介護サービスほっと通信

「暖か介護でほっと一息」をモットーにしています。日々の仕事の中から感じたことなどを発信していきたいと思います。

ヘルパーの福祉用具の勉強会(パート1)

2009年11月17日 08時36分59秒 | スタッフ
平日の、そして仕事を終えてから、主婦(一応)でもあるヘルパーが参加しました。

日ごろ福祉用具を目にしたり使用したりという機会はあるけど、実際にどのようになっているのか、どのように作られているのか、どのように使うと効果的七日などについて学ぶ機会が少ないことから今回のコラボ企画をしました。

快くご協力いただいた会社の皆様、本当にありがとうございました。

さて、今回のテーマは「圧力」です。

どのように圧力がかかっていて、それによって人はどのような状況になり、それを解消するためにはどのような道具をどのように活用すれば可能になるのか。

実際に「圧力センサー」のご用意いただき、実際にみて・触れて・使ってみて、自分自身をモデルとしながら感覚を感じ取ってみました。

「ただ起こすだけだと腹が苦しいよね(それは腹が出ているとかの問題ではない)」
「うん、ちょっと背中に空気を入れるようにすると楽になるね」

「車椅子も10分座ったままでいるとお尻が痛くなるね」
「でもこのクッションを使えば大丈夫だよ」
「このクッションは○○サンのところにあると役立ちそうだよ」

このような声が聞こえてきていました。

実際に使ってみて始めて留意するポイントがわかるものです。
そしてそのポイントがわかり、ポイントを活用したケアをすることが
「一味違う」「プロフェッショナルの」「肌理細やかな」ケアへと結び付けていくことが可能になっていくのでしょう。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
案外知られていないこと (兼任CM)
2009-12-02 19:30:44
gitanistさん、案外知られていないし、教えられていないんです。

こうやって実際に体験してわかることがたくさんあるのでこういう試みは本当に楽しいものです。
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ヘルパーのレベル向上 (gitanist)
2009-12-01 23:24:18
とてもいい試みで、そのようなことを実践できるのはとてもいいことなのですが・・・、

>「ただ起こすだけだと腹が苦しいよね(それは腹が出ているとかの問題ではない)」
「うん、ちょっと背中に空気を入れるようにすると楽になるね」
「車椅子も10分座ったままでいるとお尻が痛くなるね」

これは当たり前に知識として持っておくべきもののはず、とも思いました。

そういえば、ヘルパー研修ではこのような内容は教えてもらわなかったな~、と。
在宅介護の大黒柱であるヘルパーさんの研修の充実が求められますね。
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うちのと同じだ~ (兼任CM)
2009-11-20 14:44:27
うちのサ責と同じだ~。

ゆすれないものは譲れないって踏ん張っていますよ。そういう人がいないといけないんですよ。
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うちもやりました。 (元ヘルパー)
2009-11-19 13:59:58
はじめまして。いつもロムさせて頂いています。
私は元訪問介護ヘルパー→訪問介護事業所立ち上げ→居宅支援立ち上げ。とやってきました。

訪問介護事業所を作った時に(H17年)、ヘルパー皆で、福祉用具会社の倉庫に行き、専門家(営業さんではない)からの指導を全員でうけました。倉庫だったので、色々な車椅子をヘルパー自身が体験し、貴重な体験となりました。講義内容も現場に即したものでした。
また、スライディングボードを導入する利用者さんがいて、ご家族と本人に了解をとり、福祉用具事業者にヘルパーを集めての指導をお願いしました。
両方の福祉用具事業者さんも大変喜んで「自分たちも勉強になる」とおっしゃっていただきました。

兼任CMさんのところのサ責さんと同じく、うちのサ責達も中々のものですよ。
武勇伝のひとつを紹介します。
うちの登録ヘルパーがデイ職員(施設併設)から、不当な扱いをうけた時には施設長にクレームをだしていました。その施設は当地では老舗で役所も一目置いているところで、親方日の丸的思考があり、民間事業者はひれ伏すのが習わしだったのですが・・・うちみたいなちっぽけな(ヘルパー10人)会社から文句を言うなんて・・・初めてだったことでしょう。

プランに納得がいかない時も現場の意見をきちんと伝え、修正してもらっています。
今では複数の外ケアマネから「○○さんに任せておけば、間違いはない」と信頼をいただいています。

サ責の信条は↓
「法令順守・不必要なケアはしない・チームケア・ヘルパーを守る、育てる・」
そして私はそんなサ責達を応援してます。


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ぜひに (兼任CM)
2009-11-17 20:09:24
誰よりもヘルパーたちが楽しそうでした。

何よりも実際に使ってみる、自分がモデルになってみることで「感覚」がつかめるので、それがこれから役に立ちそうです。
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楽しそうですね~ (ベンチ待ち)
2009-11-17 13:30:43
楽しそうですね~
車椅子やクッションは利用者さんが使っているものをケア中に「ちょっと座らせてみて」とは出来ないので、自分で試してみる機会があるといいですね。

わたしはずうずうしいので、今度ちょっと使わせていただこうかなと思いました。
分科会では福祉用具と合同開催はありましたが、近隣の事業所にも声をかけてみようかなと思います。
自分の事業所でもやってみたいです。
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