誰かが見ている・・・。

残りわずかになってきた私の鉄工場勤務。

卒業を指おり数えて、通勤にはげむ今日この頃です。～～～～

週１．２日の勤務とはいうものの、１年にもなってきたので、通勤タイムに同じ人を見かけるようになりました。

ながーい髪の毛をまとめもせず、ほんの少し分けただけで、リュックサックを背負って、すごい勢いで駅に向かって歩いてくる女の人。
ガンガン歩いてるって感じで。
雨の日も小雨くらいなら傘もささずにその歩調をゆるめることもない。

私の中では「元気な貞子」という愛称で処理されてます。

最初に見た時、信号待ちで待ってる私の車の横を髪をボーァアッと風で吹き上がらせながら闊歩してきたので
「ゲッ。何だ？あの人。朝からコワッ。」
と妙なインパクトがあって、人の顔を覚えられない私でも珍しく一発で覚えられた元気な貞子。
すれ違った場所が、線路ぎわの葬儀場の横という絶好のポジションだったこともある・・・。
TPOバッチリ。

それから、何度か見かけるようになって、葬儀場横につく前にすれ違ったりすると
「今日はちょっと遅くなっちゃったな」とかアクセルを踏む基準になってた元気な貞子。

先週、久しぶりに最初に見かけた「信号待ち・葬儀場横・ドンピシャ」でのすれちがいに成功（？）して
「お。いい日かも」と小さくガッツポーズ。

その時に元気な貞子がね。
髪の毛の隙間から「ジロリ」って見たんですよ。私のほうを。ひっ。

もしかして、元気な貞子も私のことを認識してたのか？？

考えると、けっこう目立つ私の車。(写真のようなやつですから。）
しかもナンバーも一発でわかるやつだし・・・。

そう思ったら、私が元気な貞子を見てる以上に、この通りを通勤してる他の人たちに見られてたのかも・・・私の車。
---カエルノクルマ、キタキタ。トカ。
中であくびしてたり、口紅塗ったりしてた私も・・・かっ？？ハナホジッタリシテナカッタカ？

同じ時間にいつも見かける人って・・・多分、相手もこっちを見てる人だと自覚しとかないといけないのか・・・。

知らないうちに、誰かの目印になってるかもしれない自分・・・。