マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

沢井美空ライブ・レポ

2015-05-30 21:45:06 | 音楽
4/4の記事で紹介した沢井美空というミュージシャンがライブをやったので、観に行ってきました。
渋谷の「Last Waltz by shiosai」ってトコでね。ただ、ここ、ライブハウスかと思ってたら、バーっぽいトコでした。ハコとしてはめちゃめちゃちっちゃいトコです。
ですんで、当然、ステージもちっちゃいです。どんなにがんばっても、4人が精一杯でしょうね、面積的に。
で、ステージ中央奥には、トラムセットではなく、パーカッション。そんなステージだったんで、「おとなしめの曲限定かな」とは思いました。





「ごめんね、いいコじゃいられない」「Lost Generation」や、アルバム「憂鬱日和。」の10曲目のような、ギターサウンドっぽい曲はやんないかな、と。



案の定、登場したのは沢井さん本人と、ギターの兄ちゃん、パーカッションの姉ちゃんだけでした(笑)。上のような曲やるには、ドラムとベースは不可欠なんで。やっぱり、おとなしめな曲ばかりでしたけどね。

で、沢井さん、実物は画像や映像よりもかわいいわ(笑)。間近とはいえ、前の人たちの頭で、ほとんど見えなかったけど(オレのポジション的には、沢井さんの顔よりギターの兄ちゃんの顔のほうがよぉく見えた/笑)。
でさ、それでもたまに、間近ということもあって、歌ってる沢井さんと目が合うんだよ。それも何度か。
男性で、女性ミュージシャンのライブいってる人、こういうとき、どうしてます? いや、オレはさ、あんまりじっと見てると、





「なに、このおっさん・・・キモッ!」



なんて、沢井さんに思わせちゃいそうで、なんか申し訳なくってさ(笑)。せっかく目合っても、ゆっくりとそらしてたわ(笑)。
ヒムロックのときは(「Water Aid」なんかは超間近だったんで)、「まあ、男同士だからいいや」なんて、開き直ってたけど。
って、ミュージシャンも、あるいは舞台俳優さんなんかも、目が合ったくらいじゃ、全く気にしないのかな? (笑)
それと、沢井さん、思ってたより生歌も上手です。まだ若いから、これからもっと上手くなるでしょうね。

曲のほうにも触れておきましょうか。
まず印象に残ったのは「parallel love」。「憂鬱日和。」の3曲目です。これ、CD音源聴いてたときから思ってたんですが、沢井さんの歌声って、たまにaikoに似てるよね? この曲の「♪ああ~、こんなにも苦しいなんて~」ってトコなんてとくに。
で、この人、大阪出身なんだってね。そのせいか、MCのときの話し方も、aikoっぽかった気も。って、aikoのライブ、いったことありませんが(なんかの番組で、歌う前にちょっと喋ってたのを思い出してね/笑)。
それと、「SAKURA-iro」。これは、CD版より、あえてかわいい声作って歌ってたのかな? 正直、CD版のような声のほうが好きですが、これはこれでありかと。
あと、「I know」も聴けてよかったなぁ。
「こんな世界、知りたくなかった」もよかった。アニメ「アカメが斬る!」のエンディングで、アカメ役の声優さんが歌ってるのもよかったけど(いや、TVでしか聴いたことありませんが)、やっぱ表現力としては、曲や歌詞書いた張本人のほうが、格段に上やね。いや、ユーミンが書いた「まちぶせ」なんかは、本人より提供先の石川ひとみの歌のほうがよかった気もしますが(古いな、おい/笑)。
で、「憂鬱日和。」に入っていない曲。
まずは「ワンダフルデイズ」。これはきっと「盛り上げ曲」なんでしょうね。歌う前に沢井さんからお願いされてね。曲の途中、客全員で軽く手を叩くんですが・・・オレもやったけど、おっさんとしてはちょっと恥ずかしかったです(笑)。
お次は「後輩」。これ、歌詞がまたかわいいやね(笑)。いや、うろ覚えだけど、「これが恋といわれてもピンとこない」とか「こうして、(私は)後輩の彼女になった」みたいなフレーズが印象に残ってます。
「SAKURA-iro」といい、この曲といい・・・今からラブコメ描こうとしてる奴は、沢井さんの作詞能力を見習いましょう(笑)。
そんなこんで、本編ラストに「浮遊旋律」。「憂鬱日和。」の1曲目をラストに持ってくる演出が、さりげなく憎い(笑)。っつーか、この曲、いい曲だよなぁ。
で、アンコールに「カラフル。」。バンド構成が前述のとおりなんで、ボサノババージョンでした。これは正直、ノーマルバージョンを聴きたかった(いや、ボサノババージョンもよかっけど)。

総括すると――
沢井さん、意外と喋ります(笑)。さすが大阪人。時折出る大阪弁がかわいかった(笑)。
っつーか、パーカッションの姉ちゃんもおもろかった(笑)。沢井さんになんか問いかけられて、「・・・いいと思うよ」いったときの、その言い方が妙に笑えた(笑)。
セットリストはね、もちろん、今回やった曲はどれもよかったんですが、





やっぱ前述のギターサウンドっぽい曲も聴きたかったなぁ。



とくに「ごめんね、いいコじゃいられない」は聴きたかった(笑)。ギターサウンドではないけど、「カラフル。」も、ノーマルバージョンも聴きたかったっすね。
そんなわけで、





次はギターサウンド系もできるくらいにはデカいハコでやってください(笑)。



それでもね、やっぱいいライブだったと思います。ってか、やっぱこの人の感受性、表現力はお見事。
もし、このブログをスタッフさんや事務所の方がご覧になっていたら(いや、見てるわけねぇけど/笑)、彼女は大切に育ててやってください。行く行くミリオンセラーになれるほどの派手さがあるかはわかりませんが、まだ21歳でこの才能は貴重だと思います。
そんなわけで、沢井美空のライブ・レポでした。







沢井さんデザインTシャツ。
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歴史系マンガが好きだ!

2015-05-23 21:40:49 | マンガ
小6で初めて歴史を習った際ね、もう源平合戦のトコで燃えましたからね(笑)。
以来、とくに元寇、南北朝、戦国、江戸初期までは、学校の社会科の授業が楽しかったですからね(笑)。もちろん、江戸中期から幕末もおもしろかったけど、そこまでははまれなかったかなぁ。それでも、徳川将軍15代、全員、順番で諳んじてましたが(笑)。
で、まあ、いまでもあるようですが、漫画日本の歴史、読みまくりましたからね(笑)。そのせいか、





30年以上経ったいまでも、平清盛、源頼朝、足利尊氏、そして戦国三傑は、あのビジュアルがベースになったまんまです(笑)。



また、あのマンガの絵柄が、やっぱ特徴とらえてましたからね。

そんなわけで、いま手元にあるマンガのうち、歴史系といえるマンガを軽く紹介したいと思います。
あ、今回は「史実系」というか、「史実をもとにした作品」「時代背景は史実に忠実な作品」「歴史上の実在人物が登場する作品」を紹介してます。ホントは架空戦記系(アルスラーン戦記、軍靴のバルツァー)も紹介するつもりでしたが、しんどくなったのでやめときます機会があったら。


秘本義経記 ますらお 1巻(以下続刊・・・だと思う) 北崎拓
平安~鎌倉時代

これ、昔、サンデーでやってたよね。南国やGS美神、俺フィー目当てに買ってたころだから、よく覚えている。
ただ、そんときは打ち切りだったんですよね。それが、最近、復活したようです。
どうでもいいけど、作者の北崎拓って、「たとえばこんなラヴソング」とか「ふ・た・り」といった、微妙にエロいラブストーリーやっててね。その直後にこんな歴史ものやり始めたんで、ちょっとびっくりしました。ちなみに、久米田康治の師匠だったりします(それも意外でしたけどね。当時は、久米田さんが元々はラブコメ志向だったのは知らなかったんで/笑)。
それはともかく、じつは私、義経より頼朝のほうが好きなんですよ(笑)。ですんで、この作品もやはり頼朝があまり好意的に描かれてはいない気もするんで、ちょっと残念です。
ただ、頼朝はまだマシです。問題は北条政子です(笑)。
年齢的にしょうがないとはいえ、キツい顔つきのおばさんになってます。同じ「義経マンガ」の「遮那王」では、あんなにかわいい奥さんだったのに。
ってか、遮那王の政子は、見た目も中身もめちゃめちゃかわいいです。少なくとも頼朝、政子夫妻はこっちのほうが評価高いです(オレの中で)。まあ、単行本は持ってませんが(笑)。
話を戻すと、頼朝の娘・大姫の変態っぷりと、その原因になった源義高(木曽義仲の嫡子)との悲恋っぷりが、なかなかよかったです。

アンゴルモア 元寇合戦記 1~2巻(以下続刊) たかぎ七彦
鎌倉時代

これは、前回(5/9)、紹介してますんで、そちらをご参照ください。
主人公の迅三郎、ヒロインの輝日は、ホントにいいキャラです。迅三郎の武者っぷり、輝日のヒロインっぷりはお見事! とくに輝日は、「女武者、お姫様、そして女の子な部分の同居っぷり」がお見事です(萌え~な絵柄でなくても、充分かわいくなるんです/笑)。
もちろん、ストーリーや戦闘描写も秀逸。オレの中では、「歴史系マンガ」においては、いま一番おもしろい作品(現代劇では、くろアゲハかな? カメレオンの続編ね/笑)。

ふしぎの国のバード 1巻(以下続刊) 佐々大河
明治時代

まあ、これもね、先日、こちらのほうで軽く紹介してるんで、よろしかったら。
女性主人公って、あまり食指が動かないんですが、バードさんのような女性主人公はあり(笑)。

るろうに剣心 特筆版 上下巻(完結) 和月伸宏
明治時代

るろ剣が実写映画化された際、セルフリメイクというか、パラレル的な内容で刊行された作品です。
リメイク前のるろ剣(以下、単に『るろ剣』と記載)は、とくに好きだったわけでもないんですよ。ただ、斎藤一だけはカッコよく思えてね(笑)。
斎藤はホント、好きでしたねぇ。当時、ジャンプは暗黒期だったと思うんですよ。スラムダンクも終わって、ワンピースはまだ始まってなくて。るろ剣がまだ読める以外は、両さんとマサルさんくらいだった気もする、おもしろかったのは。それでも、斎藤のためだけにジャンプ買ってましたから(笑)。
もう、斎藤は、オレにとっては最後のジャンプヒーロー(笑)。
で、この特筆版でも、斎藤は重要な役回りで、かつ、活躍も見せてくれます。とくに、幕末の京都で、最強剣士と謳われた緋村抜刀斎(剣心)と互角に渡り合ってたのはね、ファンとしてはうれしかったですね。
それと、この特筆版は、剣心のエピソードも(って、むしろそっちがメインですが)普通におもしろいのね。剣心、相変わらず「いじられて、『オロ・・・』」って人だけど、それでも自身の抱えた宿命みたいなものもね、上手に紹介されてて。
あと、薫もこっちのほうが魅力的かな。ちょっとお姉さん気質で、るろ剣のときのようなイタさはないし。るろ剣の薫も嫌いじゃないけど、たしかに言動にイタいトコはあった(笑)。
それと、なにより絵柄ね。るろ剣の絵柄は、斎藤と志々雄以外の主要キャラは、どっか少女マンガっぽい絵柄で、そういうとこはあんまり好きになれなかったんですが、特筆版のほうは、少年、青年マンガっぽい絵柄になってるんでね。
で、この作品は、まあ、続きは描かれないでしょうね。あくまで映画との連動企画かと。
もちろん、それはそれでいいんだけど、





和月先生、斎藤主役のスピンオフとか描いてくれねぇかなぁ(笑)。



新撰組時代(もちろん、抜刀斎との戦いも込みで)から、会津時代、斗南藩時代を経て、西南戦争まで。で、エピローグとして、るろ剣本編の「神谷道場での抜刀斎との再会」を簡単に再現して終了、と(笑)。
まあ、実現性は低いでしょうが、夢があっていいですよね。

ゴールデンカムイ 1~3巻(以下続刊) 野田サトル
明治時代

日露戦争、203高地の激戦で「不死身の杉元」と異名を取った杉元佐一が、北海道に眠る金塊を求め、アイヌの少女アシリパとともに旅をする、といったストーリーです。
これ、たしかにおもしろいのよ。ただ、先日出た3巻だと、杉元がちょっと天然になりすぎちゃってる気も・・・まあ、白石が仲間に加わった(?)ことも影響してるのかも。
ってか、アシリパさんも天然入ってますけどね(笑)。ともかく、杉元の天然ぶりは抑え気味であって、あくまで元軍人、戦士としての性格を強調してた2巻までの彼に戻ってほしい気はします。
それと、この作品、土方歳三が出てきます。函館で戦死したはずの彼は、じつは生きていて、北海道の刑務所を転々としているうち、金塊の話を耳にし、自身の野望もあって、刺青人皮争奪戦に加わってます。
そして、舞台は北海道です。土方が出てきた以上は、この人も出てくるでしょう。そう、永倉新八です。
永倉は土方の協力者ですね。未だ鬼神の如き土方と異なり、もう戦闘はできないっぽいですが、眼力、覚悟は衰え知らずです。
ふたりのこのやりとり――

永倉「土方さん、驚くほど若々しいですな・・・年上とは思えない」
永倉「私も、もう少し体が動けば・・・一緒に走るには、歳を取り過ぎました」
土方「嘘をつけ。新撰組に拘り続けた貴様の血が滾らんわけがないだろう?
――永倉」

これはちょっと震えました(笑)。
ただ、永倉は上のようにいってますが、土方もたしかに年取った外見になってますからね。これ読んでゴールデンカムイに興味持った土方ファンがいたとしたら、その辺はご注意ください(笑)。
話をメインキャラたちに戻すと、そういえば、この3巻で、





アシリパさん、ついにオソマ(?)を食す(笑)。



しかも、気に入ったみたいです(笑)。
この作品、食というか、北海道の動植物を素材にしたそれも扱っていてね。で、杉元やアシリパが、アイヌ語で「おいしい」という意味の「ヒンナ」という言葉を口にしたりするんですが――最近、私も飯食ってるとき、頭の中で「ヒンナ、ヒンナ」と呟いてしまったり(笑)。

ドリフターズ 1~4巻(以下続刊) 平野耕太
いろんな時代(笑)

まあ、「(ある意味)死後の世界で、東西の英傑たちが」って設定なんで、ホントにいろんな時代の人たちが出てます。
メインは島津豊久、織田信長、那須与一ですね。って、私、この作品読むまでは、島津豊久って知りませんでした(笑)。
これさ、「いろんな時代の、いろんな国の英雄たちが」なんだから、三国志の英雄とかも出ないかなぁ?
やっぱ、平野耕太の描く曹操、劉備、孫権、見てみたいぞぉ(笑)。まあ、曹操は信長とカブッちゃうとこあるか。それに、三人とも畳の上で死ぬことができたから。
で、この作品にも土方が出てます。
時代はちがえど、豊久が薩摩人なんで、敵意剥き出しで挑んでいってね。まあ、第1ラウンド(?)は、豊久が撃退してますが。
そういえば、義経も出てましたね。まだシルエットだけで、ちょっとしか出てないけど、この先どういうキャラとして本格的に登場するか、非常に気になります。


こうしてみると、鎌倉時代と明治時代ばっかだなぁ(笑)。小学生のころは、鎌倉はともかく、明治時代はあまり・・・
いや、南北朝や戦国も好きだったし、それらを題材にしたマンガもあるんでしょうけど、意外と・・・
まあ、明治という時代は、「ほどほどに近代で、かつ、武士の世の残り香もする」ってトコが魅力なんでしょうね。戦闘ひとつ取っても、銃も使えれば刀も使える時代ですし。
鎌倉は、やっぱ「完全に遠い中世へのロマン」とかでしょうか。それと、源平は、小学生のころの原体験みたいなものも影響してるのかも(笑)。
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アンゴルモア 元寇合戦記

2015-05-09 17:11:34 | マンガ



久しぶりに、紹介したくなるようなマンガと出会いました。
まあ、1,2巻を表紙買いしましてね。って、絵柄が好みだっただけでなく、「日本史(武士の時代)が好き」ってのもあるんですが。

簡単にいっちゃえば、「元寇時に最前線になった対馬を舞台に、日本の武士たちと元、高麗軍が戦う話」ですかね。
まず、主人公の朽井迅三郎(くちいじんざぶろう)が、対馬に流罪になるトコから、物語は始まります。
この迅三郎は、元々は鎌倉の有力御家人で、義経(ぎけい)流という、源義経が祖とされている剣術の使い手であり、海賊討伐などで活躍した人なんですが、北条家の内紛に巻き込まれ、陣営としては北条時宗と敵対していたことから、流罪になったようです。
で、対馬へ移送中に嵐に見舞われたのをよいことに、ほかの流人たちが役人を殺して船を乗っ取ってね。迅三郎も、船を乗っ取った輩に、海に放り込まれそうになるんですが、咄嗟に太刀を奪って、持ち前の義経流を駆使し、返り討ちにしてね。それをきっかけに、今度は彼が流人船の長になります。
そのうえで、やがて嵐も去り、いよいよ対馬が見えてきたところで、巨大な白い鰐と、美しい姫君・輝日(てるひ)と出会います。
この輝日が、対馬の地頭・宗助国(そうすけくに)の娘で、「入水したはずが、対馬へと逃げのび、宗家に迎えられた安徳天皇の血を引いている」という設定があったりします。これが後々、何らかの形で物語に絡んでくるんでしょうね。少なくとも、現時点では、「源氏の剣術の継承者と、平家の血筋の姫君がともに戦う」ということにはなってますが。
で、輝日というヒロインですが、私、かなり気に入ってます(笑)。
まあ、基本的には、


こんな性格、人格と、


こんな性格、人格、


そして戦闘時などはこんな感じであり、


それらを使いわけているような姉ちゃんだったりします。
やっぱいいっすよね、「高潔なお姫様でありながら、颯爽とした女武者でもある」ってキャラ。
そのように、一見、「女」をあまり感じさせない彼女ではありますが、いよいよ元軍が島に上陸し、散々、殺戮などを繰り返す彼らに対馬の軍勢(ってか、この時点で事実上、『朽井軍』)が立ち向かった際、夜襲に備えて仮眠を取っていた迅三郎に対し・・・

輝日(よくもまあ、この状況で、ここまで眠り呆けられるものだ・・・)



輝日(そなたは危険だ。ひとたび戦を始めたら歯止めが利かぬ。皆を地獄の底まで連れ去ってしまう。いっそのこと――)



輝日(そなたなど、呼び寄せるのではなかった・・・)







オレは、こういう萌えも大好物だ。


いいっすよね、前述のような高潔な姫君、颯爽とした女武者が、こんな感じでデレるの(笑)。
いやさ、「迅三郎に惹かれていく描写がいまいち説明不足」とか抜かすバカもいそうだけどさ、そもそも迅三郎という男が、

・源平合戦期最強である義経流の使い手。そして、生粋の坂東武者。ゆえに、戦闘はバーサーカー、戦術はクレバーなリアリスト。
・一方で、元御家人であり、それも家格は低くないゆえに、じつは作法も弁えており、また、思慮深い。
・どっかとぼけた言動を見せる皮肉屋っぽさを見せつつも、かなりカラッとした性格。

――いや、惚れるだろ、普通に(笑)。そんな兄ちゃんと接してたら、「女武者兼お姫様」とあらば、ってか、そうでなくても惹かれるって(笑)。
迅三郎って、見た目も全然悪くないし、なにより上で挙げたような、





叩き上げとエリートのハイブリッド、両者のいいトコ取りのような男ですよ(笑)。



一目惚れではなさそうだけど、かなり早い段階から気になるって。

ストーリーとしては、輝日が裏切り者に刺されつつも(まあ、急所は外れているようですが)、迅三郎が寡兵でもって、元軍の先鋒部隊を急襲したところで、2巻は終わってます。
これ、続きが楽しみだなぁ。いわゆるwebマンガってやつですが、あえてアクセスしないようにしてんもん(笑)。
やはりwebマンガである「ReLIFE」も、単行本のサイクルが結構早いんで、そういう意味でも期待しています。

P.S.
そういや、「ReLIFE」がアニメ化されるようですね。
これも元々は表紙買いだったんだよなぁ。いや、読んでみておもしろいとは思ったけど、まさかアニメ化されるとは(笑)。
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ブラスズキ

2015-05-06 17:47:57 | 旅行
GWも最後ってことで、ちょっとブラッとしてきました。
まあ、電車で2,30分のトコなんで、ほぼ地元といえますかね。
それにしても、久しぶりに相鉄線に乗りましたが・・・横浜駅-平沼駅間の「歩いていけるやん感」は相変わらず(笑)。いや、横浜市内は結構そういうトコ多いんですが、平沼駅は「ほぼ横浜駅前」(笑)。

まあ、私が足伸ばしたのは平沼ではなく、上星川と鶴ヶ峰なんですけどね。
こんな場所に行ってみました。






陣ヶ下渓谷と白糸の滝です。
まあ、こんな感じなんですが・・・



陣ヶ下渓谷




白糸の滝



※いずれも横浜市内です。


横浜にも、こういうトコあったりします。まあ、地方都市ですからね(笑)。東京(都心)に近いってだけで。
まあ、渓谷も滝も、どっちも規模としてはデカくはありませんが。
陣ヶ下渓谷は、源頼朝の御家人和田義盛が狩りのために陣を張ったことが、地名の由来となっているようです。
ここはね、小学生の遠足にいいかもしんない。中学年までなら、ちょっとした冒険気分を味わえるかも。
大人も、森林浴にいいと思います。いろんな鳥(うぐいすやら雉やら)のさえずりも楽しめます。
白糸の滝は、同じ敷地内に白根不動尊と白根神社があります。





同じ敷地内に寺と神社がある、ってトコ、結構あったりしますからね。
ちなみに、白根不動尊の旗に「武州」とありますが、横浜市中部というのは、江戸時代までの行政区分でいえば、武蔵の国と相模の国が入り組んでたりします。先にいった陣ヶ下渓谷は相模じゃないかな? 最寄駅同士は2つしか離れてないんですが。
さらに余談になりますが、横浜市北部にある私の地元は武蔵の国です。人々の気質も、「浜っ子半分、江戸っ子半分」って感じかも(いや、わからんけど/笑)。
で、近所にある鶴ヶ峰・二俣川合戦の地(畠山重忠公碑)



やはり頼朝の御家人だった畠山重忠が、頼朝死後、鎌倉幕府に背き、北条軍と戦った地、とされています。
重忠としては少ない戦力で大軍相手に善戦したようですが、むなしく、この地で散ったといわれてます。
しかし、鎌倉に近いこの地で会戦したということは、重忠が相当善戦しまくったのか、あるいは、北条が誘き寄せたのか・・・? まあ、ちょっとした歴史的ロマンですよね。

そんなこんなで、ちょっとブラブラしてきたんで、軽く紹介してみました。
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アニメひとくち評(2015年4月スタート作品)

2015-05-02 21:44:03 | アニメ

かってに前シーズン終了組アワード(あくまで管理人の主観)

MVP(最優秀作品賞) ガンダムビルドファイターズトライ
最優秀キャラクター賞(男) カミキ・セカイ(ガンダムビルドファイターズトライ)
最優秀キャラクター賞(女) ホシノ・フミナ(ガンダムビルドファイターズトライ)
最優秀楽曲賞 カラフル。  沢井美空(冴えない彼女の育て方 ED曲)
特別賞(BFTがなければMVPだったで賞) 四月は君の嘘、冴えない彼女の育て方




「主人公より1つ2つ年上の、明るくノリのいいお姉さんヒロイン」は大好物なんで(笑)。セカイはおまけ(笑)。

結果として、BFTが“三冠”取りましたが、「四月は~」も「冴えない~」も、あるいは、それぞれのヒロインであるかをり加藤さんや詩羽先輩も、ライバル不在のクールなら文句なくMVPだったでしょう。
ただね、「四月は~」はマンガ好きにしか受けないような作風に思えるし、「冴えない~」はライトなオタク層(もしくは、『オタク的笑い』をおもしろいと思える層)にしか受けないであろう作風なんでね。やっぱ、全年齢層向けといえるBFTとそのキャラたちを選びました。
オレ的には、そういう作品が業界を引っ張る存在であるほうが健全というか、自然な形だと思ってんで。


アルスラーン戦記

文句なくおもしろいですね。
原作は小説で、そっちは未読ですが、ハガレンや銀の匙の荒川弘によるコミカライズ版は買ってます。
名前のとおり、架空戦記もので、私のような三国志好きなら楽しめますね。まあ、このアルスラーン戦記は、中世中近東っぽい世界観ですが。
ってか、早くファランギース出てこねぇかなぁ(笑)。





いつから、坂本真綾はエロいお姉さん御用達になったんでしょうかね(笑)。



「七つの大罪」のエロいお姉さんに引き続き、ファランギースなんで。


血界戦線

個人的には、これが今期の目玉作品でしょうね。あるいは、今年の目玉かもしれません。
世界観としては、「銀魂を現代風にした感じ」ですかね。「大江戸ではなく、架空のニューヨークを舞台にした」っていうか。
ただ、ノリといい、音楽といい、カウボーイ・ビバップっぽい。キャラデザも川元さんだし(笑)。
まあ、キャストは銀魂から引っ張ってきたような人たちも多いですけどね。事実上の主人公っぽいレオナルドは新八だし、ザップというガラ悪い兄ちゃんは土方だし、さっちゃん、神楽、ヅラも出てるし(笑)。
ってか、






画伯キャラを初めてかわいいと思った(笑)。



チェイン皇(すめらぎ)というキャラなんですけどね。やっぱパンツスーツが絵になる姉ちゃんはいい(って、全身が映ってる画像にすべきだったか/笑)。
まあ、私が知ってる画伯キャラといえば、カエラやさっちゃん、サシャですからね。みんな見た目はいいけど、完全にギャグキャラなんで(サシャはそこまででもないか?/笑)。
それと、こっちの神楽は、こっちの新八にあっさり懐いたな(笑)。銀魂では未だに・・・
で、この作品はキャラメイクが抜群に上手いですよね。みんな非常にスタイリッシュで、キャラ立ちもしてて。
エンディングでは、そんなメインキャラたちが、楽しげに、そしてやはりスタイリッシュに踊ってます。





これ、曲もダンサブルなんで、ついつい、こっちも踊り出したくなっちゃいます(笑)。


銀魂

アニメは4期ですかね。相変わらず、パロディがおもしろい(笑)。
第1話冒頭のバカ議員の会見パロディは大笑いした(笑)。
ただ、本編も相変わらず「当たり外れ」がデカいかな。


俺物語

これ、原作は少女マンガなんだってね(少女マンガ原作のアニメを見る日が来るとは・・・/笑)。
そういえば、主人公の親友とヒロインは、ってか、主人公以外は少女マンガっぽいキャラデザだもんね。
ただ、主人公はね、




昔の少年マンガで見かけたようなゴツい風貌の兄ちゃんです。


そんなゴツい兄ちゃん――猛男(たけお)が、




いかにも少女マンガ風ヒロインである大和凜子とラブラブになってく、


といったストーリーです。ってか、先週の放送から付き合ってます。
猛男が「メンタルイケメン」で魅力的なのと、小ネタのおもしろさは買い。大和も、「天然ながら気量よし」なんで、男視聴者も女視聴者も嫌いにはならないのではないでしょうか。
何気に神田沙也加が歌ってるOPも、いい感じ。


パンチライン

ノイタミナはスロースターターが多いはずなんですが・・・
「四月は~」も「冴えない~」も、三話目辺りからおもしろくなっていったんですが、この作品はいまんトコ・・・


ニセコイ

二期です。今期から、春やポーラたちも出るようですね。まあ、ヒロインが増えるということは、





ただでさえ出番のない小野寺さんが・・・(笑)



一応ダブルヒロインの一角のはずなんですけどね(笑)。
ただ、原作のほうでは、小野寺さんに風が吹き始めてるようなので・・・





「追い風が突風になって、吹き飛ばされなきゃいいけど」とかいうな!  (笑)



それと、千棘ママン、私の声優予想(まあ、願望ですが)は外れましたね(笑)。17歳さんではなかった。


旦那が何を言ってるかわからない件 2スレ目

二期です。5分アニメということもあり、気軽に楽しめるのが魅力な作品です。
ってか、ハジメ、単車の免許持ってたんだな、ガチオタなはずなのに(笑)。


境界のRINNE

高橋留美子作品だけあって、抜群の安定感。まあ、「うる星やつら」も「めぞん一刻」も「らんま」も、あんまり見てませんでしたが(笑)。
主人公(六道りんね)はガルガンティアのレドの人、ヒロイン(真宮桜)は絶望先生の千里の人なんだね。って、井上麻里奈は「進撃の巨人のアルミン」というべきか? どうでもいいけど、この人が癖のないヒロイン演じてるの、初めて見た(笑)。
それと、ナレーションが玄田哲章なのがね(笑)。ネタで「I'll be back」とか「やーまだ!」とかいってくんねぇかなぁ。って、ウチのサイト的には「博士、ワシじゃあ!!」ですかね(笑)。

アルスラーン、血界戦線、境界のRINNEはとくに楽しみですね。
私、アニメ見るときは何らかの作業やりながらや、あるいはツイッターで実況しながらが多いんですが、この三作品は結構ガン見しちゃいます(笑)。
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