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『Dororonえん魔くんメ~ラめら』観ました。

2011-04-17 19:02:38 | 永井豪
なんだかわからんが、この2週間くらいで突然ブログのアクセス数が急上昇したのである。
さほど更新も頻繁にやらない上に、話題もとっ散らかってる当ブログに一体何が起きたのかと思ったら。

どうやら「えん魔くん」で検索してる人が多い様であった。
なるほど、皆そんなに『えん魔くん』好きだったのか。
「雪子姫 エロ」とかで検索してる人も少なからずいたので、単にエロいシーンが見たいだけかもしれないが。
しかし永井豪作品にエロを期待するのは当然といえば当然なので、その気持ちはわかる。
ただ、残念ながら当ブログは明るく爽やかをモットーにしてるので(大嘘)、そういう点は期待しても無駄という事は断っておく(これは本当)

でも、せっかくだからリメイク作品『Dororonえん魔くんメ~ラめら』の感想みたいな物を。
面白かったし。

まずは前置きから。

一応自分は子供の頃、東映動画版『ドロロンえん魔くん』も楽しみに観てた人間である。
今見直すとたいした事はないと思うが、当時としてはやっぱり永井豪作品らしく、少しエッチなシーンもあった。
それでも基本テレビのえん魔くんは真面目に妖怪退治をしてたのである。
その正義のヒーローっぽさも魅力ではあった。

で、時は流れて永井豪先生の漫画版を読んだ事ない事に気付き、小学生高学年くらいだったか単行本を購入して読んだ。
いや、衝撃の作品でした(笑)

その頃、永井豪作品は『けっこう仮面』とか『イヤハヤ南友』あたりを雑誌連載で読んで大好きだったのだが、コミックスの表紙が女性の裸の絵という事に躊躇して、単行本は当事恥ずかしくて買えなかったのである(後で集めましたがw)
でも『えん魔くん』は基本的に表紙に裸はないし、子供の頃観たアニメでも少しエッチなところはあったが、基本的に悪い妖怪を退治するヒーローであったので、躊躇なく買った。既に完結していて巻数も少なかったのも大きい理由であるが。

そしたら、子供の頃観たアニメと違って、えん魔くん全然まともに妖怪退治しないのであった・・・。
ほとんど雪子姫を裸にするのが目的といっていいw
昔観たアニメなんか思いっきり健全だよ!(笑)
もっとも作風は知ってたから、そんな事だろうとは思ってたけど!w
妖怪ハチの巣入道の話など、小学生男子にはワクワクハラハラして大変であったw
妖怪に操られた無数のハチが雪子姫の服の中に侵入するのであるが、ハチを追い出そうと雪子姫自ら服を脱いでいくのである。悶えつつ。大丈夫か、この漫画はww
その後も妖怪マタサ鬼とか名前だけでいいかげんにしろと思う様なのは出てくるし(この話の「ひびが入った」ってセリフは凄えw)
という感じでアニメとは別に漫画版も大好きになってた訳である。なんか俺の性格、誤解されそうな気もするが。

しかし、これ少年サンデーに連載してたんだよw

そして、今回のアニメ『Dororonえん魔くんメ~ラめら』は、その漫画版が原作という、スタッフ気が狂ったのではないかというチャレンジ精神溢れる作品であるらしい。
事前のキャラデザなどを見る限り、雪子姫が子供っぽくなりすぎだなあとか、仲良くなるのはツトムじゃないのかとか、色々不満点もあるにはあったのだが。

1話はとても面白かったですよ!

小ネタの数々がやたら気になったが、それも持ち味としていい感じ。
なんかTVアニメの『うる星やつら』観てた感じも思い出す。あの番組もわかる人にだけわかるネタ山盛りだったからねえ。
「あなたのお名前なんてえの」とか俺も生まれる前のネタだぞw

何より、えん魔くんが漫画版に近い、正義感溢れない性格なのが良いねw

2話も冒頭のウルトラマンネタから(なんであんな丁寧に科学特捜隊基地をw)、ポール星人とかウーとかなんかやたらウルトラ怪獣がw シャッポ爺は♪水銀コバルトカドミウム~、って『ゴジラ対ヘドラ』の主題歌の出だし唄うし(ヘドラも居た)、バルゴンも居るという、ウルトラ以外の怪獣も色々とw 
1話もかなりな昭和ネタ満載であったが、今回は何故かやたらな怪獣ネタだらけ。
本編ではイカの妖怪とヘビ壷でしっかり雪子姫のエロシーンをやってくれるし。
ただ原作でもアニメでも全裸だけど、アニメでは胸と股間に触手が巻きついてたのだが原作では胸は丸見えでした。そこはやっぱり最近厳しいのかねえ。OPじゃ乳輪一瞬見えてんのにw
もっとも最近のアニメは変な規制入れたりするらしいから、そういう点では最初から見せずにエロくするって方向は正しいのかもしれない。
多少残念ではあるが。
でも面白かった。しかし、これだけ有名作品なのに、全国4局でしか放送してないのか。ネット配信するそうなので、まだ救いがあるかな。
それと忘れちゃいけない、主題歌がムーンライダーズ!!!
鈴木慶一さんですよ!さすがかっけー曲であった、OP唄ってるのは遠藤正明さんという、なんちゅー組み合わせだw
エンディングも凄え歌であったが、これは主題化CD出たら買うか。
ムーンライダーズは80年代サブカル少年だった自分には思い入れ強い事もあるし。

次回予告が提供カットなんだけど、3話目には2話ではちょっとだけしか出なかったちぃ子先生のエピソードやるらしい。
予告観た限りじゃ、おっぴろげキックもやるみたいなので、楽しみであるw(『けっこう仮面』のおっぴろげジャンプの元ネタ、もっとも似た様な技を他の漫画のキャラもやってた気もするw)
ただし、これも原作と違ってバスタオルしてたのと、あざの位置が太ももに変更になってたのは仕方ない事か(原作ではあざがあるのは尻)
それでも出来るだけ原作に近いエロとふざけた雰囲気を出そうとしてる気がして好感持てるアニメであった。
雪子姫の性格が可愛くなり過ぎな事や、ツトムが空気みたいになった事など、細かい事は気にしないで観続けるさw
しかも艶靡ちゃんまで出す予定だっつーから、スタッフは本当に大丈夫なのかと思うが(さすがにあのキャラ原作通りの設定は無理だろうけどw)

今のところの不満点は、もう少し観やすい時間帯にしてほしいという事だな・・・。
関東では金曜深夜なので、そこまで大変な時間帯ではないんだが。
ま、何だかんだで、ダイナミックプロ作品は観てしまいますな。


ところで、これまた1クールなの?2クールくらいやる予定なの?
1クールだと短いのだよなあ。まあ面白けりゃいいんだが。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』も色々気になって録画見直す回数多いが、『Dororonえん魔くんメ~ラめら』も小ネタのために見直す事増えそうだ。


これが出来るなら次は『あばしり一家』をTVアニメに!w(いやそれは無理)

前も同じ事書いてたな、俺^^;



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