前半(↓)
後半=1年後(↓)
七瀬は黒髪ショートのほうがかわいいやね。
後半=1年後(↓)
七瀬は黒髪ショートのほうがかわいいやね。
久しぶりにゲームをやりましたね。いまとなっては私にとって、「唯一、追い続けているゲームのシリーズ」の最新作です。
あ、一応、スパロボも追い続けているのか。ただ、30は放置状態・・・(笑)。
この「ghost enemies」、個人的なMVPは、
レイスですね。
誰が何といおうと。
おっとりしてて、ちょっとズレてるトコもあるんだけど、人懐っこくて、話好きで、世話焼きで・・・ホントにかわいいキャラでした。一番、魅力を感じましたね。
探偵の仕事のためにやってきた小次郎(主人公のひとり)や、雇い主といえる七瀬とのやりとりなんかも、ホントに微笑ましくって。
三人によるキャンプのシーンは、個人的にはグッと来ましたね。
いや、いいシーンというか、一見、心安らぐようなシーンともいえるんですが、この時点で、予感のようなものはありました。
この一年後、レイスが出産してね、
やはり三人+ひとりによる微笑ましいシーンもあったうえで・・・
ひとつ上の画像は、じつはまりな(もうひとりの主人公)サイドの冒頭といってよいシーンにもあるんですが、その冒頭では髪の色が異なることから、小次郎サイドのレイスと同一人物だとは思わなかったんでね(レイスの地毛はブロンド。たしか、小次郎、まりな周りのクローンは大抵、ブロンドだったと思うんですが、その人たちのオリジナルが金髪だったためじゃないかな)。
ともかく、レイスのようないいコには幸せになってほしかったですね。
余談ですが、オレがこの作品のライターだったら、「レイスは九死に一生を得て、誰かとくっつける」という展開にしたと思います。娘のエリスも、その男キャラに引き取ってもらう形で。
小次郎はね・・・まあ、彼とレイス、そしてエリスの生活描写を見てると、弥生さんがいなければ、アリだと思います。っていうか、弥生がいなければ、(オレなら)レイスは小次郎とくっつけて、幸せな結末を用意したでしょうね。
EVEシリーズは今後も続くだろうけど、いまどき、「妻子持ちの主人公」なんて、珍しくもないし、EVEファンはある程度以上、年齢層が高いから、そういう設定にも理解は得られるだろうし、そもそも、まりなは真弥子(『みや子』と名を替えている)を養女にしてるくらいだし。
ただね・・・
やっぱ、 「小次郎が最後に帰っていくのは弥生の元」なんですよ、一作目からの「ふたりの関係」「ふたりの相性」「ふたりの設定」を考えると。
もちろん、オレが弥生ファンってのもありますが、やっぱ「小次郎の本妻は弥生」なんですよ。恭子や他のヒロインのファンには悪いけど。
一作目(burst error)における、まりなの「あのふたりは、なんだかんだで愛し合ってるのよ」が、それをよく表している。“なんだかんだで”、小次郎は弥生の元へ帰っていくんですよ。
ってわけで、小次郎は除外するとして・・・レイスの身請け人は誰でもいいので、彼女には幸せになってほしかった。東海林(まあ、彼は弥生に惚れてたうえ、シェリィとの間に・・・)でもいいし、沢城堂村のじいさん連中の息子たちの誰か(いずれもおっさんだろうけど)でもいいし、ジュリオ(レイスとはほとんど接点ないけど)でもいい。あるいは、堀度を改心させたうえで、「懲役を終えて戻ってきた彼と」といった形でもいい(堀度の心の闇をレイスの朗らかさが癒す、という設定でね)。
とにかく、レイスにはエリス共々、幸せになってほしかった・・・まあ、エリスは幸せな結末といえるんでしょうが。
久しぶりに、「その死にショックを受けたキャラ」でしたね、レイスは。
って、そんだけキャラに対して甘いから、オレはプロになれないのかな? その甘さゆえに(もちろん、それだけではないんでしょうが)。
っていうか、「レイスが幸せな結末を迎える二次創作」を書きたくもなりましたね。さすがに、そこまでやる時間はないけどね。
それでも、この作品の二次は魅力的ではありますね。もし、やるとしたら、「レイスのハッピーエンド」か、
「20年前の、本部長と山笠によるロシアンマフィア摘発のエピソード」
ですかね。若き日の本部長と山笠なら、本格的な、古き良きハードボイルドになりそうだし(EVEシリーズの時代設定は90年代末なので、その20年前だと、70年代末)、イヴァンカも敵キャラとしていいキャラだし。
まあ、オレの創作構想なんて、どうでもいいですね(笑)。
他のキャラに目をやると――
七瀬もなんだかんだで、魅力的でしたね。ある意味、(小次郎に対して)典型的なツンデレというか。
この記事の冒頭の画像――彼女の変貌については、「小次郎には弥生がいる」という事実を知って、弥生がロングヘアだから、彼女も伸ばすことにしたんですが、その女心なんか、かわいいですね(笑)。
っていうか、このシリーズは元々、セガサターン(SS)のゲームだったんですが(さらにいえば、元々はPCゲーム)、
これらのシーンなんか、SS版のころだったら、小次郎とそういうことになってたんでしょうね(笑)。
元々、小次郎は「弥生というものがありながら」ってキャラで、ボンド・ガールならぬ「小次郎・ガール」たちと、ね(笑)。
個人的には、そういう描写や設定は、近年のEVE作品においても、続けてもよかったと思うんですよね。匂わせる程度でもいいんで。
小次郎が他の女にちょっかい出さなくなったせいか、弥生さんの「かわいい嫉妬」が鳴りを潜めてる気もするし、彼女の精神が安定しているがゆえに、「最後の最後は小次郎に依存してしまう、弱い女」って部分も薄まっちゃってる気もするし。
まあ、小次郎と弥生のことはともかく、七瀬も魅力的なキャラでしたね。「いかにもお嬢様」って部分も込みでね。
まりなサイドの菜穂も、いいキャラですね。才女で研究者肌、学者肌なんだけど、案外、ダメンズ好きで・・・(笑)。
アウラとリーサはね・・・オレ、途中までは、このふたりが黒幕とまではいわないけど、小次郎やまりなに敵対すると思ってたんですよ。
まあ、アウラは敵とも味方ともいえないキャラでしたが、リーサは案外、なにもなかったですね(笑)。
ってか、アウラには、
「訴えてやる!」とか、いってほしかった・・・
ちなみに、リーサとレイスはクローン人間で、アウラはとある人物が、クローン技術の応用をもって、若返った人です。
この「クローン」の設定は、EVEシリーズ通じて、ストーリーに絡んでくるもので、この技術による悲劇なんかも、魅力になってますね。
そんなわけで、EVEの最新作でした。
って、主役である小次郎やまりなには、ほとんど触れてませんね(笑)。
まあ、そんだけ、脇役にも魅力があるんですよ。
ただ、もうちょっと男キャラを増やして、ハードボイルド色を濃くしてほしい気もするかな。いや、「ホモ臭くしろ」ってわけじゃないよ(笑)。
最後に。
「弥生さんはミニ、膝上スカートよりも、スリット入りのロングスカートのほうが似合うと思うんだが」なんて書こうとも思ったんですが・・・
それでもおみ足は出してましたね、一作目から(笑)。ってか、一作目はおみ足どころではないんだけどね(笑)。
追伸
前述してるけど、この作品は時代設定を「90年代末」と拘っているのが、個人的にはうれしいですね。オレが初めてプレイしたのも、99年ごろだったと思うし。
ですんで、スマホは出てきません。あくまで「ケータイ」です。まあ、七瀬の私服なんかは、いまっぽい感じもありますが。
ともかく、やっぱEVEは90年代後半から末ですよね。「新時代の幕開け感」と、「まだ古い(昭和期の)日本の雰囲気、人情もかろうじて残ってる」って時代性が、この作品にも合ってると思います。
まあ、次回作では世紀を跨いでるかもしれませんけどね。