かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

オリンピックの顔と顔

2016-08-06 20:31:02 | フィギュアスケート
日本時間の今朝8時よりリオ五輪の開会式が行われた。
一応録画の予約はしておいたが、やはり中継を見てしまう。

開会式の時間は、ちょうど広島の式典と重なる。
そのため、7時半からEテレで→8時40分からはNHK総合で放送になっている。
既に色々なところで言われて(書かれて)いるが、
開会式では日本時間の8時15分にあわせて
日系人を題材にしたアトラクションをやっていた。
こんなところにも、大会関係者の心遣いを感じる

選手入場は、日本時間の9時ごろとなる。
一番は例によってギリシャで、
その後はポルトガル語のアルファベット順に出てくる。
そのため、墺国の出番が予想外に遅い。
日本は百番台で、半分よりも後である。

事前にSNSなどから得た情報によると、
墺国は男子も女子もレーダーホーゼンを着用するそうだ
レーダーホーゼンというのは、スイスや墺国などアルペン諸国の民族衣装で、
革製の半ズボン(サスペンダー付き)である。
これは、否が応でも期待が膨らむ
3年前の欧州選手権(フィギュアスケート)では、
墺国ペア(Kさんと前のパートナー)のコーチが民族衣装でキスクラに座っていたのだが、
男性コーチがこの半ズボンを履いていたのだ

五輪の開会式が好きなのは、色々な民族衣装が見られることである。
欧米諸国はオシャレだが、この点ではあまり面白味はない。
アフリカやオセアニア(豪州とNZは除く)やカリブ海諸国は気合が入っていてよろしい。
アジアでも、モンゴルやブータンや旧ソ連だった国は面白い。
特に、インドネシアの旗手の後ろにいた2名には驚いた

さて、墺国選手団の入場である

旗手は、卓球のリュウ・ジア選手で、何と5回目の五輪出場だそうだ。

そして、これが問題のレーダーホーゼンであるが

意外に地味である
敗因は、サスペンダーがないことに尽きる
この青ジャケットは、似たようなものをバンクーバー五輪でも見た記憶があるので、
もしかしたら墺国の定番なのかもしれない。
当時、某動画サイトでは、「サラリーマンの出勤」と言われていた

すぐ前を歩く豪州選手団も水色のジャケットに半ズボンといういでたちで、
国名同様に服装までかぶっている
しかし、オージーたちはきちんとネクタイを締めているのに、
墺国はノーネクタイ・シャツのボタン開け・シャツの裾出しという
だらけた服装3点セットである


オリンピックつながりで、色々と調べていたら、
こんなものを見つけた

↑これは、10年前のトリノ五輪のデータで、
最年少選手の名前にとても見覚えがある
彼は、フィギュアスケート男子の出場者の中でも最年少だった。

その彼も、8年後のソチ五輪では、


のように、旗手の真後ろというベストポジションを確保して、
テレビに映るという高度な技を披露するのであった