入崎海水浴場から海沿いの道を南下すると、間もなく左に分かれる道がある。
そこがドンデン山(ドンデン高原)に向かう道である。
佐渡島は、もともとは2つの島だったのが、つながって1つの島になったものである。
つながった部分は国中平野といい、相川から両津に向かうにはここを通るのが普通である。
2つの島の名残が大佐渡山脈と小佐渡山脈という2つの山地になっている。
ドンデン山は、大佐渡山脈にある3つの山の総称だそうだ。
標高は900メートルほどで、酪農が行われている(とガイドブックに書いてある)
左に曲がると、車は山裾をゆるやかなカーブを描いて登っていく。
それほど急坂には思えないほど、ゆるやかな道である。
車窓から見る風景は、両親の実家のあるあたり(ぐんうま県の山奥)を思い起こさせる。
「あっ・・・蛇!」
妹が叫んだので見ると、道の真ん中に蛇がいる
轢かないように慎重に避けて先へと進む。
ここまでは、妹もわたしも風景を楽しむ余裕があった。
わたしたちは佐渡の山をなめていたのである。
すぐに、道はカーブの連続となる
しかも、道幅が車一台分しかなく、坂もきつくなってくる
何度目かのカーブで、道ばたにある標識を見たら、
『104』という数字が見えた。
もしやと思い、次の標識を注意してみると
次は『103』だった。
そう、この数字は両津方面から数えたカーブの数なのである
(あと100もカーブが続くのか…)
妹は、あまりにも真剣な顔をしてハンドルと格闘しているので、あとカーブが100はあることは伝えられなかった。
ナビを見ると、建物など人工的建造物のない中に、ぐねぐねと曲がりくねった道だけが表示されている。
後部座席はかなり揺れる。
まるで、ジェットコースターに乗っている気分である。
車窓から見えるのは山肌、ときどき青空で、とても怖い
10分あまり後、芝生の美しい地点へと出る。
ドンデン高原である。
展望台のような施設には、何人か人がいる。
おそらくハイキング中の観光客だろうと思われる。
そこがドンデン山(ドンデン高原)に向かう道である。
佐渡島は、もともとは2つの島だったのが、つながって1つの島になったものである。
つながった部分は国中平野といい、相川から両津に向かうにはここを通るのが普通である。
2つの島の名残が大佐渡山脈と小佐渡山脈という2つの山地になっている。
ドンデン山は、大佐渡山脈にある3つの山の総称だそうだ。
標高は900メートルほどで、酪農が行われている(とガイドブックに書いてある)
左に曲がると、車は山裾をゆるやかなカーブを描いて登っていく。
それほど急坂には思えないほど、ゆるやかな道である。
車窓から見る風景は、両親の実家のあるあたり(ぐんうま県の山奥)を思い起こさせる。
「あっ・・・蛇!」
妹が叫んだので見ると、道の真ん中に蛇がいる
轢かないように慎重に避けて先へと進む。
ここまでは、妹もわたしも風景を楽しむ余裕があった。
わたしたちは佐渡の山をなめていたのである。
すぐに、道はカーブの連続となる
しかも、道幅が車一台分しかなく、坂もきつくなってくる
何度目かのカーブで、道ばたにある標識を見たら、
『104』という数字が見えた。
もしやと思い、次の標識を注意してみると
次は『103』だった。
そう、この数字は両津方面から数えたカーブの数なのである
(あと100もカーブが続くのか…)
妹は、あまりにも真剣な顔をしてハンドルと格闘しているので、あとカーブが100はあることは伝えられなかった。
ナビを見ると、建物など人工的建造物のない中に、ぐねぐねと曲がりくねった道だけが表示されている。
後部座席はかなり揺れる。
まるで、ジェットコースターに乗っている気分である。
車窓から見えるのは山肌、ときどき青空で、とても怖い
10分あまり後、芝生の美しい地点へと出る。
ドンデン高原である。
展望台のような施設には、何人か人がいる。
おそらくハイキング中の観光客だろうと思われる。