先日の記事に書いたアイガモ農法のアイガモたちのお話、その後。
昨日、アイガモの餌やり当番で田んぼに行ったところ、
農家からやってきた先発隊の4羽(中くらいの鴨なので「中鴨」と書きます)が、
あとから田んぼに入れられた小学校生まれのチビ鴨をいじめているのがわかりました。
チビ鴨が餌欲しさに餌箱に近づくと、中鴨がチビ鴨の首やシッポを噛んで追い払います。
それでも尚、チビ鴨が餌のトレーに近づくと、ものすごい勢いで追い掛け回し、
首が折れちゃうよ!というくらいひどい噛み方をして、チビ鴨を餌箱に寄せ付けようとしません。
チビ鴨は、兄弟6羽がすでにいないので、どうしても中鴨4羽にくっついていたいらしく
追い掛け回されても、突かれても、4羽から離れようとしません。
チビ鴨が突かれるばかりで餌が食べられないのが不憫で、ちょっと離れたところに
1号が餌を一握り置いたところ、それに気付いてついばんでいました(写真・上)が、
すぐに4羽のところにもどっていきました。(ちなみに、アイガモ農法というくらいのもので、
雑草や虫を食べていて、飢えて死ぬ事は無いと思いますが、配合飼料は栄養価が高い
ので雛には貴重なのです。)
アイガモのくちばしは、ヘラを2枚合わせたような形状なので、どんなに噛んでも
全然痛くはないのですが、それは人間相手の話。身体の華奢なチビ鴨が、急所である首を
噛まれ続けたら、死んでしまうのではないかとハラハラ。
子カッパたちは、今まで可愛がってきた中鴨に「おまえら、あっち行け!!」とご立腹。
そして、今日。
チビ鴨は元気かなぁ。。。いじめられて、ひとりぼっちになってるんじゃないかなぁ。。。
と思いつつ田んぼへ行ったら、驚きの光景が!
あら?なんか、仲良くなってる???
そして、餌箱に刻みキャベツと配合飼料を投入すると・・・
昨日は近づけなかった餌箱の中で我が物顔のチビ鴨
このあと「おまえ、食いすぎだろ!!」と、ツッコミを入れられるかのように
中鴨から突かれたチビ鴨ですが
昨日ほど酷い突かれ方はせず、また戻ってきて一緒に餌を食べていました。
この一晩のうちに何が起こったのか分かりませんが、とりあえず、チビ鴨と中鴨、
かなり仲良くなれた様子。よかった、よかった。
このまま、元気に育つんだよ~
夜中に
「フッ、おめぇもチビの癖に中々根性あるじゃねぇか」
「アニキと呼ばせて下さいおいら、一生アニキについていきます」
なんてことが起きたワケではないですよね。
それが「チビ」と「アニキ」というよりも、「チビが親分」になりそうな勢いで・・・
あと数日も経てば、下克上がおこりそうなくらい、チビがドヤ顔でどうどうとしてました。
実際、雛から人間に育てらた温室育ちの中鴨たちより
も、広々とした池で兄弟とかけっこしながら育ったチビ鴨のほうが足も速くて活発。
はてさて、この先、どうなることやら・・・?
そちらは春から、いろいろ落ち着かない
環境だったかも知れないけど、かごねこちんが元気そうで
何よりだなぁ~♡
合鴨農法だなんて・・・・
もすっ子のファーマー時代に対抗意識を!?(笑)
子かっぱちゃんもお出かけ出来て良かったね~
中学生になると一緒に行ってくれなくなるから
今のうちだよぉ!!
いじめられてた時は、本当にハラハラしたけれど、
翌日は「ドン」というあだ名が似合うほど、どうどうとしていたんだよ(笑)。
また月末に当番があるから、見に行くのが楽しみだよ
今年は、近年で一番「夏休みらしい夏休み」になってるよ。
2号が1年生になって、どこに行くにも行きやすくなったからなんだけど
そうこう言っている間に、1号が中学生になって、もすっ子ちゃんが言うように
「家族一緒におでかけ」なんてしてくれなくなるんだろうな~
子供が2人揃って小学生のウチが「家族」らしい夏休みを味わえる期間かもね