かへる 東の国探訪記

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ウィーン軍事史博物館(32)

2015-12-25 21:42:41 | 旅行
ここからまたもや軍服の展示。
色や形からすると、偉い人用と思われる。
黄色いたすきのようなものの名前を知らなかったが、後で調べて大綬(英語ではSashサッシュ)というのだとわかった。


その左側(ショーケースの真ん中)には、地図や書物などがある。
説明書きには何と書いてあるかわからないが、どうも陸軍参謀に関するもののようだ。


その左側(最初の写真とは線対称の位置)にはやはり軍服がある。
大綬のかけ方が逆になっている。
通常は最初の写真のように右肩から左腰にかけるものだそうだ。


これはわたしの職場にある演台(小)というか司会者用の台に似ている。
偉い人(将軍とか)が話すときか、聖職者が説教をするときの台だろうか。


これは地図だが、オーストリア=ハンガリー二重帝国の範囲である。
黄色と黒の小さな旗が、主だった都市に立っている。
この旗は、オーストリア帝国の旗である。
都市の名前を見ると、ウィーンやグラーツといった現在の墺国のものの他、
サラエボやティミショアラやプレスブルク(ブラチスラバ)といった現在は他の国のものもある。


これは勲章(十字型はドイツ帝国のものだろう)。
勲章は胸に飾るものだと思っていたが、
いちばん良い勲章は大綬に付けて腰に下げるのだそうだ。


これは形状からすると、乗馬の際に鞍にかけたものだろう。
上にかかっている豹柄の毛皮はフェイクファーなどではなく、本物に違いない。


やたら高価そうな展示だと思っていたら、このあたりはフランツ・ヨーゼフ帝に関するもののようだ。







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