そんな攻めの中からついに大久保が華麗なヘディングシュートを決める。

「やった!」

思わず叫んだ。
「だから石川使っとけばよかったんだよ」
多くの日本国民がそう思った。

だがしかし。

後半17分。石川交代。








「は?」

日本国民のほとんどが思った。
「なんで?大活躍じゃん」
このときの石川の涙を見て、心が動かなかった人の方が少ないんじゃないか。
(その後石川はロッカールームで暴れまくったらしい・・・)

そりゃ無念ですよ。
本大会までは主力で活躍してて「石川はジョーカーで使う」と宣言されていたのにも関らず、どんな劣勢の中でもそのカードは切られず、消化試合のガーナ戦でさえ大活躍の中、途中交代・・・。
意味わかんないです。


おそらく、山本の思考はこうだろう。


『山本の陰謀』
脚本・山本昌邦  主演・山本昌邦

ガーナ戦前夜:
「う~ん。明日負けると、予選リーグ全敗。こうなっては日本に帰ったら水かけられるかもしれない。あんな城みたいな目にはあいたくない!でも、ガーナ強そう・・・勝てる気がしない・・・。そうだ!あしたはテストマッチと位置づけて、負けたときの言い訳を用意しとこう!」

大久保先制時:
「え?入ったの?う~ん。想定外だ。もしかしたら、勝てるかも・・・うふ」

後半10分頃:
「これはもしかすると、もしかするかも・・・。よし、テストマッチ終了!ここで勝ち点3取っとけば私の評価も少しは上がるだろう。石川の攻めは魅力だが守備が不安だ。ここは試合を安定させるため、松井INだ!」

こうして、山本は選手の成長より、自分の評価アップのために目の前の勝ち点3を拾いに行ったのだった・・・。

---------------------------------------

むむむ、許せん!
監督としてあるまじき行為。
ナオをおもちゃにしやがって!!


もしくは、このパターンも考えられる。



『山本の野望 エピソード2』
脚本・山本昌邦  主演・山本昌邦

ガーナ戦前夜:
「明日はガーナ戦。いつも通りのメンバーで行きたいが、石川を使わないまま帰らすわけには行くまい。しょうがない。使ってやるか。しかし、ただでは使わん。選手を成長させるという私の気遣いをマスコミに全面的に押し出して、私の好感度につなげてやる」

石川大活躍:
「むむむ、やばい。石川がこれほどまでやるとは・・・。このままでは、帰国したら〝石川使っとけよ〟なんてバッシングくらうかも・・・」

後半10分頃(未だ活躍中):
「もう我慢ならん。石川だけでなく菊池まで活躍するとは・・・。まぁ、菊池のアシストは事故みたいなものだし、とりあえず石川の活躍だけはもみ消さなくては!よし、石川交代!松井よ、石川の活躍を忘れさせるほどの活躍をするんだ!」

-----------------------------


こっちもありうる・・・。
まぁ、どちらにしてもあの狸おやぢが利己主義なことは確か。
自分の地位名声のために、選手の成長を妨げることも厭わない野郎だ。

その後、雑誌で石川について「山本にとっては宝の持ち腐れだった」とバッサリ斬られていて、いい気味だと思ったもんです。

ですが、持ち腐らされた石川の方はたまったもんじゃない。
アテネ後も、石川の運気低迷は続く。
「Jで見返す」と意気込む石川を悲劇が襲う。
帰国後すぐの学生との練習試合で、削られいきなし負傷・・・。
もう、山本の呪いとしか思えない。
石川は、今も山本に対する根強い怨念に似た特別な感情を持っていることと思う。

そう。
ジュビロ戦は、ナオ爆発デーなのだ!
しかも、前回のジュビロ戦では思ったように借りを返すことができなかったため、今回にかける意気込みは大きいと思う。


しかし、こんな狸オヤヂが監督を務めているとは言っても、ジュビロはさすがは名門。
決して侮れぬ相手です。

昨オフシーズン。
山本が寝言のように連発する、全く効果のない呪文「人間力」だけじゃ、これから通用しないと判断したジュビロフロントは、第2の兵器「金銭力」を発動する。

決して裕福なクラブではなかったはずのジュビロは、どこから出してきたのか分からないほどの謎資金で

川口能活

村井

茶野

チェ・ヨンス

を獲得。
一気にスター軍団と化す。

これによって、序盤は下位に低迷するも徐々に復調し、現在5位。
監督が山本だということを考慮すれば上々の結果だと言える。



人間力


金銭力



このジュビロに渦巻く2つの力。
この力が、ジュビロを上位に留まらせているのか。

しかし、現実は違う。
金銭力はともかく、人間力がジュビロ躍進の原動力になっているとは考えがたい。

そう、ジュビロの強さ最大の秘訣は他にある。

それは・・・







福西力


そうだ!

最も恐れるべき相手は山本なんかじゃない!
こいつだ!



あの「魔の11戦勝ち無し」の始まりは、確かに名古屋戦からだった。
しかし、本当の悪夢はジュビロ戦から始まっていたのである。

それは、いうまでもなく福西加地を削ったということです!

加地はその試合、クロスを上げようとした瞬間、福西に軸足を思いっきり削られ苦悶の表情。
その後、少しプレーした結果無理と判断し無念の途中交代。(4/12の記事)

この福西のプレーには、普段相手チームや審判に対し決して感情を露わにしないヒロミですら激怒!
「あのプレーはやっちゃダメ」と直接福西に抗議したとか。

そして、加地の怪我につられるかのように、次節の名古屋戦で藤山負傷、茂庭負傷・・・。
ディフェンスライン大崩壊となったわけです。
そして大低迷時代に・・・。

加地だけではなく、東京の運気までごっそり削っていったエースキラー福西。
その試合ジュビロは敗れましたが、その代わりに東京を陥れることに成功。
「肉を斬らせて骨を絶つ」とは正にこのこと。
完璧に仕事をこなした福西。

こんな経緯があるからこそ、福西をこのブログでネタキャラの刑に処しているわけです。

そう。
この試合、加地が前回の復讐を果たす弔い合戦なのである!
しかし、加地に報復という言葉ほど似合わない言葉はありません。
加地が福西を削り返すなんて、あるはずがありません。

加地はきっと、血塗られた心を持つ福西を改心させてしまうほどのクリーンプレーで圧倒してくれるでしょう。

よっしゃ。
名古屋戦で返せなかった借りを、全部まとめてリボンをつけてジュビロにぶつけてやりましょう!
福西は加地に任せておけば問題なしだ。
福西も、削っても削っても純粋無垢に攻めあがってくる加地に脅威を感じていることでしょう。


そしてまた、山本もきっと石川を相手にすることで、多少なりともナーバスになっていることだろう。
ここは山本にもっとプレッシャーを与えるために、FC東京の選手全員でナオの ライブマスクしてプレーするというのはどうだろうか。






【P.S】
私初めて応援ツアーなるものに申し込んでみまして、土曜日バスにて磐田に行ってまいります!
福西を加地がケチョンケチョンにしてくれる姿を見に!
準備は万端!

バモバモス!加地!